第一回│アドヴァンの歩み
2017.8.6
エクステリア
山形雅之助
ADVAN
「アドヴァンの歩み」
今回から4回に渡り連載をさせて頂きます株式会社アドヴァンの山形と申します。よろしくお願い致します。
第一回目は私共の自己紹介と致しまして、アドヴァンの歴史についてお話させて頂きたいと思います。
アドヴァンの前身は1965年、荒川区に創業したタイル工事店の山形タイル(現在の株式会社ヤマコー)です。
当時は飲食店や店舗などの内装のタイル施工が中心でした。工事の業界では職人は外注が一般的ですが、山形タイルでは独身寮を完備し、北海道や沖縄から中高新卒者を採用。職人を社員としてゼロから育成することで、タイルはもちろん、レンガや石材でも幅広く高い技術での施工を実現することが出来ました。
平成2年にヤマコーと社名を変更した現在も、そのスピリッツは受け継がれ、ヤマコーで仕事を覚えた職人が北海道から沖縄まで日本各地で活躍をしています。
内装工事が多いこともあり、その延長でタイルの輸入販売を行うようになりました。独自調査を始め、そこで注目したのがデザイン性の高いヨーロッパ製のタイルです。店舗の内装仕上げ材については店舗デザイナーが決定する事が多かったため、輸入タイルの販売を通じて、デザイナーの方々とお付き合いが始まりました。材料に対してのデザイナーの要求は非常に高く、品質・価格、デザイン性など広範囲に広がり、特にデザイン性に関しての要求に対応していくことが、現在のアドヴァンの事業へとつながることとなります。
その要求はタイルだけに留まらず、フローリングや塩化ビニール系の床材など様々な輸入建材へと波及して行きました。
その中でも転機となったのは石材です。
次週はその石材についてお話したいと思います。