縦横に広がるコートハウス│205

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杉板を転写させたコンクリート打ち放しのモダンな外観。3本のスリット窓があるインナーアプローチは、天井をガラスで仕上げた明るい空間。愛犬家のオーナーに合わせ、専用の洗い場を設けた使い勝手の良い仕様。

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2階のホールからエントランスを見る。 隣接するエントランスとインナーアプローチは2層吹き抜け。どちらもトップライト（天窓）から光を取り込んでいるため、室内は自然光で満たされる。

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2層吹き抜けのエントランスから進むと、中庭に面したリビングが出迎える。中庭との仕切りをガラスで仕上げ、視線が外部まで抜ける奥行を披露する。

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リビングは両サイドをガラスの壁面とし、ダイナミックな広がりで魅了すると共に、帰宅や外出が分かる、家族の気配を感じる設計。

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ダイニングからキッチンを見る。 ファブリックガラスを使用した扉を閉めると独立キッチンになり、リビングダイニングを通らずにアクセスできる動線も設けているため、来客時でも気兼ねなくキッチンを使用できる。

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ダイニングに面した開口は、フルオープンにできる折れ戸を採用。プライバシーが守られた中庭とフラットにつながり、心地良い風が抜ける。

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45畳ある広々とした中庭。アウトドア家具が置かれた上部はガラスのルーフがあり、急な雨でも濡れることなく外部空間を楽しめる。

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御影石を使用した中廊下から2階の和室を見る。中廊下を挟んで和室の対面にはなぐり加工を施した広縁があり、中国の伝統楽器「古琴」の演奏スペースとした。

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3階にある子世帯の水回り。絵画のような存在感を放つ柄タイルをアクセントに、子世帯は寒色系、親世帯は暖色系のタイルを用いて、ホテルライクな仕様に仕上げた。