モダンハウスとは?素材の選び方と費用計画で後悔しない家づくりをするポイント
2025.6.19
注文住宅のデザイン
Earnest architects
モダンハウスの特徴や代表的なデザインスタイル、設計時に注意すべきポイントをわかりやすく解説。アーネストアーキテクツが手がけたモダンハウスの実例もあわせてご紹介します。デザイン性と機能性を兼ね備えたモダンハウスを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
モダンハウスとは?
モダンハウスとは、無駄を省いたシンプルなデザインと、機能性を兼ね備えた住宅スタイルのことを指します。直線的なデザインや開放感のある空間設計、そしてコンクリートやガラス、金属など無機質な素材を取り入れた構成が特徴です。装飾を抑えた美しい外観や、自然光を取り入れた明るい室内空間は、時代に左右されない普遍的な魅力を持ち、長く愛される住まいとして注目を集めています。
モダンハウスの特徴
ここでは、モダンハウスに共通する代表的な特徴を3つの視点から詳しくご紹介します。
シンプルで直線的なデザイン
モダンハウスの最大の特徴は、無駄を削ぎ落としたシンプルで直線的なデザインです。外壁や内装のラインは水平・垂直を基調とし、窓枠や巾木などのディテールも極力目立たないように設計されます。
屋根の形状もフラット屋根や片流れ屋根が多く、シャープかつ洗練された印象を与えます。こうした直線的なデザインにより、室内空間はすっきりと見え、視覚的な広がりを感じやすくなります。
落ち着いたカラーリング
モダンハウスでは、使用する色の数を抑え、落ち着いたカラーで統一するのが一般的です。モノトーン(白・黒・グレー)をベースに、ベージュやブラウンなどのニュアンスカラーを取り入れることもあり、上質で落ち着いた雰囲気を演出します。
色数を2〜3色程度に絞ることで空間に統一感が生まれ、視覚的にも美しく、住まい全体に洗練された印象を与えます。
無機質な素材の活用
モダンハウスでは、金属やガラス、コンクリートなどの無機質な素材を用いて、スタイリッシュで現代的な空間を演出しています。これらの素材は視覚的な美しさだけでなく、耐久性やメンテナンス性にも優れている点が魅力です。例えば、以下のような使い方があります。
●階段に鉄骨を採用する
●パーテーションにガラスを使用する
●照明器具にスチール素材を選ぶ
●壁面にコンクリート打ち放しを取り入れる
無機質な素材は、クールで都会的な雰囲気を好む方に最適です。ただし、場合によっては冷たく感じることもあります。もう少しやわらかさや温かみを加えたい場合は、木材やタイル、レンガなどの素材をバランスよく組み合わせることで、空間に程よいぬくもりとやさしさが生まれます。
モダンハウスの種類とは?代表的な5つのスタイルをご紹介
一口に「モダンハウス」といっても、さまざまな種類があり、デザインの好みやライフスタイルに合わせて、自分にぴったりのテイストを選ぶことができます。
ここでは、代表的なモダンハウスの種類として、以下の5つをご紹介します。
●シンプルモダン
●和モダン
●ナチュラルモダン
●ミッドセンチュリーモダン
●インダストリアルモダン
それぞれの特徴を知ることで、理想のモダンハウスをより具体的にイメージできるはずです。
シンプルモダン
シンプルモダンは、白・黒・グレーといった無彩色を基調とし、色数を抑えたカラーリングの現代的な住宅スタイルです。アイアンやスチール、ガラスなどの無機質な素材を取り入れることで、スタイリッシュで上質な空間が演出されます。
直線的なデザインや装飾を控えた空間構成により、洗練された飽きのこない住まいが実現します。モダンハウスの中でも、最もミニマルな美しさを求める方におすすめのスタイルです。
和モダン
和モダンは、日本の伝統美と現代建築を融合させたスタイルです。漆喰や無垢材、竹などの自然素材を取り入れ、静謐で落ち着いた空間をつくり出します。
和室や畳といった和の要素をベースにしながら、収納(クローゼット)や照明などの要素はモダンにアレンジされ、使い勝手にも優れています。配色も黒や木材の淡色、アースカラーでまとめることで、洗練された和の佇まいに。
古民家のリノベーションとは異なり、新築住宅で「和の趣」を楽しみたい方に人気のモダンスタイルです。
ナチュラルモダン
ナチュラルモダンは、モダンな直線的デザインに自然素材の温もりを組み合わせたスタイルです。アイボリーやベージュ、ブラウンなどのニュアンスカラーと、木材や石材といった自然素材を組み合わせてモダンな空間に柔らかさを取り入れます。
シンプルでありながら親しみやすく、家族がリラックスできる空間づくりに最適です。使い込むほどに風合いが増す素材の経年変化も楽しめるため、長く愛着を持って暮らせるのも魅力のひとつです。
ミッドセンチュリーモダン
ミッドセンチュリーモダンは、1940年代から1960年代のアメリカで生まれたスタイルで、レトロ感と近代デザインが融合した独自の雰囲気が魅力です。シンプルで実用的なデザインをベースに、プラスチックやグラスファイバーなどの人工素材と木材などの天然素材を組み合わせて空間を構成します。
また、ビビッドカラーをアクセントに取り入れるのも特徴で、遊び心と個性をプラスできます。現代的なモダンハウスに、ヴィンテージテイストを加えたい方におすすめのスタイルです。
インダストリアルモダン
インダストリアルモダンは、工場や倉庫を思わせる無骨でクールな雰囲気を持つスタイルです。コンクリートやスチール、配管などの素材をあえてむき出しにして使用し、ラフでありながら洗練された空間を演出します。
高い天井や大きな窓を採用することで開放感を出し、ヴィンテージ家具や古材と組み合わせれば独自の味わいを表現可能です。力強さと洗練が共存する、個性的なモダンハウスを求める方に適しています。
モダンハウスにするメリット
注文住宅でモダンハウスを選択すると、さまざまなメリットがあります。スタイリッシュなデザインだけでなく、機能性や暮らしやすさの面でも優れており、長く快適に暮らせる住まいを実現できます。
ここでは、モダンハウスの主なメリットとして、以下の4つのポイントをご紹介します。
●ライフスタイルに合わせて自由に設計できる
●機能性が高く、快適な住空間を実現できる
●高いデザイン性により非日常感を味わえる
●高性能・普遍的なデザインで資産価値が維持しやすい
ライフスタイルに合わせて自由に設計できる
モダンハウスの大きなメリットの一つは、自由度の高い設計が可能なことです。無駄な装飾を省いたシンプルなデザインは、空間をすっきりと見せるだけでなく、広々とした間取りを実現しやすいという利点があります。家族構成やライフスタイルに応じて、柔軟に空間を構成できるのも大きな特徴です。
例えば、リビングとキッチンを一体化させた開放的なLDKにしたり、ワークスペースや趣味部屋を取り入れたりと、多様なレイアウトが可能です。また、和モダンのスタイルであれば、モダンな設計の中に和室や畳スペースを違和感なく取り入れることもできます。
さらに、ライフステージの変化に合わせて間取り変更がしやすい構造にしておくことで、長く快適に暮らせる住まいをつくることができます。
機能性が高く、快適な住空間を実現できる
見た目の美しさだけではなく、高い機能性を備えている点もモダンハウスの大きなメリットのひとつです。特に、高断熱・高気密な構造により、外気の影響を受けにくく、室内の温度は一年を通じて快適に保ちやすくなっています。その結果、冷暖房効率が高まり、エネルギー消費の削減にもつながります。
さらに、遮音性の高い素材を取り入れることで、外部の騒音を抑えた静かな住環境を実現しでき、より快適で心地よい暮らしが可能です。このように、機能性を備えた住宅は、長期的な視点でも暮らしやすく、環境にも家計にも優しい選択といえます。
高いデザイン性により非日常感を味わえる
ホテルライクな内装、ゆとりある間取り、スタイリッシュで遊び心のある設計などの洗練されたデザインによって、日常の暮らしを特別な空間に演出できる点もモダンハウスの大きな魅力です。
そのため、モダンハウスは別荘やセカンドハウスとしても選ばれるケースが多く、住まいに癒しや開放感を求める方にもおすすめです。自然素材や照明演出をうまく取り入れれば、まるでリゾートに滞在しているかのような心地よさを味わうことができます。
高性能・普遍的なデザインで資産価値が維持しやすい
モダンハウスは、その普遍的なデザインと高い機能性により、中古市場でも高い人気があります。
とくに、高断熱・高気密といった性能面は、購入希望者からの評価も高く、将来的に売却を検討する際にも資産価値を維持しやすい点が魅力です。
見た目の美しさだけでなく、長く快適に住み続けられる性能を備えているからこそ、時間が経っても住まいとしての価値が損なわれにくい点も、モダンハウスの大きなメリットといえます。
モダンハウスを建てる際に押さえておきたい6つのポイント
ここからは、後悔のないモダンハウスを建てるために知っておきたい「注文住宅の設計ポイント」を6つにまとめてご紹介します。
●シンプルで洗練された外観デザイン
●窓は採光とデザイン性を両立させる
●素材と色にこだわる
●照明計画と家具で空間を高める
●デザイン性と実用性のバランスに注意する
●建築家や専門家の意見やアドバイスを聞く
シンプルで洗練された外観デザイン
モダンハウスを設計する際は、直線的なラインと無駄を省いた構成によって、外観にもモダンな印象を取り入れることが大切です。例えば、フラットな屋根や、窓・玄関のラインを整えることで、統一感のある外観に仕上がります。また、白・黒・グレーなどの落ち着いたカラーを用いると、上質で都会的な雰囲気に仕上がります。
ただし、モダンハウスはシンプルにし過ぎてしまうと単調な印象を与えることも。素材の質感やバランスに工夫を加え、さりげないアクセントを取り入れることで、表情豊かな外観が生まれます。
窓は採光とデザイン性を両立させる
モダンハウスにおいて、窓は単なる採光や通風のためだけではなく、外観と内観の印象を大きく左右する重要なデザイン要素です。縦長や横長のラインを意識した窓の配置は、すっきりとした印象を与え、洗練された雰囲気に仕上がります。
また、小さな窓をリズムよく配置したり、あえて大きな開口部を設けたりすることで、個性的でモダンな印象に仕上げることができます。
外からの視線や光の入り方にも配慮することで、プライバシーを確保しながら開放的な空間に仕上げることも可能です。窓の形や位置、サイズにこだわれば、シンプルな建物にも奥行きと立体感を加えられます。
素材と色にこだわる
モダンハウスは、使用する素材によって見た目の印象が大きく変わります。例えば、外壁にコンクリートを使えば無機質でスタイリッシュな印象に、木材を取り入れると柔らかさや温かみがある印象を加えられます。異なる素材を組み合わせれば空間にアクセントを与えられ、見る人の目を引く魅力的な外観になります。素材の持つ質感を生かしながら、外観と内装を調和させることで、統一感のある住まいに仕上がります。
さらに、色の選び方も重要です。黒や白、グレーといったモノトーンはクールで洗練された印象を、ベージュやグレージュなどのニュアンスカラーは落ち着きと柔らかさを演出します。
設計段階から素材と色の選定にこだわることで、長く愛着を持って暮らせるモダンハウスを実現できます。
照明計画と家具で空間を高める
モダンハウスの魅力を引き立てるためには、照明や家具の選定も重要な要素です。特に照明器具を床や壁、天井などの建築構造に組み込む建築照明を取り入れることで、すっきりとした印象を与えられます。照明器具が目立たないため空間が一体化し、柔らかく優しい光が、高級感を演出します。
家具も同様に、直線的で無駄のないデザインのものを選ぶと、モダンな空間に調和しやすくなります。家具の素材や色合いを内装と合わせることで、空間全体に統一感が生まれます。
モダンハウスで使用する照明や家具には空間を引き立てる存在として主張し過ぎずないものを選び、トータルバランスを考えることがポイントです。
デザイン性と実用性のバランスに注意する
モダンハウスは美しいデザインが魅力ですが、見た目を優先し過ぎると実用面に支障が出ることもあります。例えば、収納が足りなかったり、家事動線が非効率だったり、暮らしやすさが損なわれるケースも見受けられます。
そのため、モダンハウスの設計をする際には、デザイン性と実用性のバランスを意識することが大切です。必要な収納力を見極め、回遊性のある動線を確保するなど、日常の使いやすさに配慮した工夫を取り入れましょう。
建築家や専門家の意見やアドバイスを聞く
理想のモダンハウスを実現するためには、設計事務所のデザイナーや建築士といった専門家の意見を取り入れることが大切です。モダンな住まいは一見シンプルに見えますが、その裏には高度な設計技術や素材選びのセンスが求められます。
専門家と丁寧に打ち合わせを重ねることで、見た目も住み心地も妥協しない理想のモダンハウスが叶えられます。
モダンハウスの外観デザインを成功させる秘訣
モダンハウスの外観デザインを成功させるには、造形の美しさに加え、周囲の環境との調和が求められます。建物のボリュームや配色を街並みとバランスをとり、植栽や外構を効果的に取り入れることで、モダンスタイル特有の洗練された印象がより際立つデザインとなります。
印象的な外観にはファサードのデザインが重要で、水平・垂直ラインの取り方や開口部の大きさ、素材選びが鍵になります。凹凸の付け方や庇の深さ、ガラスの配置まで計画的に整えることで、シンプルでありながら奥行きのある表情を生みます。
また、夜間の美しさを支えるのが照明計画です。ライン照明やウォールライトで輪郭や素材感をさりげなく強調し、植栽を照らす灯りを加えることで、立体感や美しい陰影によって上質な雰囲気が漂います。計算された光の演出こそ、モダンハウスの品格を高める要素となります。
外観は住まいの第一印象を決定づける部分。環境との調和、ファサード構成、照明計画を的確に組み合わせることで、昼も夜も美しいモダンハウスが完成します。
モダンハウスの素材選び:質感と機能性を両立するポイント
モダンハウスの外観を美しく仕上げるためには、素材そのものが持つ質感と機能性の見極めが大切です。代表的な素材のコンクリート、スチール、ガラスは、直線的でミニマルなデザインを引き立てるうえ、耐久性にも優れています。例えばコンクリートは、無機質で力強い印象を与えるだけでなく、遮音性や耐火性にも優れており、モダンハウスの重厚感を演出できます。スチールはフレームとして構造美を際立たせるのに適しており、ガラスの透明感と組み合わせることで、軽やかで開放的な外観をつくることができます。
一方で、自然素材をモダンに取り入れる方法も効果的です。木材や石材は温かみを加えつつ、素材のコントラストによって外観に深みが生まれます。木ルーバーをアクセントとして取り入れたり、石材をポイントで使ったりすることで、モダンハウスが単調にならず、自然と調和した豊かな表情を演出できます。
また、仕上げ材の選定ではメンテナンス性も重要な視点です。塗装仕上げや金属パネル、タイルなどは、耐候性や汚れにくさが異なるため、立地条件や希望するメンテナンス頻度に合わせて選ぶことが求められます。定期的な手入れがしやすい素材を選ぶことで、モダンハウスの美しさを長く保つことができます。
予算内で理想のモダンハウスを実現するための費用計画
理想のモダンハウスを予算内で実現するためには、どの工程にコストがかかりやすいのかを把握し、適切に調整することが重要です。モダンデザインは大開口やスケルトン構造、特注の造作家具などが採用されやすいため、一般的な住宅よりもコストが上がる傾向があります。必要以上に複雑な構造を避けたり、素材の組み合わせを工夫したりすることで、デザイン性を損なわずにコストを抑えることができます。
モダンハウスは「シンプルモダン」「和モダン」「ラグジュアリーモダン」などスタイルによっても費用相場は異なります。シンプルモダンは比較的コストを抑えやすく、素材や構造を洗練させるほど費用は上昇します。一方、高級素材を多用するラグジュアリーモダンなどは、全体の予算が高くなる傾向があります。希望するスタイルの特徴を理解し、優先順位をつけながら予算配分を検討することが大切です。
また、建築家と進める場合は、初期段階で「理想」と「現実的なコスト」をすり合わせるプロセスが欠かせません。建築家は構造や仕上げ材の選択によるコスト差を熟知しているため、予算に応じて最適な代替案を提示してくれます。後から大きな変更が発生すると予算超過につながりやすいため、初期の計画段階で要望を明確にし、優先順位を共有しておくことが有効です。
予算やスタイルの方向性を整理しながら進めることで、無理のない費用計画のもと、理想のモダンハウスを実現することができます。
失敗しないモダンハウスの間取りと動線設計
モダンハウスを快適に仕上げるためには、間取りや動線計画が欠かせません。とくにモダンスタイルは開放感やミニマルな美しさが重視されるため、空間のつながりや視線の抜け方に配慮することで、より洗練された住まいを実現できます。
まず、開放感を最大限に引き出すために効果的なのが吹き抜けの活用です。リビングや玄関に吹き抜けを設けることで、縦方向の広がりが生まれ、モダンハウスの特徴である伸びやかな空間を演出できます。大開口と組み合わせれば、自然光が立体的に入り、昼間の明るさや軽やかな雰囲気が一段と高まります。
また、直線的なデザインを基調とするモダンハウスでは、生活動線もシンプルで無駄のない構成が適しています。玄関からリビング、キッチンへとスムーズにつながる動線や、回遊動線のある間取りにまとめることで、日々の使い勝手が向上します。
視覚的なノイズを排除するためには、収納計画も非常に重要です。造作収納を壁面に溶け込ませたり、動線上に適切な収納を配置したりすることで、生活感の出やすいアイテムをすっきりと隠すことができます。収納計画が整っているだけで、空間がよりミニマルに見え、モダンハウスの美しさを長く維持することができます。
間取り、動線、収納のバランスを丁寧に整えることで、デザイン性と暮らしやすさを兼ね備えたモダンハウスが完成します。
長く快適に住むためのモダンハウスのメンテナンスと注意点
コンクリートや金属など無機質な素材も経年変化は起こるため、撥水材の塗布や定期的な洗浄で美観を保つことがポイントになります。
大開口の多いモダンハウスでは、複層ガラスやLow-Eガラス、遮熱フィルムなどを取り入れると、デザインを損なわずに断熱・遮熱性能を確保できます。
モダンハウスは見た目の美しさが際立つため、機能面が後回しになりがちです。計画段階で次の点を確認しておくと、住んでからの後悔を防ぎやすくなります。
- 【機能性のチェックリスト】
- ●収納は十分か、生活動線と矛盾していないか
●機器類の点検スペースが確保されているか
●将来のメンテナンス費用が想定できているか
●大開口や吹き抜けによる冷暖房負荷が適切に計画されているか
●掃除しにくい場所が生まれていないか(高所の照明など)
これらを事前にチェックすることで、デザイン重視のモダンハウスであっても、機能性と快適性を両立した住まいに仕上がります。
モダンハウスの事例3選
ここからは当社、アーネストアーキテクツが手掛けたモダンハウスの事例を3つご紹介します。モダンハウスを建てようと考えている方は、ぜひ建築のデザイン性やコンセプトを参考にしてみてください。
事例1:プライバシーを守る箱
こちらの作品は、異なる素材を用いた縦横に伸びる直線がファサードに立体感を与えるデザインが印象的なモダンハウスです。外観は異素材を組み合わせた直線が特徴で、広い軒や視線を遮る工夫によりプライバシーにも配慮。無機質なミニマルデザインだからこそ、シンプルな直線に美しさが宿る、意匠性を追求した住まいです。
事例2:優しい光が満ちる家
こちらの作品は、自然光を取り込む工夫が随所に施され、空間全体に心地良い光が広がる和モダンの要素を加えたモダンハウスです。ダイニングキッチンには大きな窓を設けつつ、バルコニーを低い外壁で囲い、外部からの視線を遮断。 内装では木材に黒のアイテムを加えて、落ち着きのある和モダンテイストに仕上げました。
事例3:都市に建つリゾートハウス
白を基調に洗練されたシンプルモダンなデザイン。単なる白の統一ではなく、構造の美しさにこだわった住まいです。動線上の各所から愛車を眺められるよう設計され、LDKは全開口サッシでプール付きテラスと一体化。主寝室からも水景を楽しめる、非日常的なリゾート空間を実現しています。
まとめ【モダンハウス】
モダンハウスは、シンプルで洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えた、現代のライフスタイルにマッチした住まいです。見た目の美しさだけでなく、快適で実用的な空間を実現できます。
また、設計段階からプロのアドバイスを取り入れ、デザイン性と暮らしやすさのバランスを意識することが、長く愛せる住まいづくりのポイントです。
私たち「アーネストアーキテクツ」は各分野の専門家がプロジェクトごとに最適なチームを組む「組織設計」によって、お客様の想像を超える作品を生み出しています。
「自分たちらしい理想のモダンハウスを建てたい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。