澄み切った白い家

旗竿地の建て替え計画。以前の住まいは車をバックで駐車しなければならず、車の駐車が行いやすいプランを希望された。そこで、ガレージに向かうアプローチの地層を掘り、スムーズな出し入れを可能にしたプランを提案。意匠は外観も室内も白で統一され、ミニマルデザインの潔いデザインに仕上げている。

インテリアは白色とガラスをポイントに透明感を与え、リビングと階段室の壁をガラスで仕上げることで開放感を得ると共に、南側のテラスから採光を得るコの字型のプランは、テラスに向かって開口を設けプライバシーを確保した。隣地と接する部分にタペストリーガラス（すりガラス）の壁を立ち上げ、そこに水を流したウォータースクリーンを、室内からもテラスからも臨む瑞々しい演出。

白を基調としたシンプルモダンなインテリアの中で、水回りのみ和モダンの異なるテイストを楽しむ、遊び心もプラスした。バスルームの一部に使用した檜から、心地良い香りも楽しめる。