CONCEPT
高貴でエレガントなお城のような住まい。「自分は派手好きなので、訪れたゲストが驚くような家にしたい。」と希望されたオーナー。そのため、エントランス扉を開けた瞬間から別世界が広がるプランとした。エントランスで待つゲストを2階の渡り廊下から出迎え、階段を下りて迎えたいとの希望を受けて具現した空間は、中世ヨーロッパの貴族が暮らした住まいのように華やか。深紅の絨毯と鋳物の手摺が豪華な螺旋階段のカーブに沿うように曲線を描く壁が、空間に広がりを与える。エントランスの先にあるフォーマルリビングは、舞踏会にタイムスリップしたかのような2層吹き抜けの煌びやかな空間は、2階のホールとつなげ、コミュニケーションが図れる設計に。隣接するキッチンはプロのシェフが調理できる本格的な仕様。1階はエントランス、フォーマルリビング、キッチン、和室があり、2階はプライベートなLDKがある。3階は家族の居室と水回り。屋上は人工芝を敷いたルーフバルコニーが広がる、オーナーが持つ世界観を忠実に具現する住まいが完成した。