季節という時を刻む家
RESIDENCE
RESIDENCE
- LOCATION :
- 東京都
- STRUCTURE :
- RC
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GRAPHICS01
エントランスの右側は半屋外とした水盤を配置。水盤の中央には2枚の石を合わせた間から水が湧き出す仕掛け。水盤の水面に日の光が反射してきらきらと光る美しい光景と、水のせせらぎがBGMとなってゲストをもてなす、2層吹き抜けの空間に日差しがたっぷりと注ぐエントランスを計画した。ほぼ完成時と変わらない精度だが、玄関扉をステンレスから木製に変更することで、温かさをプラスしている。
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GRAPHICS02
エントランスの正面にあるレセプションルームのCG。レセプションルームは奥にパティオを設けることで外部に挟まれ、水音をBGMに心地良い風が抜ける。木製の開口部の枠やダウンライトと間接照明の位置も完成時と変わらない出来栄え。夜のCGでは照明計画の様子が良く分かるため、夜のシーンもイメージの違いが起こりにくい。
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GRAPHICS03
建て替え計画の打合せの中で「庭の木々の隙間から差し込む光のきらめきが好きだった。」という言葉を受け、旧宅の主庭の位置はそのまま残し、より広く明るく拡張するかたちで新居の主庭を形成した。その主庭に向かって優雅な円弧を描くリビングを経て、2層吹き抜けのダイニングへとつなげた。床材とソファやダイニングセットなどの置き家具は異なるが、円弧のラインに施した間接照明など空間構成は完成時と変わらない仕上がり。
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GRAPHICS04
ダイニングは2層吹き抜けの光溢れる空間。正面のポイントウォールがその高さを強調する。床材も完成時と同じフローリングに変わり、完成のイメージにより近づいた。完成時との違いは、ポイントウォールと同じ素材を用いた腰高の収納棚がプラスされ、横の広がりも加え、より空間としてのまとまりを向上させている。
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GRAPHICS05
幹線道路に面しているが、高い塀により得た静寂を味わいながら、旧宅の庭石や樹木で設えた和庭園を臨む空間とした和室。北側にレイアウトすることで、凛とした静謐をより味わえ、苔や影が趣を与えるのに適した環境となった。二間続きの空間や照明のラインなど、こちらも完成時と変わらない出来栄えで、庭の石垣やもみじの植えられる位置なども再現された。