第1回│ Molteni&C | Dada について
2021.8.23
キッチン
保科卓
arflex japan
第1回 Molteni&C | Dada について
こんにちは。
アルフレックスジャパン 代表取締役社長の保科卓です。
この度はアーネストさまよりブログ寄稿の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。実は2015年にも一度登場させていただいており、その際には主にアルフレックスジャパンの歴史と、オリジナルブランド アルフレックスについてご紹介させていただきました。今回は2018年に取り扱いを開始したイタリアのモルテーニグループ傘下のキッチンブランド Dada(ダーダ) について、僭越ながら全4回にわたりご紹介させていただきたいと思いますので、お付き合いいただけましたら幸いです。
ダーダのキッチンのお話をする前に改めてMolteni&C(モルテーニ)について、まずはご紹介します。
モルテーニは、1934年イタリア・ブリアンツァ地方にて創業。システム収納で培った世界最高峰と名高い技術開発力をベースに、住空間の全てを提案するイタリア屈折の家具ブランドです。そのデザインは常に先進性に溢れ、ダイナミックにして精巧。この技術とデザインの革新性が世界中の有名建築家、デザイナーからも高く評価される所以です。生産量はEU諸国の中でも最大規模を誇り、世界90カ国に輸出。フラッグシップショップはロンドン、パリ、ニューヨーク他世界57店舗を展開し、ディストリビューターは800以上。このスケールメリットにより、ハイエンドでありながらマーケットの中で適正価格を実現しています。
一方、ダーダは1926年イタリア ロンバルディア州メーゼロで創業し、1979年モルテーニグループの傘下に加わったキッチンブランドです。歴史と実績のあるグループ企業の力を生かし、クラフツマンシップと素材感や質感を際立たせたモルテーニの家具・収納と、ダーダのキッチンを融合させた住空間とともに、モルテーニが理想とするライフスタイルを提案しています。
2016年にモルテーニ・ダーダ両ブランドのクリエイティブディレクターに就任したベルギー人建築家 ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンのディレクションにより、ディテールへの徹底的なこだわりと、素材感や質感を際立たせたシンプルなデザイン、〈隠す〉機能とショーケースのように〈魅せる〉要素を組み合わせたメリハリのあるラグジュアリーな空間演出を特徴とし、モルテーニの提案する空間・家具と見事に調和するキッチン空間を特徴としています。
アルフレックスジャパンは2010年に家具ブランドMolteni&C(モルテーニ)の取り扱いを開始しました。2015年3月には青山に国内初の旗艦店モルテーニ東京をオープン。その後、2017年には大阪 心斎橋にMOLTENI&C OSAKAを、そして2018年12月にMOLTENI&C TOKYO隣地にDADA TOKYOをオープン。さらに、今年1月には、青山の2店舗をMOLTENI&C | DADA TOKYOとして、モルテーニとダーダが提案する生活空間すべてをご覧いただくことができる複合スペースとして新たな展開を始めました。ぜひ両ブランドによる圧倒的な空間をご体感いただければ幸いです。
さて次回からは、モルテーニ・ダーダ東京で取り扱うキッチンについてご紹介したいと思います。