2016.8.28

水の演出

Earnest architects

水の風景「アクアリウムの世界」

7月から連載をスタートした「水の風景」。住宅で取り入れる水のある暮らしについてご紹介させて頂きましたが、最終回を飾るのは「アクアリウム」です。
これまでご紹介してきた「水の風景」は水そのものが主役でしたが、アクアリウムでは主役は魚。水は脇役なところが大きな違いです。海や川の生物の世界を切り取り、暮らしに取り入れた「アクアリウムの世界」をご紹介いたします。

フェラーリとコラボレーションした地下のホームバーにあるアクアリウム。フェラーリと鮮やかな熱帯魚を臨みながらお酒を楽しめるなんて、まさに男のロマン!こんな空間に憧れる男性も多いのではないでしょうか。ホームバーとは思えない本格的な仕様で、隠れ家的なお店としてオープンしても人気が出そうですね。

続いてこちらは、空間の主役になったアクアリウム。真っ白な空間はより水の透明感が際立ちますね。白い空間の1枚目の写真は、壁面がアクアリウムを包むように曲線を描いています。ミニマルな空間にアクアリウムが映えますね!
2枚目の写真はリビングルームの吹き抜け部分にあるアクアリウム。見上げるように臨むので、何だか海底から見ているような不思議な感覚を味わいます。

ダイビングがご趣味のオーナー宅は、エントランスを抜けると緩やかにアールを描く、2つの大型アクアリウムが出迎えます。ダイビングで潜る海の中の景色を常に感じていられる住まいは特別のものとなりました。

アクアリウムは弊社の青山にあるショールームでも取り入れています。アクアリウムで打合せスペースを仕切っているため、圧迫感や閉塞感を与えることなく自然なかたちで空間を隔てています。
近年の傾向として”ネイチャーアクアリウム”というスタイルがあり、自然にある風景を水槽内に再現しようとするものです。弊社のショールームもそのスタイルで、水草の成長も自然にまかせ、オープン当時より大分生い茂った水草の成長に時の経過を感じます。自然に近い環境だと、魚たちも活き活きして見えますね。

また、弊社のショールームのアクアリウムを担当して頂いたアクアティクス・イデアの代表取締役を務める太田望さんにアクアリウムについて詳しいお話をうががった記事がございますので、合わせてご覧ください。より深い、「アクアリウムの世界」をご堪能いただけます!

https://earnest-arch.jp/blog/2014/01/introduction.html
太田望さんのブログはこちら

最近は魚ではなく、水草のみを鑑賞するというスタイルもあり、アクアリウムの世界はなかなか奥が深そうです。庭園づくりなどに通じるものが有りそうですね。

そろそろ暑い夏も終わりを迎え、7月から続けてきた涼を取り入れる「水の風景」の連載も今回で最終回です。
あなたの暮らしに合う「水の風景」はございましたでしょうか?アーネストは住まいが豊かになることで、そこに住む方の暮らしを豊かにして行きたいと思っています。水を取り入れる住宅づくりはその一例。アーネストはこれからも、皆様の暮らしが、生き方が、豊かになるような住宅をつくり続けたいと思っています。

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