CONCEPT
新しいタイプのオフィスにしたいと希望されたオーナー。そこで提案したのは、建物の運用段階でのエネルギー消費量を省エネや再生可能エネルギーの利用を通じて、限りなくゼロにするという「ZEB」で叶える運用エネルギーコスト「ゼロ」への取り組み。新時代の先駆けとなる挑戦を遂げた新本社ビルは緑豊かなハス畑に向かって曲線を描き、開口を床から天井までの大開口とすることで、抜群の眺望を叶えた。社員の多くが自動車通勤のため広い駐車場を設け、電気自動車の充電ステーションも完備し、環境への取り組みを社員が行いやすいように配慮している。この作品は第31回茨城建築文化賞「省エネ賞」受賞しました。