ゲートのある家
RESIDENCE
RESIDENCE
- LOCATION :
- 東京都
- STRUCTURE :
- RC
COMPUTER
GRAPHICS01
閑静な住宅街に柱と梁が連続した構造体の都市型住宅に「門」をデザインしたプラン。門は古来より家の顔であり、異空間への入り口の意味を持つ。そんな「門」を外界とプライベート空間である住空間の接点としている。都市型住宅の典型でもある、周囲の環境と遮断されプライバシーが守られた空間構成とは異なり、ゲートの奥行きにより外界と空間を共有しながら、居住空間をつくることを目指した計画。CGからもその印象的なフォルムを確認できる。
COMPUTER
GRAPHICS02
外部エントランスを入るとインナーアプローチを抜け、エントランスにたどり着く。その過程をゲートをくぐることで外部と内部を別けた。正面に階段のある4層吹き抜けのエントランスホールは、光を拡散させる役割を担う、光の柱として機能する。日中は白い列柱の隙間から多くの自然光を取り込み、光が日時計のように時間の変化を映し出す。夜は美しい照明計画で、昼とは違った表情を見せる。CGは昼と夜で描かれ、こちらのCGはナイトシーン。アッパーライトやダウンライトによる照明計画が伺える。
COMPUTER
GRAPHICS03
室内インテリアのCG。バルコニーとつながるリビングは、開口部をフルオープンにできる折れ戸を採用。リビングダイニングはアイボリーとダークブラウンを基調とした落ち着きのあるインテリアに。
COMPUTER
GRAPHICS04
フォーマルダイニングからキッチンを見たCGは、「クランカー」のシャンデリアまで再現された。当初、キッチンはリビングダイニングと仕切った独立キッチンを想定していたが、空間の広がりが遮断されるため、完成時は折衷案のセミクローズが採用された。