2021年11月アーカイブ

WEBサイトのリニューアルのお知らせ




いつも当社のブログ及びWBEサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
この度、アーネストアーキテクツのWBEサイトをリニューアルすることになりましたので、ご報告させていただきます。


長きに渡り、モノトーンを基調としたデザインにパープルをアクセントカラーとしていた当社のWEBサイトのデザインを一新し、より皆様に使いやすいWEBサイトに生まれ変わります。
これまで、事例紹介や設計時のCG、プレゼンテーション時の動画はそれぞれご紹介していましたが、各詳細ページにリンクを貼ることで、当社の作品が完成する過程をより分かりやすくご覧いただけるようになります。例えば、事例紹介の詳細ページをご覧になっている際に、この作品のプレゼンテーション時の動画や設計時のCGにアクセスできるようになります。もちろん、動画やCGから実際に完成した作品の姿もご覧いただけます。
また、プロジェクトページとプレゼンのCGページを融合し、プロジェクトでご紹介している物件は、大きな画像でご覧いただけるようになります。


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現在のWEBサイト




当社に設計をご依頼されるお客様の中には、ピンタレストやインスタグラムの画像を集めてイメージを膨らませている方も多く、当社のWEBサイトにも同じような機能を備えれば、お客様の利便性につながるのではないかと思い「MY DECK」という新しいページを設けています。
この「MY DECK」は当社のサイト内にある画像を保存でき、お気に入り画像としてストックができます。また、保存した当社の画像からインターネットを使って世界中の類似画像を検索して、その画像も「MY DECK」に保存することができます。「MY DECK」で保存した画像はお問い合わせの際に添付することもできるため、当社の担当者とお客様の「理想」を共有することで、イメージに沿ったスムーズな対応が可能になります。
百聞は一見に如かずと言うように、やはりイメージは言葉だけではなく、画像で共有していた方がご提案の際に差異が生じにくいと思います。「モダン」と言っても人によって想像するイメージが異なる場合もありますし、「グレー」と言ってもライトグレーとダークグレーではその印象は大きく異なります。


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同じ「グレーを基調としたモダンなインテリア」を希望された物件のプレゼンテーション時のCG。同じ依頼でも希望するイメージが異なることも。(クリックで拡大)




そして、このブログも「コラム」に名前を変え、ブラッシュアップされます。
新たに、インテリア、エクステリア、キッチン、別荘、水の演出、こだわり、オーナーズ、の7つにカテゴライズされ、目的に合わせて読みたい記事が見つけやすくなります。当社のコラム記事はファニチャーブランドの代表やキッチンメーカーの代表など、インテリアやキッチンに精通している著名な方々にご寄稿いただいています。また、オーナーズでは当社で設計をさせていただいたお客様の取り組みなどをご紹介しており、当社で設計されるお客様はさまざまなご職業や趣味をお持ちですので、この機会にぜひご覧ください。


今回ご紹介させていただいたリニューアルに向けて、作業は佳境を迎えています。そのため、WEBサイトの更新は本日からお休みをさせていただきますので、ご了承ください。
リリース予定は12月初旬となっております。リニューアル後のWEBサイトも末永くご覧いただけると幸いです。




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住宅以外の設計「マンション併用住宅」




10月から連載を行っている"住宅以外の設計"ですが、今回が最終回となります。最終回を飾るのは「マンション併用住宅」です。
日本では新しい建物が好まれ、古い建物は年月が経過するごとに建物の価値が減ってしまうのが現状です。それは賃貸にも同じことが言え、築年数を賃貸契約をする物件の判断基準にされている方も多いと思います。そのため、建物をメンテナンスして維持するよりもいわゆるスクラップ&ビルドと呼ばれる、古い建物は壊して新鋭設備の新しい建物に建て替え、資産価値を保つ方法がスタンダードになっています。
しかし、マンションの多くに使用されている構造の鉄筋コンクリートは、正しくメンテナンスを行えば100年もつと言われるほどの、耐久性の高い建物です。環境問題対策についても取り上げられることが多くなった昨今、スクラップ&ビルドからの脱却を検討しなければならない、転換期を迎えているのではないでしょうか。それには、建物の寿命をいかに永く、時代を超えて愛される建築にしていくことが大切です。


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繰り返されるスクラップ&ビルド




そこで重要になるのが建物の付加価値です。日本の賃貸物件でも一部にヴィンテージマンションと呼ばれる、築年数が経過してもその不動産価値を落とさない建物があります。いくつかの条件があるのですが、そのひとつに"年月が経過しても見劣りしないデザイン"が挙げられています。
今回ご紹介する「マンション併用住宅」はまさに、普遍的な造形美をもつ重厚感のある作品です。


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造形美を前面に出した外観(クリックで拡大)




坂の上に林立する重厚な石壁が坂を上るにつれその存在感を際立たせ、自然石の持つ圧倒的な力強さと造形美が相まって、見る人を引き付ける悠然とした佇まいの外観。この建物は石・水・木を効果的に使用することで、オーナーが希望した都市部にありながら自然環境を取り入れ、リゾートの要素を備えた「アーバンリゾート」を叶えています。都市でも住まいに取り込むことができる光や風に水と緑を加え、仕上げ材には天然石を用いて都会ならではのラグジュアリーさをプラスしました。
3・4階にオーナー宅、1・2階は賃貸とし、共有エントランスは自然石を小端積みにした壁面に水が流れ落ちる滝を設え、その滝を臨みながら階段を上がると放射状に賃貸それぞれの玄関を配置しました。また、滝の水音はエントランスに流れるBGMとなって訪れる人びとを癒す、賃貸物件の付加価値を高める演出を行って差別化をはかりました。造形美を前面に出した外観は同一地域で一番の建物にすべく、プランニングしたデザインです。


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滝が出迎えるエントランスホール(クリックで拡大)




もちろん、オーナー宅はこれまで当社が培ってきた高級住宅の設計力を生かしたデザインで、オーナーが求める「アーバンリゾート」を具現化しています。
お車中心の生活スタイルとのことで地下に専用のビルトインガレージを設け、ガレージから3階にあるエントランスに直接アクセスできる動線です。各部屋の開口部を大きくとり、各所にバルコニーを設置した設計は、外部と内部をつなぐ架け橋になるバルコニーから都市でも味わうことのできる初雪や桜吹雪に名月など、四季折々の美しい瞬間を逃さず堪能できるように、との配慮からです。
時間に追われるような都市での生活ですが、家に帰れば暮らしの中に自然がそっと寄り添う空間なら、都会のオアシスのように住み手の安息の地となります。それは、時が経過しても変わることの無い住まいに求める本質ではないでしょうか。


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オーナー専用のビルトインガレージ(クリックで拡大)


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バルコニーを多用した間取り(クリックで拡大)




今回の連載でご紹介させて頂いたように、住宅以外の設計も多く受け賜るようになり思うことは"付加価値の重要性"です。基本的な要素を備えることは当然で、その建築は何を目的としてどんな付加価値が必要なのか。それを見極める洞察力と形にするデザイン力に技術力、それが設計事務所の力量だと思っています。
当社は、1982年に設立したアーネストホーム株式会社の設計分室としてスタートした設計事務所です。早いもので、間もなく40年の時が経過しようとしています。当社が設計した作品が、これからも時代を超えて愛されるよう、アーネストアーキテクツは努力を続けて参ります。


集合住宅の事例紹介はこちら


お問い合わせ先:0120-332-363


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住宅以外の設計「ZEBの本社ビル」




住宅以外の設計をご紹介している今回の連載ですが、今週ご紹介するのは住宅と本社ビルを同時に依頼を受けたケースです。「敷地内にある会社を道路向かいの土地を購入して移転させ、現在の敷地は自宅のみの計画としたい。」とのご要望でした。
敷地の奥に位置する自宅部分から計画を行い、本社ビルは新しいタイプのオフィスにしたいと希望されました。そこで計画したのは、建物の運用段階でのエネルギー消費量を省エネや再生可能エネルギーの利用を通じて、限りなくゼロにするという「ZEB」で叶える運用エネルギーコスト「ゼロ」への取り組みです。新時代の先駆けとなる挑戦を遂げた新本社ビルは地上3階建て。緑豊かなハス畑に向かって曲線を描き、床から天井までの大開口が特徴的なデザインになっています。


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本社ビルの外観(クリックで拡大)




外観の中央にあるメインエントランスは2層吹き抜けの空間で、ブラックガラスで仕切られた左側のエリアは社長室、応接室、会議室があるエリア。右側は給湯室や休憩室も完備されたオフィスエリアになっています。


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メインエントランス(クリックで拡大)


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応接室(クリックで拡大)




2階は工事、営業、設計など各部署のエリアがガラスで仕切られた見晴らしの良いオフィス。
地下水を熱源としたヒートポンプ式空調を導入し、地下水温度は外気温度より夏は低く、冬は高いため冷暖房に効率的です。十字にデザインされたLED照明と照明制御でさらなるエネルギー消費の削減を実現。緩やかに弧を描く大開口から光を取り入れ、昼光利用による照度の最適化を図っています。


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2階のオフィス(クリックで拡大)


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曲線の大開口が緑豊かな景色をとらえる(クリックで拡大)




最上階の3階は多目的ホールがあり、セミナーや懇親会なども行える広々とした空間。
使用エネルギーや室内環境を監視・把握し、省エネルギーを管理するBEMSにより、より効果的な省エネ、省CO2、省コストを叶えています。この他、社員の多くが自動車通勤のため広い駐車場を設けており、電気自動車の充電ステーションも完備しました。会社が率先して取り組むことで、自家用車を電気自動車に切り替える社員が増え、環境への取り組みを行いやすいようにサポートしています。


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3階の多目的ホール(クリックで拡大)




今回は、当社が設計した「本社ビル」をご紹介させて頂きました。この本社ビルは環境省が推奨する「ZEB」(Net Zero Energy Building)を取り入れた計画で、快適な室内環境を実現しながら建物で消費する年間の一次エネルギーの収支を限りなくゼロにすることを目指した建物となっています。
2015年12月に、ZEBの明確な基準が提示されたZEBロードマップが、経済産業省から公表されたことを受けて、ZEBを取り入れたこの本社ビルが完成したのは2017年の3月です。
オーナーにも「電気の使用量がとにかく減った。特にFIT LCによる大幅な削減効果を感じている」と、喜ばれています。これらの効果により、運用開始から1年が経過した段階での年間の1次エネルギー削減率は、平均で130~140%に達しているとのこと。
当社は最先端の技術をいち早く取り入れ、常に時代をリードする存在でありたいと努力を重ねています。今回ご紹介した本社ビルもそのひとつです。


来週で最終回を迎える"住宅以外の設計"ですが、最終回は高級住宅の設計で培ったデザイン力をフル活用した「マンション併用住宅」をご紹介致しますのでお楽しみに!


商業施設の事例紹介はこちら


お問い合わせ先:0120-332-363


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