2016.11.6

インテリア

齋藤伸一

MANAS TRADING INC.

インテリアコーディネーターの期待に添う

今回は会社の歴史について少しお話させていただきます。
大学時代にこれといった将来の夢を持っていなかった私は、誘われるままに親戚(と言ってもとても遠い親戚ですが)の経営するクリーニングの会社に大学卒業と同時に就職致しました。その会社で知り合った友人の奥様がインテリアの会社(海外のカーテン、椅子張り生地の輸入・卸会社)を創業する際にお誘いいただき、参加することに致しました。
その会社で創業より7年間お世話になり、その後インテリアの小売や内装工事全般をやりたいと思い独立致しました。
しかし、カーテンや内装・リフォーム工事などを手掛けて仕事をスタートしましたが、従来からのお客様からのお仕事が中心でなかなか新規のお客様が増えません。仕事内容に特色が無いので実績、歴史の無い当社は価格、サービス競争となってしまいましたし、お取引を戴くまでに大変時間が掛かりました。そこで一計を案じ、以前の会社で経験した海外よりユニークな商材を輸入し、その商材を梃子に新規のお客様を開拓することに致しました。

当時はまだまだ輸入商材を扱う会社も日本には少なく、比較的簡単に取引開始が可能でした。
丁度タイミングの良い事に、会社の設立から間もなくインテリアコーディネーター制度がスタートしました。カーテンなどのインテリ商材は従来、メーカーから卸問屋を通じて小売店、工事店に販売されていました。小売店や工事店は取引のある卸問屋より商品を調達する時に、1番目に、卸値が安くて利益の出る物、2番目に注文したらすぐ手に入る物、3番目に見本などが無料で用意されている物、4番目に営業の人間が頻繁に訪れる会社の物、5番目にその商品が魅力的な物と言う順番で取り扱っていました。私どもは真逆でしたからどちらのお店も相手にして戴けません。しかしインテリアコーディネーターは違いました。
正に真逆で、先ず商品の魅力が優先され、卸価格が安いかかどうかは最後の選択です。

私どもはインテリアコーディネーターに焦点を絞って営業を致しました。コーディネーターのご期待に添うような商材を海外から買い付けて参りました。このポリシーは今でも変わりません。
今は商材の範囲を広げ、カーテンや椅子張り生地だけでなく、壁紙やモールディング、ラグ、照明器具などに幅を広げています。しかし全ての商材において基本的な選択のポリシーは変わりません。

マナトレーディング株式会社
「MANAS‐TEX」「Time」などのオリジナルコレクション(国内在庫品)から世界のトップエディターコレクション(海外取り寄せ商品)まで、世界各国から集めたよりすぐりのインテリアファブリックスを柱に、多彩なイメージと幅広いバリエーションで市場の様々なニーズに対応。


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