水の風景~憧れのプール~
2016.8.21
水の演出
Earnest architects
水の風景「憧れのプール」
夏も終盤に差し掛かってきましたが、皆様は夏バテなどなさっていないでしょうか。そろそろ夏の疲れが出始める頃ですので十分ご自愛ください。
そこで、夏の疲れも吹き飛ばすべく、今回ご紹介するのは住宅における水の風景の花形!「プール」です。自宅にプールなんて海外のお話だと思っていませんか?実は日本の住宅にも憧れのプールがあるお宅が結構あるんです!
ひとえにプールと言っても様々なスタイルがあり、まるで外国のリゾート地を訪れたかのような屋外プールからトレーニングを目的とした流水プールなど、プールの用途や目的は、そのお宅それぞれ異なります。
家とインテリアのラグジュアリー住宅誌「モダンリビング」No.228の最新号(2016年8月現在)に掲載されていますこちらのお宅は、海外で巡り合ったリゾート地に心を奪われたオーナーが、その地を自宅に居ながら感じたいとこだわった、テラコッタカラーの外壁に青い空と芝の緑が映える、日本の住宅地とは思えない景色が広がるお宅です。
日中は夏の日射しを受けて水面がキラキラと輝き、夜は水中照明により神秘的に光を放つプールには絶えず水が流れ落ち、心地良い水音が響きます。もし、こちらのお宅にプールが無く、芝生のみのお庭だったらと想像してみてください。このプールが果たす役割の大きさを感じて頂けると思います。
都心では、敷地の広さや周囲の視線もあり屋外にプールを設けることが難しいので、室内プールのご提案を多くさせて頂いています。なので、日本の住宅に「プール」と言われてもピンと来ないのはその為かもしれません。外から見えていないだけで、実はプールがあることも少なくないのです。
室内プール1枚目の写真のお宅は天井にトップライトを設けており、青空を臨み自然光を受けながら泳ぐことができるので、室内プールでありながら開放感を感じる演出を行っています。2枚目のお宅は、まるでシティホテルのプールのようなスタイリッシュな雰囲気。こちらもデッキチェアが置かれている辺りの天井にトップライトを設けています。
続いてご紹介するのは、トレーニングを目的とした流水プールのあるお宅で、2邸とも地下にプールがございます。流水プール1枚目の写真のオーナーは女性のため、プールもエレガントな雰囲気に仕上がっています。2枚目のお宅は、トレーニング以外にも、小さなお子様とのコミュニケーションを図る場として使用されているとのことで、忙しい合間にリフレッシュができると喜ばれています。
こちらのお宅は、今までご紹介したプールの演出の合わせ技!とも言える、広々とした中庭に隣接する1階の室内温水プールです。冬場もプールで泳ぎたいとのご要望から室内にプールを設け、夏場は開口をフルオープンにすることで屋外プールのような開放感を得られます。2枚目のテラスからの写真、ガラスが反射して室内が見えませんが、左側部分の1階がプールとなっています。こちらのプールは全長20m!2階には本格的なアスレチックルームがあり、スポーツジムさながらの贅沢な施設を完備しています。
憧れのプールのある住まいは、いかがでしたでしょうか。こちらでご紹介したお宅はほんの一例です。アーネストではプールのある様々なスタイルの住まいを手掛けたノウハウで、夢のプールのある生活を具現化することが可能です。あなたの憧れるプールのある暮らしは、リゾート感重視?通年使える室内派?それともトレーニング重視派?あなたの夢の住まいを実現させる際は、ぜひアーネストにお手伝いさせてください。
次週は「水の風景」の連載のラストを飾る「アクアリウム」についてご紹介させて頂きます。お楽しみに!
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