白亜のリゾートホテル
PROJECT
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- LOCATION :
- 沖縄県
- STRUCTURE :
- RC
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GRAPHICS01
オーナーが偶然見つけた手付かずの雰囲気を残す静かで美しいビーチ。ありのままの自然の姿に心を打たれ、この地にホテルを建てたいと計画された。敷地は県有の海岸・保安林に面しており、直接海岸へアクセスが可能という希少な好条件。10室以上の客室がある宿泊施設の場合、開発申請の審査対象となるため客室は9室に抑え、延べ床面積2,450㎡に対して9室という贅沢な間取りとした。外観は白い四角い箱に琉球ブロックの透かし壁と柱型の琉球石灰岩が、ミニマルデザインに地域性を印象付けたデザイン。
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GRAPHICS02
当初、1階はバーコーナーを設けたラウンジとカフェを計画したが、9室の間取りでは不要となったため、完成時はゆとりのある間取りのロビーに変更した。開口は当初の計画と同じ折れ戸を採用し、内外を繋げた設計に。
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GRAPHICS03
客室は海側に大きく開いたため、ほぼ全室でバルコニーとプールを海側に配置でき、海に向かって開口は大型のサッシ・ガラスで室内と一体化されているため、室内からはプール越しに海を眺める設計となっている。バスルームが部屋の奥に位置する客室も、仕切り壁をガラスにしているため、海を臨みながら入浴することができ、室内のどこにいても視界に海をとらえることを意識した設計。
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GRAPHICS04
客室すべてにリビングダイニングとベッドルームが配置され、全室をスイートルームとした計画で、最大面積のスイートルームは贅沢なメゾネットタイプの間取り。2層吹き抜けの客室は大開口から海を取り込む。インテリアは懐かしさを感じるフォルムの家具と風合いのあるフローリングや木製フレームが程よいバランスで居心地の良さを生み、琉球への想いを馳せる空間とした。