第二回│等身大の大塚家具~これまでの50年、これからの50年~Vol.2
2018.6.11
インテリア
大塚久美子
大塚家具
等身大の大塚家具~これまでの50年、これからの50年~Vol.2
当社は、社名は大塚家具ですが、ブランドネームにIDC(International Design Center)を使っていることからもわかるとおり、室内空間をトータルデザインし、提供する会社です。インテリアは7つの要素、すなわち、床・壁・天井・家具・カーテン・照明・アクセサリーで構成されるとされますが、私たちは、インテリアをトータルコーディネートできるよう、床・壁・天井の建物と一体となっている部分を除き、家具だけではなく、照明、カーテンなどインテリアに必要な要素は全て揃えています。
http://www.idc-otsuka.jp/showroom/selectshop/lightarium/
http://www.idc-otsuka.jp/curtain_fabric/
でも、それらを一つの空間にまとめていくのは簡単ではありませんよね。一つの家具を変えるだけだとしても、これでいいのか、他の家具やインテリアに合うのか、誰かに相談したいと思いませんか?そんなときの強い味方がインテリアの専門家です。設計事務所やデザイン事務所に相談されている場合は、専門家の方とご一緒に当社のショールームを利用していただく仕組みもありますし、当社にも、様々な悩みをご相談頂けるインテリアの専門家が揃っています。
変わらないもの 〜サービス
実は、当社のショールームにいるスタッフは、ほぼ全員がインテリアに関する何らかの資格を持つ専門家です。
インテリアコーディネーターが113人、カラーコーディネーター52人、スリープアドバイザー813人、整理収納アドバイザー306人など。
大塚家具は、来年3月に50周年を迎えます。これからの50年に向けて、変わらないものと変えていくものがありますが、商品とインテリアについての知識を備えたスタッフによるコンサルティングサービスは、決して変わらないものの一つです。私たちは、単なる物販業ではなく、住生活を豊かにするために必要なあらゆるソリューションを提供するサービス業でもありたいと思っています。
会員制をやめた大塚家具はコンサルティングサービスもやめた、というような報道もありましたが、全くの間違いです。会員制をやめてショールームには手続きなしに気軽に入れるようになりました。しかし、サービスは従来以上に充実させていきます。不慣れなスタッフは、お客様にお声かけするのはぎこちないかもしれませんが、ひとたび何かを質問されれば期待以上にお応えしますので、ぜひ何でも質問してみてください。
変わらないもの 〜品質
もう一つ変わらないものは、商品の品質です。近年は2、3年使って買い換えていく使い捨てのファストファニチャーが増えています。しかし、住まいは、食べ物が体をつくるように、知らず知らずのうちに人に影響をあたえ、人をつくるものです。ファストフードやオーガニックフード、いろいろあって選べることが大事だと思いますが、食べ物と違ってその日によって変えるということができない家具はどうでしょうか。だからこそ私たちは愛着を持って使い続けることのできる耐久性と安全性を備えた、耐久消費財としての家具をご提供したいと思っているのです。
次回は、商品についてお話させていただきます。
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家具からはじまる家づくり
インテリアコーディネートは、実は、主役となるものを最初に決めるとスムーズに進みます。ダイニングならテーブルやテーブルの上のペンダント照明、リビングならソファなどが主役です。家具は、色や形があるので好き嫌いがよくわかりますし、家具のレイアウトを先に考えておけば、コンセントの位置や照明器具の位置など、迷う必要はありません。主役の家具を決めて、それに合わせてその周辺を決めていくのが、効率よく納得できるインテリアコーディネートをするコツです。建物を確定した後に、家具などのインテリアを考える逆のパターンになることが多いのですが、住まいづくりを考えている方は、ぜひ、「家具からはじまる家づくり」を試してみてください。
http://www.idc-otsuka.jp/successful/
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