車を魅せるガレージハウス Part1
2020.10.5
こだわり
Earnest architects
車を魅せるガレージハウス Part1
秋晴れの日が多くなり、お出かけの楽しい季節がやってきました。しかし気軽に旅行へ行けない今、人混みを避けるため愛車でのドライブを楽しまれている方も増えているのではないでしょうか?
弊社のお客様には車の愛好家の方が多く、これまでに多数の「ガレージハウス」をデザインしてきました。今回のブログでは2週にわたり、これまでアーネストが手掛けた多彩なガレージハウスの実例を皆様にご紹介したいと思います!
「ガレージハウス」と聞くとどのような住まいを思い浮かべますか?建物と一体となったビルトインガレージの中でも複数台駐車可能な広々としたガレージ、メンテナンスのための作業スペースを併設したガレージなどガレージハウスの定義は様々ありますが、アーネストではガレージに「車を魅せる」デザインを施した住宅を「ガレージハウス」として定義し、愛車の美しさを一層際立たせるようなこだわりの演出をご提案しています。
最初にご紹介するのは車寄せに掛けたガラスとスチールのダイナミックなルーフが印象的なこちらのお宅です。駐車場の役割も果たし、普段使いの愛車を停めておくことでローターリーのようにスムーズな出入庫が可能です。
そしてこちらのお宅にはもう1つ特別なガレージがあるんです!それはホームオフィスとご主人の寝室の間に設けたビルトインガレージ。こちらはコレクションの中からお気に入りの1台をディスプレイするための空間で、ホームオフィスの開口は大きく開くことができ、ガレージの床をフラットに繋ぎ同系色のタイルでまとめたことで一体の空間となるよう演出しました。仕事中も、就寝前のリラックスタイムも、常に視界に映るスーパーカーの端正なシルエットが日々の活力へと繋がるガレージハウスです。
次は富士を臨む恵まれた環境に建つこちらの週末住宅です。長いアプローチを抜け、エントランスに入るとピクチャーウィンドウがガレージに並ぶ2台の美しい愛車の姿をまるでアートのように切り取ります。
並んでいるのはオーナーの友人であるKen Okuyama氏がデザインしたオーダーメイドの愛車とフェラーリのレーシングカーです。林へ向かう丘陵側はオープンな仕上がりですが、道路側には強固なシャッターを設置し、希少な愛車を守ります。
この他にも多数のコレクションをお持ちで、こちらのビルトインガレージには最大5台、併設するガレージ棟には最大6台を駐車することができます。時にはアプローチにコレクションを並べ、富士と愛車の共演を楽しむこともあるのだそう。日常から離れ、好きなものに囲まれて過ごす…まさに至福の時ですね!
そして最後にご紹介するのは今年の6月に竣工したばかりの最新のガレージハウスです!
こちらのお宅は最大8台駐車可能なビルトインガレージを通りエントランスへと向かう動線のため、ギャラリーのようにクラシックカーやスーパーカーがずらり並ぶ壮観な光景がゲストを出迎えます。
自らメンテナンスやレストアも行うオーナーのため、整備用品や車関連のグッズや収納できるようガレージの一角にはディスプレイ収納を設けました。
日中は木立を表現した壁面のガレージにハイサイドやトップライトから降り注ぐ陽の光と借景の緑が映え、森林の中を駆け抜けるような爽快さを味わい、夜には一転、照明計画によって秀逸なフォルムが強調され、まるで愛車が光の中に浮かび上がるような浮遊感を演出。昼と夜でがらりと変わる2つの表情を楽しむことのできるガレージハウスとなりました。
いかがでしたか?今週はアーネスト作品の中から暮らしにガレージが溶け込む住まいをご紹介致しました。来週は愛車と趣味が調和した遊び心溢れるガレージハウスの実例、そしてガレージハウスのプレゼンテーションのCGや間取り図もご紹介致します。お楽しみに!
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