CONCEPT
敷地内に生える見事な桜の木を気に入りこの土地の購入を決めたオーナー。そのため桜の木を生かしたプランが求められた。そこで、桜の木を起点として北東から南の庭へとラウンドするガーデンプランを設計。北東と南の庭を結ぶ位置に、リビングをレイアウトすることで豊かな庭の緑に抱かれるような安心感のあるプランとした。内外の境界をボーダレス化するため、北東と南側それぞれにテラスを設けフラットにつなげた。住まいの中心にあるエントランスホールは吹き抜けにして、トップライトから光を落とすことで、自然光に住まいが満たされる。インテリアは木目が美しいウォールナットのフローリングをアンティーク加工で趣を与えた、庭の緑とマッチするナチュラルテイスト。豊かな庭の緑と一体感を得たプランは日々の暮らしに緑が溶け込む健康的な住まいとなった。