バスタイムを楽しむバスルーム 「円形のバスタブ」
2021.10.4
こだわり
Earnest architects
バスタイムを楽しむバスルーム 「円形のバスタブ」
先週は、台風16号の影響を受けた地域もありましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?台風による豪雨や強風は、雨風の音や木々がしなる様子に不安な気持ちを抱かれる方も多く、特にお子様はその影響も大きいと思います。
そんな、少し心配な時や不安な夜は、家族みんなでお風呂に入ってはいかがでしょうか?家族みんなで温かいお風呂にわいわい入れば、ナーバスになっていた心もゆっくりと解けていきます。
そんな複数でバスタイムを楽しむ時、円形のバスタブは最適です。もちろん、一人でゆったりと寛ぐこともできます。
今回のバスルームは「円形のバスタブ」にスポットをあててご紹介したいと思います。
はじめにご紹介するのは、フローリングのような木目調のタイルが特徴的なバスルームで、目地が空間に奥行きを与えています。インテリアとコーディネートしたヘッドレストもあり、バスタイムをゆったりと寛げますね。また、洗い場の天井に設けたトップライトが縦方向の抜け感を与え、天井の厚さに重厚感を感じます。ラウンドバスとリンクする円形のトップライトから落ちる光が、森林に差し込む木漏れ日を連想させるデザインです。
続いてご紹介するのは、富士山を眺められる別荘のバスルームです。このロケーションに一目惚れしたオーナーが即決した敷地の環境を最大限に生かすため、富士山はLDKの大開口と寝室、そしてこのバスルームからも眺められるように緻密な計算が行われました。それぞれの部屋で角度の違う富士山を楽しめます。
円形のバスタブなら家族で入ることも可能なため、まさに旅館の家族風呂のように、雄大な景色を家族と一緒に眺めることができるバスルームとなっています。
最後にご紹介するのは、まるでホテルのスイートルームにあるようなバスルームです。広々としたドレッシングルームのライトアップされたディスプレイラックにはお気に入りのアメニティが並び、奥にあるバスルームとはガラスで仕切られているため、ドレッシングルームとバスルームが一体感を生んだ、ホテルライクなつくりとなっています。
円形のバスタブと合わせた間接照明がリンクするデザインで、間接照明の光がバスタブをやさしく包み込みます。また、2階バスルームから自宅の中庭を眺められ、グリーンと青空を眺めながらバスタイムを楽しめます。
今週は、円形のバスタブがあるバスルームをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
バスタブには円形の他、ストレートやスクエアと言われる長方形にオーバルと呼ばれるたまご型、コーナーを生かした扇形などさまざまございます。どんな形状が好みなのか、どんなサイズがお体にフィットするのか、どんなインテリアにしたいのか、皆様の理想のバスルームを一緒に検討できたら幸いです。
次回は、バスルームの連載を締めくくるのにピッタリな「露天風呂」をご紹介します。最終回も、ぜひご覧ください。
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