高級住宅ならではのガレージハウスは間取りもゆとりもハイクラス!
2025.6.20
ガレージハウス
Earnest architects

「建築費はいくらくらいするの?」
規模の大小を問わず、建物のデザインや細部のインテリアにまでこだわり、機能性と快適な居住性を兼ね備えた、人々の憧れである高級住宅。せっかく高級住宅を建てるなら、趣味の愛車を楽しむためにも、ガレージにもこだわりたいところです。
この記事では、高級住宅のガレージハウスの実例をはじめ、設計にかかる費用や、ガレージハウスを計画する際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
目次
1. 高級住宅のガレージハウスを検討するならフルオーダーで!
高級住宅といえるようなガレージハウスとは?その費用は?
ガレージハウスにもいろいろなパターンがありますが、その基本はビルトインガレージを持った住まいを指します。その中でも、
・愛車やバイクをいじる事が好きな人のガレージハウス
・高級車を住まいのインテリアとして楽しむガレージハウス
・所有するたくさんの車を駐車することができるガレージハウス
など、住人と車の関わり方でガレージハウスのスタイルも変わります。
どんなタイプのガレージかで建築費用もまちまちです。コレクションした車を停めるだけの広いガレージが欲しい方は、仕上げには多くの費用がかからないため比較的安価で済みますが、ショールームのような演出を加えたい場合は、プラスアルファの費用が必要です。
住まい全体の予算感の中から優先順位をつけて、設計事務所と相談しながら決めていく必要があります。
2. 高級住宅のガレージハウス検討の3つのポイント
高級住宅と呼ばれる住まいは、セキュリティ性が高く、外部からは内部の様子がうかがえないものがほとんどです。
この記事では、そうした高級住宅にふさわしいガレージハウスを検討する際に押さえておきたい、3つのポイントをご紹介します。
ポイント1 ゆとりの駐車スペース
まず、ゆとりのある駐車スペースを確保するためには、ガレージに停める車の台数や車両のサイズを十分に考慮することが大切です。
車の台数については、現在所有している台数に加え、将来の増車も見据えて+αで計画するケースが一般的です。たとえば、お子さまが免許を取得して車が増える場合や、来客用の駐車スペースとしても活用できます。来客時の対応としては、玄関前やガレージ前にゆとりを持たせた「車寄せ」を設けることで補うことも可能です。
また、大型のセダンやワンボックスカーの場合、荷物の出し入れ時にトランクを開けるスペースも必要になります。そのため、隣接する車両との間隔や、壁とのクリアランスにも注意が必要です。
さらに、右ハンドル・左ハンドルの違いによる乗降スペースの確保や、使用頻度の高い車と低い車の配置計画など、実際の使い勝手を考慮したガレージレイアウトの設計が求められます。
ポイント2 ガレージハウスの建築構造
4台、5台といった複数の車を収容する場合や、コレクション車両の保管などでさらに多くの駐車台数が必要な場合には、ガレージの規模が大きくなるため、建物の構造にも影響が及びます。
広い空間を確保する必要があるため、構造は木造よりも鉄骨造や鉄筋コンクリート造が適しており、建物の強度を保つために柱や壁の配置も重要になります。これらの構造要素は、ガレージのレイアウトだけでなく、その上部にある居住空間の間取りにも影響を及ぼします。
このように間取りと密接に関わる内容であるため、必要な台数を満たすガレージの設計実績が豊富な設計事務所に相談することをおすすめします。
ポイント3 ガレージのシャッター
デザインにこだわった高級住宅を建てるのであれば、外観の大きな面積を占めるガレージシャッターにもぜひこだわりたいところです。
ガレージシャッターには、大きく分けて以下の2種類があります。
■フラットパネルのシャッター |
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シンプルでモダンな外観に金属サッシを入れたい場合 |

■木製のシャッター |
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クラッシックなデザインを演出したい場合 |

木製シャッターが好みの方はメンテナンスにも気を配る必要があります。木目調に見える耐久性などに優れた別素材もあるので検討してみてください。
また、特注でデザインした大型の横引き門扉をシャッター代わりに採用すれば、外観の高級感が一層引き立ちます。他にはないオリジナルデザインの引き戸型シャッターは、色や素材にもこだわることで、家の顔となるデザイン性に優れたシャッターもあります。
■横引き門扉型シャッターの実例 |
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白い外壁とガラスブロックが直線的なフォルムを際立たせ、閉鎖感を抑えながらプライバシーも確保します。そこに調和するように設けられた特注の横開きガレージは、開けた瞬間に美しい愛車のコレクションが姿を現す、高級住宅ならではのガレージです。
3.ハイクラスはここが違う!高級住宅のガレージハウス事例3選
高級住宅のガレージハウスには、さまざまなアイデアが取り入れられています。設計事務所・アーネストアーキテクツが手掛けた、実例を参考にご紹介します。
プレイルームやビリヤードルームから愛車を眺める夢のガレージハウス


エントランスポーチの両側にレイアウトされた広々としたビルトインガレージには、10台以上の愛車を収容可能。プレイルームやビリヤードルームから、コレクションの愛車を眺めながら家族や友人と贅沢な時間を楽しむ、ハイクラスなガレージハウスです。
ラウンジやホビールームを完備したオールドアメリカンスタイルのガレージハウス


フロアごとに異なるインテリアが広がる住まいの地階は、ご主人の趣味を反映したオールドアメリカンスタイルのビルトインガレージに。ガレージからつながるホビールームや、愛車を眺めながら友人とお酒を楽しむラウンジなど、男のロマンが詰まった世界観が広がります。
8台を収容するガレージからつながる、機能的なサブエントランス


メインエントランスは、アイアンの門扉を抜けて建物を回り込むように階段を上がると、中庭を望む二層吹き抜けの光あふれる空間が出迎える、ドラマチックなアプローチ。一方、ガレージからつながるサブエントランスには螺旋階段が設けられ、日常の動線としても快適な機能性を備えました。
まとめ【高級住宅ならではのガレージハウス】
高級住宅にふさわしいガレージハウスは、単に広さがあれば良いというものではありません。建物全体のデザインとの調和はもちろん、車と人との快適な関係性、そして高い利便性とセキュリティが求められます。
高級ガレージの設計に実績のある設計事務所・アーネストアーキテクツは、オーナーのこだわりを的確にくみ取り、豊富な経験と知識で、お客様の想像を超えるアイデアでご提案を行います。
「高級住宅ならではのガレージハウス」をお求めの方は、ぜひお気軽にご相談ください。