カフェのある住まい

奥様の希望だったカフェを自宅に併設したプラン。角地の立地に合わせた外観は、両面に接する位置に、円筒型の建物を配置し、外壁のカラーを一段濃くした直線の箱を、組み合わせたデザイン。併設したカフェは、箱のような直線のラインの建物部分にレイアウト。そのため、自宅とカフェのゾーニングが上手くできている。外観のCGでもその様子がわかり、完成時をリアルに再現している。

はじめて訪れたお客様にも、どこか懐かしさを感じるようなカフェにしたいと、床にビー玉を埋め込み、遊び心をプラスしたカフェのCG。CGでは壁に柄のクロスを使用しているが、よりシンプルな心地の良い空間を目指し、完成時は無地とした。無地にすることで、素朴な味わいも感じられ、どこかノスタルジックな雰囲気の漂う、インテリアに仕上がった。

自宅部分のリビングダイニングのCG。ダイニングが吹き抜けになっていて、居心地の良い光に満たされる空間であることがわかる。ダイニングでは、明るく開放感のある空間を楽しみ、リビングでは籠るような安心感が安らぎへと導く。インテリアもベージュやブラウンを基調にした、落ち着きのある雰囲気に仕上げている。

3階の多目的ホールのCG。家族のフリースペースとして設けられた空間。2階のダイニングを見下ろすことができ、家族が異なる空間で過ごしていても、お互いの気配を感じることができる、家族のつながりを意識した空間。