名古屋にある高級住宅街とは? 白壁や八事、南山町などの魅力を徹底解説
2026.2.3
高級住宅街
Earnest architects
名古屋市の高級住宅街には、「南山町」や「八事」に代表される落ち着いた邸宅街、文教性の高い住宅エリアは、利便性だけでは測れない「名古屋らしい上質な暮らし」を体現しています。
本コラムでは、白壁(しらかべ)・八事(やごと)・南山町・覚王山・星ヶ丘を中心に、名古屋市を代表する高級住宅街の特徴や魅力をご紹介します。これから住まいを検討される方はもちろん、資産価値や街の将来性を重視したい方にとっても、エリア選びの指針となる内容をお届けします。
名古屋にある代表的な高級住宅街
名古屋は東海地方の中心都市として発展し、2025年11月1日時点の推計人口は233万9,756人に上ります(※)。産業・経済・文化の各分野において中京圏の中枢都市としての役割を担い、多くの人々が行き交う豊かな都市環境が形成されています。
名古屋市には、長い時間をかけて形成されてきた格式ある高級住宅街が点在しています。これらのエリアは、単に地価が高いというだけでなく、歴史的背景や街並みの美しさ、住環境としての成熟度が評価されてきました。都心への利便性を確保しながらも、落ち着いた暮らしを実現できる点が、名古屋の高級住宅街の大きな特徴です。
例えば、武家屋敷の面影を残す白壁エリアは、低層で統一感のある街並みが守られ、名古屋を象徴する邸宅地として知られています。一方、八事や南山町は丘陵地に広がり、緑と高低差が生み出す開放感と静謐さが魅力です。覚王山や星ヶ丘は、洗練された商業施設や文化施設が身近にあり、都市性と住宅地としての落ち着きを併せ持っています。
※参考:名古屋市.「名古屋市の人口について」.https://www.city.nagoya.jp/shisei/toukei/1003703/1003706/1034251.html ,(2025-11-20).
東区|白壁(しらかべ)・主税町(ちからまち)・橦木町(しゅもくちょう)
白壁・主税町・橦木町は、名古屋市東区に位置する、名古屋を代表する格式高い高級住宅街です。江戸時代には尾張藩の上級武士が屋敷を構えていた由緒ある土地で、武家屋敷の面影を残す街並みが現在も大切に受け継がれています。
名古屋は第二次世界大戦の空襲により甚大な被害を受けましたが、白壁一帯は奇跡的に街の区画や歴史的建造物が残り、その価値が認められて町並み保存地区に指定されています(※)。石垣や塀、門構えを備えた低層住宅が連なり、歴史的景観と静謐な暮らしが調和する環境は、長く富裕層から選ばれてきました。主税町や橦木町においても、もまた、道路幅や敷地にゆとりがあり、街全体に落ち着いた品格が漂っています。
交通面では、名鉄瀬戸線の東大手駅が最寄り駅となり、北側エリアでは清水駅も利用可能です。栄駅へは一駅または二駅と近く、名古屋市内の主要エリアへ速やかにアクセスできます。さらにエリア北側には、地下鉄並みの運行本数を誇る基幹バスが通り、移動手段の選択肢が広がっています。
教育環境も充実しており、名古屋文化幼稚園、ゼンヌ幼稚園、若松幼稚園といった名門幼稚園に加え、金城学院中学校・高校、県立明和高校および附属中学校など、教育水準の高い学校が集積しています。この一帯は、文教地区としての性格も色濃く、落ち着いた学びの環境を求める家庭からも支持されています。
日常の買い物施設は多くありませんが、高級食材を扱うヤマナカ白壁フランテがあり、上質な食生活を支えています。栄エリアまで足を延ばせば、多彩な商業施設が利用でき、落ち着いた住環境と都市利便性を両立できる点も白壁・主税町・橦木町エリアの大きな魅力といえるでしょう。
※参考:名古屋市.「白壁・主税・橦木町並み保存地区」.https://www.city.nagoya.jp/kankou/rekishi/1017254/1017258.html ,(2025-10-16).
昭和区|八事(やごと)・南山町
八事は、名古屋市昭和区と天白区にまたがる、自然と落ち着いた住環境が調和した高級住宅街です。八事山興正寺の門前町として発展し、明治以降は環境の良さから別荘地として評価され、現在の住宅地の基盤が築かれました。第一種低層住居専用地域が多く、緑に包まれたゆとりある街並みが守られています。
地下鉄名城線・鶴舞線が利用でき、都心へのアクセスにも優れる一方、坂が多く、車移動が主となるエリアです。名城大学や中京大学などが近く、文教地区としての側面も持ち、教育意識の高い家庭に選ばれてきました。
南山町は、八事の南側に広がる丘陵地に形成された、名古屋有数の邸宅街です。戦後に別荘地として開発され、現在では中部地方を代表する財界人が暮らす街として知られています。風致地区に指定されており、建蔽率や高さ制限、緑化義務などの規制によって、自然と建築が調和した景観が維持されています。
交通利便性や買い物環境、教育・文化施設も整い、落ち着きと品格を重視する層から高い支持を集める住宅地です。
南山町の周辺は風致地区に指定されており、建蔽率を30%以下にする、敷地面積の30%を緑化する、建物の高さを10m以下にするといった規制があります(※)。これらの取り組みにより、自然と建築が美しく調和する景観が維持され、ゆとりある暮らしが守られています。
※参考:名古屋市.「風致地区内建築等の許可申請」.https://www.city.nagoya.jp/jigyou/douro/1026345/1011716.html ,(2025-10-16).
千種区|覚王山・星ヶ丘
覚王山は、名古屋市千種区に位置する、文化と都市性が調和した高級住宅街です。街の象徴である覚王山日泰寺を中心に、商店街やカフェ、レストランが集まり、日常の利便性と洗練された雰囲気を併せ持っています。地下鉄東山線・覚王山駅から栄や名古屋駅へのアクセスも良好で、都心近接でありながら落ち着いた暮らしが叶うエリアです。駅南側の丘陵地は、明治以降に別荘地として発展し、自然と歴史が重なり合う街並みが形成されています。教育環境や歴史的建造物も多く、知的な空気感が街全体に漂っています。
星ヶ丘は、千種区東部に広がる、教育・文化・自然が調和した高級住宅街です。星が丘テラスや星ヶ丘三越を中心に、洗練された商業環境が整い、街全体に落ち着いた都市景観が広がっています。周辺には有名大学が集まり、文教エリアとしても評価が高い地域です。東山動植物園や東山スカイタワーなど、自然や眺望を楽しめる施設も身近にあり、豊かな日常を支えています(※1~2)。地下鉄東山線を利用すれば、都心への移動もスムーズで、利便性と住環境のバランスに優れた街といえるでしょう。
また、覚王山・星ヶ丘・八事などの周辺一帯の文教地区では、用途地域や風致地区の指定により、低層住宅を中心とした街並みが守られているケースが多く、騒音や過度な商業化が抑えられています。結果として、子育て世代だけでなく、静かな環境で長く暮らしたい層にも選ばれるエリアとなっています。
※1参考:東山動植物園.「コアラ来園40周年記念イベント」.https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/calendar/2024/09/post-1734.html ,(参照2025-12-22).
※2参考:東山スカイタワー.「スカイタワーについて」.https://higashiyamaskytower.jp/about ,(参照2025-12-22).
瑞穂区|南山町・弥富町
名古屋市瑞穂区に広がる南山町・弥富町は、落ち着きと品格を備えた高級住宅街として知られています。なかでも南山町は行政区としては瑞穂区と昭和区の両方にまたがるエリアで、緩やかな丘陵地に形成された邸宅街です。広い敷地を生かした住宅が点在し、豊かな緑と調和した街並みが、名古屋屈指の住環境を形づくっています。
南山町は戦後に別荘地として開発された背景を持ち、現在も風致地区として厳しい建築規制が設けられています。建物の高さや緑化に配慮された計画が求められることで、街全体の景観と静けさが守られてきました。南山町は一体の高級住宅地でありながら、瑞穂区側は「静と格式」、昭和区側は「文教と利便」という個性を持っています。瑞穂区側・昭和区側いずれも、上質な住環境を重視する層から高い支持を集めています。
弥富町周辺も南山町に隣接する、瑞穂区を代表する閑静な住宅地です。第一種低層住居専用地域が中心となり、低層住宅が整然と並ぶ落ち着いた街並みが広がっています。道路幅や敷地構成にもゆとりがあり、長く住み継ぐことを前提とした住環境が整えられています。
アーネストアーキテクツが手掛けた愛知県の高級住宅の施工事例
建築設計事務所のアーネストアーキテクツは、愛知県においても多彩な邸宅を手掛けており、上質な空間設計と独創的なデザインが高く評価されています。大胆な造形と緻密な設計を組み合わせ、お客さまの理想の邸宅をご提案します。ここからはアーネストアーキテクツが手掛けた、愛知県の高級住宅の施工事例を3つご紹介します。
心惹かれる家
高低差のある敷地を生かした住まいです。西側の道路とつながるガレージやエントランスが地下1階に当たり、南側の庭につながるLDKが1階に位置します。
セキュリティの高さを維持している建物ですが、内部へ誘う曲線の外観形状と繊細な門扉が、威圧感を与えない柔らかな印象を演出しています。ゲストを出迎えるアプローチやらせん階段のあるエントランス、光の雫のような階段のペンダントライトを眺めながらたどり着くリビングは、2層吹き抜けの明るく開放的な空間です。動線にストーリー性を持たせ、家族や訪れる人に感動を与えられるように配慮されています。
庭園を内包する離宮
モダンさの中にナチュラルな要素を取り入れたデザイン。外観は悠然とした佇まいを引き出すためシンメトリーを意識しており、門から敷地内を進むアプローチに屋根をかけ、天空のレッドカーペットのようにゲストを誘導します。エントランスは3層の吹き抜けとし、アプローチでは奥行きと対比させるように縦方向の広がりを演出しています。
特徴的なのは、家の中心に設けた3層吹き抜けのパティオです。天窓からパティオを通して光を届けられるだけではなく、各部屋からパティオを憩いの場として眺められます。リビングはパティオと広い芝生の庭に挟まれ、抜群の開放感を得た空間です。
優々たる弧線を描く家
建物の3方向が道路に面した敷地に合わせて、しなやかに弧を描くファサードを持つダイナミックな外観を実現しました。道路に向かって大きな曲線を描いているため、室内からは向かいにある緑をさまざまな角度から眺められます。その一方で道路からは室内が見えないプライバシーに配慮された設計です。
地階はガレージやシアタールーム、プレイルーム、ホームジムを設けた遊びの空間に。1階には家族の居室、2階にはLDKや和室、水回り、バルコニーを配置し、各フロアに明確な役割を持たせています。趣味の空間と日常の生活空間を切り分けることで、暮らしにメリハリと奥行きをもたらしています。
名古屋の高級住宅街に理想の邸宅を実現しよう
名古屋の高級住宅街は、それぞれ特徴や魅力が異なります。お客さまご自身の価値観に寄り添いながら、その地でどのような時間を重ねたいのかを思い描くことで、理想の住まいはより鮮明な形となります。街の個性を理解した上で、理想の暮らしが可能な住まいを選ぶことが、豊かな日常を実現する第一歩です。
アーネストアーキテクツはこうした街の特性を深く読み解きながら、多彩な邸宅を手掛けてきました。完成後の住まいを具体的にイメージしやすいCGや3D動画などを用いながら、理想の暮らしをお客さまと共に創り上げていきます。
名古屋の高級住宅街に邸宅を構えたいとお考えの方は、まずはアーネストアーキテクツの事例をご覧ください。カタログ請求や建築のご相談、ショールームでのご案内も随時承っております。