CONCEPT
「庭で子どもたちが遊べる家をつくりたい」というご希望を形にした住まいです。計画地は、道路面から約1.8メートルの高低差のある敷地条件。他のハウスメーカーからは、道路から階段で1階レベルまで上がり、玄関を設ける計画を提案されていましたが、お施主様はその空間の使われ方に物足りなさを感じておられました。
そこで、スロープで地下の駐車場へと下りる動線の中に玄関を組み込むアイデアを提案。この住宅地は法的な制限や景観のルールが厳しく、道路側の緑化面積の確保も求められていましたが、このアプローチ計画はその点でも有効な解となりました。
敷地の高低差を活かした地下にはプレイルームや書斎を配し、喧騒から切り離された空間の中で趣味や仕事に没頭できる構成に。1階や2階は、開口部から都市の緑を借景として取り込み、清々しく開放的に暮らせる空間としました。1階のLDKからはプライバシーの守られたテラスへとシームレスに繋がります。日当たりの良い南東側に緑豊かな庭とテラスを確保し、お子様が安心して遊べる空間としました。LDKからはお子様の遊ぶ姿と瑞々しい緑が自然と視界に入り、健やかな日々の暮らしを支えています。高低差を活かした設計により、お施主様のご要望をかたちにした住まいです。