2022.2.10

こだわり

Earnest architects

バスタイムを楽しむバスルーム 「温泉気分」 

2021年の9月の中秋の名月は8年ぶりに満月になりました。日本には月を愛でる慣習は、なんと縄文時代頃からあると言われているそうです。
ゆっくりと月を愛でながらバスタイムなんて素敵ですよね。でも、そんなことが叶うのは温泉旅館ぐらいだと思っていませんか?当社が設計したお宅には、まるで温泉旅館のようなバスルームを持つ住まいがございます。今回はそんな温泉旅館のような和風のバスルームを持つお宅をご紹介したいと思います。

出典:じゃらんWEBサイトhttps://www.jalan.net/news/article/296751/


はじめにご紹介するのは、和庭園を臨む御影石を使用したバスルームです。
引き違い窓の幅が浴槽と同じなので、窓を開けると屋外とつながり露天風呂のような感覚で、月を愛でながら入浴することができるバスルームです。和庭園に植えられた竹にかかる月を眺めるなんて、まるで竹取物語の世界観を表現しているようですね。この和庭園は和室と共用で楽しむ和の空間専用のスペースとなっています。
浴槽に使用されている御影石は吸水性が低いので、水回りに適した天然石です。硬く、傷がつきにくいため御影石が持つ独特の光沢感も失われにくく、天然石の風合いを感じながらまるで温泉旅館のようなバスタイムを楽しめます。

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次にご紹介するのは、バスタブから腰上の壁や天井まで贅沢に青森ヒバを用いた和風情緒漂うバスルームです。青森ヒバは香木とも言われる香りが強い木で、その香りは緊張を和らげるリラクゼーション効果が高い素材です。星野リゾートの青森屋にある内湯「ひば湯」でも青森ヒバを天井、壁、浴槽とふんだんに使用しています。木の肌触りと清々しい香りのを堪能された方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな、有名温泉旅館でも使用されている素材を使ったお風呂なら、まさに温泉気分が毎日味わえます。

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最後にご紹介するのは、桜を臨むバスルームです。撮影した時期が新緑の季節なのでわかりにくいかもしれませんが、開口に迫る青々とした木が桜の木です。この景色だけでも十分素敵ですが、これがもし満開の花の季節だったらと想像しただけで羨ましくなるようなバスルームですよね。サイドにある引き違い窓を開ければ、桜の木に触れられるほどの距離で愛でることができ、風に乗って桜の花びらが湯船に漂うこともあるそうです。
そして、このバスルームがあるのはなんとゲストルームなんです!まさに、温泉旅館の一室のよう。こんなゲストルームなら毎週でも遊びに行きたいですね。

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温泉気分が味わえる和風のバスルームをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?自宅のバスルームと聞いてイメージするのはユニットバスをはじめ洋風の空間を想像しがちですが、今回ご紹介した和風のバスルームを通して皆さんの選択肢が増えれば幸いです。
次回は、家族で入れる円形のバスタブがあるバスルームをご紹介したいと思いますので、お楽しみに!
また、バスルームやデザイン住宅の設計についても、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:0120-332-363