CONCEPT
自宅の隣の土地を購入したオーナー。築12年の自宅を取り壊して新築を建てるか、購入した土地にゲスト棟を建てて自宅とつなげるか迷われていたが、建て替えるなら終の棲家としたいので贅沢な邸宅にとの希望を受けた。オーナーの趣味の車、料理、お風呂が楽しめる空間があり、お子様が希望したシアタールームとフォーマル空間が必須の家。敷地の段差を利用した半地下と1Fはプライベートゾーン、2Fをフォーマルゾーンとした地下1階地上2階建て。3方が道路なので外観は、道路に向かって大きな曲線を描いて向かい側の緑をさまざまな角度から眺められるが、道路からは内が見えない設計とした。地階は5台の駐車スペースを確保したガレージとシアタールーム、プレイルーム、ホームジムがある遊びの空間。1階は家族の居室があり、2階はLDKと和室に開放的な水回りとバルコニーがある。キッチン、ダイニング、リビングを直線状に配置し、建物のカーブに沿ったカウンターが空間を繋ぎ、伸びやかさを強調する。