和の心を秘め運河沿いに凛と佇む
RESIDENCE
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- LOCATION :
- 東京都
- STRUCTURE :
- 木造
COMPUTER
GRAPHICS01
和モダンの雰囲気を好まれたオーナー。和の持つ奥ゆかしさを格子で表現し、運河沿いの立地を生かした和の静寂とモダンのスタイリッシュを組み合わせた住まいを提案した。旗竿形状の敷地を活用するためゲートを設け、セキュリティの強化と門扉が開いた際の奥行きが、期待感を高めるデザイン。ゲートのシャッターが下りていると敷地内の様子は伺えない、セキュリティーの高さを示したCG。
COMPUTER
GRAPHICS02
運河沿いのため地盤が弱く、地上3階建ての建物を建てるためには基礎の杭打ちに特殊な工法を用いた。植栽には和を連想させる竹を設え、青空に映える黒いファサードの格子が堂々とした風格を与える。CGと完成時はほぼ変わらない出来栄えとなった。
COMPUTER
GRAPHICS03
和を連想させる黒の床。デザインはシンプルな構成とすることでモダンな印象の中に和の趣を感じる。正面の開口部から植栽を眺め、飾り棚の位置まで正確にCGで描いたエントランス。
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GRAPHICS04
運河を見渡すLDK。来客も多いとのことで、キッチンを見せたくない際は格子の引戸で独立キッチンにできる仕様とした。収納できる格子戸はテレビとキッチンの間にあり、CGでは格子戸が開けられている状態を描いている。この格子をファサードや和室にも使用し、格子によるすべてを見せない演出が和の奥ゆかしさや風情を表現し、建物全体に一体感を持たせた。
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GRAPHICS05
和室に向かうアプローチのCG。職人の手で一つ一つオイルコーティングを施した、丹波の黒石が光る。格子がぐるりと囲む、琉球畳が敷かれた和室は、格子戸を開けると目の前に流れるダイナミックな運河を臨む。格子越しに見る運河は、和の情緒あふれる景色となった。