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アーネストコラム酒酒落落 ポーゲンポールジャパン株式会社 代表・川島東治さん Vol.1 投資アドバイザー(その1)

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年7月02日

投資アドバイザー(その1)


 2012年の今年、弊社ポーゲンポールは創業120周年を迎えました。私がポーゲンポール ジャパン株式会社(港区南麻布5-1-11)の設立・運営を任されて4年目となり、年月が経つことの何と早いことか、今さらながらに驚いています。このブログに初めて寄稿を依頼され、連載されたのが2年前の5月。私の拙文を見てくださった方が弊社ショールームにいらっしゃり、キッチンの受注に繋がった方がいらっしゃいます。このような機会をくださったアーネストアソシエイツ様に感謝しつつ、今回も4回の連載にお付き合いいただけますよう、読者の方々にお願い申し上げます。


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昨年納品された広尾ガーデンヒルズの案件。
弊社ショールームに近い同マンションは今後本格的な
リフォーム時期を迎えると思われ、期待が高まる。


 よく「年齢不詳」と言われますが、私も50歳を過ぎて立派な(?)中高年となりました。転職を重ね、よく言えば常に新しい挑戦を続けてきたからかもしれませんが、あまりにも学ぶことが多く、老け込んでいる暇も余裕もないのが若さを保っていられる理由なのかもしれません。今回のブログでは私が社会人になってからのこれまでを振り返りつつ、今後の夢と計画についてお話させていただければと思います。


* * *


 お会いする多くの方々から、「なぜ証券マンからキッチンのセールスマンとまるで違う分野に転職したのか」との質問を受けます。私は社会人となってから18年間、日系2社・外資系2社の証券会社に勤務しました。そのうち12年間が海外勤務です。2003年、証券・金融の世界を飛び出してから、医療サービス機器販売、映像制作、観葉植物販売の会社を経験し、現在に至っています。間の会社時代についてはおいおい話すことにして、最初と現在(あえて「最後」と言わない?)のギャップが皆様を驚かすようですが、実は私の中では同じことなのです。


 そのキーワードは「投資」です。


 私が日系証券会社へ就職した1985年は、「株屋」と呼ばれていた証券会社が総合的かつグローバルな金融機関へと、その変貌が加速されていた時代でした。金融のみならず、日本経済全体がバブル期に突入していく矢先だったわけですが、私にとって幸運だったのは、その翌年から海外勤務を命ぜられ、「投資」の意味や意義を海外の投資家から学べたことです。もし日本にいて、一部の同期生がそうであったようにバブリーな生活を謳歌してしまったとしたら、現在の私はないでしょう。赴任先はフランス、パリでした。学生時代にフランス留学経験のある私は語学を買われ入社したのですが、予想以上に早い海外赴任でそれが希望だった私は心を弾ませたものです。


 やや専門的になりますが、株式を公開している企業(上場企業)が投資に値するかどうかを測る指標のひとつにPERという尺度があります。Price Earning Ratioの頭文字を読んだもので、その企業の株価が、1年間で生み出す1株当たりの純利益の何倍になっているかを示すものです。例えばある会社の株式が現在1,000円で売買されているとして、その会社の1株当たり純利益が50円と予想された場合、PERは20倍、といいます。これは別の見方をすれば、その株式(銘柄ともいいます)は会社の20年分の価値を見越して売買されているとも言えます。このPERの数値が高ければ高いほど成長性に期待が持てるとも言えますが、バブル期の日本において上場企業の平均PERは60倍をゆうに超えていました。東京証券取引所で売買される1部上場銘柄全体の指標である日経平均株価は2万円を超え、3万円も超えようとしていた時代の話です。銘柄の中には100倍、200倍を超えるものまであり、さすがに200年先の株価は買えないだろうと呆れた現象が起きていましたが、実際にはそういう銘柄こそ人気が高く、株価の上昇も凄まじかったのです。


 パリでの私の仕事は主に日本の株式と転換社債(株式と社債の中間的な証券)を保険会社や銀行等の金融機関に推奨販売する営業でした。そういう顧客を新規開拓するのも仕事です。これら金融機関には世界のあらゆる国の証券に投資・運用する部門があり、その責任者たるファンド・マネジャーが私の顧客だったわけです。当時25、6歳の私にとって彼らはあまりに投資運用のキャリアに長け、その国際的な視野や考え方は会うたびに勉強になったものですが、その彼らでさえ(彼らだからこそ?)理解に苦しむ日本市場の破竹の上昇が、私のような若僧にも営業のチャンスを与えてくれていたのだと思います。


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当時盛んに行われていた日本株式セミナー。
金融機関のファンド・マネジャーらを招待し、株式市場がバブル期を
迎える直前、積極的に日本株投資を勧めていた(当時26歳)。


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日本株投資を強気で運用する機関投資家10社を募り、
1週間の日本ツアーを行った。彼らが投資する企業の本社や
工場訪問にフルアテンド(当時27歳)。


 そのとき、忘れられない顧客とのやり取りがありました。私は本社のリサーチ部門に所属するアナリストの企業レポートをもとに、ある自動車メーカーへの投資を推奨していました。その銘柄のPERは70倍、当時の平均PERとそんなに変わらず、高いという認識はありませんでした。相手のベテランのファンド・マネジャーは私に言ったものです。「いいかムッシュ・カワシマ、フランスのプジョーのPERは10倍だ。アメリカのGMだって20倍もない。そんなPERの銘柄にお金をつぎ込むのはもはや投資ではなく投機だ。日本もいずれ国際的なPER水準まで下がる」。


 この言葉が、私が「投資」の本当の意味を掴むきっかけとなりました。


 因みに現在の東京証券市場の平均PERは15倍程度。このベテラン氏の予言どおりなのですが、だからといって当時の彼の投資姿勢が正しかったかどうかはまた別の問題です。プロフェッショナルな資金運用者は毎年ベンチマークと呼ばれる市場の平均的なパフォーマンスを示す指標と比べ、それを上回る運用成績を収めなくてはならないからです。時には投機と思われても運用成績をあげるために短期的な買いと売りを行う必要もあったのです。
 何だかキッチンメーカーの人間が書いたとは思えないような内容で、まるで株式投資講座のようになっていますが、次号にて「投資アドバイザー」の真意をご確認ください。


(続く)


ポーゲンポール キッチンデザインセンター東京
http://www.tokyo.poggenpohl.com


「酒酒落落」川島さまの過去の記事はこちらから
http://earnest-arch.jp/blog/past/2010/06/vol1_3.html




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アーネストコラム酒酒落落 第14回目の連載は…

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年6月25日

各分野でご活躍の方々がそれぞれの視点で自由にテーマを設定し、執筆いただく全4回の連載コラム「洒洒落落」。14回目のゲストは、今年創業120周年を迎えたドイツのキッチン家具メーカー『ポーゲンポール』日本支社・ポーゲンポール ジャパン株式会社 代表の川島東治さんです。2010年6月、第4回の「酒酒落落」で執筆していただいて以来、2年ぶりの登場となります。


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〜プロフィールご紹介〜
1961年2月2日生まれ。北海道函館市出身。
弘前大学(フランス文学専攻)を卒業後、日本勧業角丸証券(現みずほインベスターズ証券)入社。翌1986年、同社パリ駐在員事務所(のち現地法人化)に出向。その後クレテ゛ィ・スイス・ファースト・ホ゛ストン(CSFB)証券、山一フランス(副社長兼営業部長)、メリルリンチ証券(株式ディレクター)を経て、2004年映像制作会社起業に出資参画。その後、観葉植物の企画販売会社の再建に携わるなど広く活躍。08年12月ポーゲンポールジャパン代表取締役就任。
学生時代の留学で1年、社会人となり10年フランスに滞在、CSFB時代に1年半ロンドンに滞在経験を持つ。この間、ヨーロッパのフランス語圏各国の機関投資家を担当し日本株式営業を推進。98年山一證券倒産とメリルリンチ入社のため帰国。メリルリンチでは国内主要機関投資家とフランス系投資信託会社向けの営業を担当。
趣味は料理、銭湯通い、SF映画鑑賞。特技は仏語、英語、料理、カラオケなど。


* * *


世界で活躍する証券マン、映像制作・プロデュース、観葉植物企画販売、そしてポーゲンポールジャパンの代表と、様々な経験を重ねながら今もなお走り続ける川島代表。これまでのことを振り返り、その軌跡が起こした様々な化学反応を、今後の夢と計画のお話とともに、4回に渡り語っていただきます。
第1回は「投資アドバイザー」。証券とキッチン、一見全く相容れないように見える二つの中にある共通項とは?
ぜひお楽しみに!


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ポーゲンポール……
今年創業120周年を迎えたドイツ発祥のキッチン家具メーカー。世界でも有数の歴史を持ち、「私たちのゴールはキッチンを進歩させることにある」という強い信念のもと、常に技術に磨きをかけ、ユーザーから高い信頼を得ている。ドイツ国内をはじめ、世界的にも最高級キッチンメーカーとして認められており、そのクオリティの高さから、「Poggenpohl」=「品質の指標」といわれている。


ポーゲンポール キッチンデザインセンター東京
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長渕悦子さまのチャリティーブック第二弾「Flower arrangement 写真集 INSPIRE Vol,2〜あたって砕けろ〜」発売のお知らせ

  • ABOUT US
  • 2012年6月18日

弊社のお客様としてご縁が繋がり、アーネストコラム「酒酒落落」にもご寄稿いただきました長渕悦子さま。
反響を呼んだコラムでは、ご自身のライフワークであられるフラワーアレンジメント、また東日本大震災の被災地、及びチベット難民キャンプでの支援活動について、熱い想いとともに語っていただきました。
そんな長渕さまがご自身で撮影・執筆を行ったチャリティーブックの第二弾が発売の運びとなりましたので、お知らせいたします。


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Flower arrangement 写真集
INSPIRE Vol,2 〜あたって砕けろ〜


まずは、長渕さまからのメッセージをご覧下さい。


* * *


皆様、こんにちは。長渕悦子(志穂美悦子)です。


私のフラワー本「INSPIRE」は昨年暮れの第一弾に引き続き、この度早々に第二弾も発刊する運びとなりました。
お陰様を持ちまして多くの方々のご協力を得て売り上げは東日本大震災の被災地と以前より支援させて頂いていましたチベット難民キャンプに寄付させて頂きました。
この場を借りて心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


季節のアレンジメントを作りその写真を自分のカメラで撮り、それを編集して本にする…

その行程はとても面白く、やればやるほど興味深くなっています。


アーネストホーム駒沢展示場のモデルハウスも撮影で幾度となくお借りしました。
出来たばかりのアレンジメントとカメラを持って出掛けるのは、私の至福の時です。


アーネストの独創的モダンスタイルの清々しい空間と優しい花の香りは、創作意欲を益々駆り立ててくれました。


私の出来ることは小さいですが、今後も自分の出来ることで誰かが笑顔になってくれたら…と願っています。
ご高覧下されば嬉しいです。


201206au_0.gif


* * *


「INSPIRE Vol,2 〜あたって砕けろ〜」の概要をご紹介いたします。


第一弾「INSPIRE〜いちかばちか〜」から半年、皆様のお陰を持ちまして第二弾の発表に至りました。
精力的に活動を深め、今回本人が撮りためた総写真数は1,929点に及び、その中から厳選した172点の写真から構成された写真集となりました。
また2012「六本木フォトコンテスト」において出品した『摩天楼に花のブーツ!』は優秀賞を受賞しました。
前回同様に構成、編集はもちろんロケやスタジオ撮影を敢行し、ページ数増、印刷紙も本人が吟味し こだわった作品集です。
花に対するエッセイも加わった「INSPIRE Vol,2 〜あたって砕けろ〜」を乞うご期待下さい。
尚、引き続き東北大震災、及びチベット難民キャンプに収益の一部を寄付させていただきます。


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使用写真数172点
作品数52点
A4サイズ 
糸かがり上製本
ページ数80(Vol,1より8ページ増)
価格2,500円(税込)
著者・文・写真:長渕 悦子


* * *


「INSPIRE Vol,2 〜あたって砕けろ〜」の詳しい情報は、以下のウェブサイトをご覧下さい。


長渕剛さまオフィシャルウェブサイト「ROCK ON」
http://www.nagabuchi.or.jp/new_contents/rockon/index2.html


長渕悦子さまオフィシャルウェブサイト「Love&Fight」
http://www.nagabuchietsuko.com/


長渕悦子さまのTwitter
https://twitter.com/#!/cleopatraetsuko//


第一弾よりもさらに力強さを増した作品の数々に、パワーを分け与えてもらえる写真集となっています。
ぜひご一読ください。




アーネストコラム「酒酒落落」バックナンバーはこちら
http://earnest-arch.jp/blog/past/cat78/




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新プロジェクトのお知らせ

  • ABOUT US
  • 2012年6月11日

去る5月吉日、イラク共和国大使のルクマン・フェーリ氏と弊社代表の山口の間でイラク大使館、および大使公邸の建築設計契約の調印がとり行われ、正式にプロジェクトがスタートしました。
設計期間約1年、工事期間合わせて約3年の計画です。


アーネストの設計力、デザイン力を評価していただいた成果です。
日イのさらなる交流に寄与できるように努めます。


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「素晴らしいものが出来上がると確信しています」
終始にこやかなルクマン・フェーリ特命全権大使(写真中央)


一番初めのプレゼンテーションが行われたのは2009年3月。
それから約3年の構想を経て、より具体的なプランを具現化する段階に入りました。




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世界四大文明のひとつ、メソポタミア文明発祥の地といわれる中東地区に位置するイラク共和国には、深い歴史と文化が息づいています。


建築においては、イスラムの思想を反映した独特のフォルム・プロポーション、そしてモザイクや幾何学模様の美しいディテールが特徴です。その国を代表する建築物となる大使館だからこそ、国の様式・文化を感じられる意匠は必須。さらに、公邸として万全のセキュリティーや重厚感も大変重要な要素となります。
そして、世界各国の要人が集う親和・社交の場としての親しみやすさも大切にしたい……。


堅牢さを保ちながら、居心地の良い空間をつくる。
数々の大型住宅を手がけてきた弊社ならではのノウハウを集結させた作品に、ご期待ください。




* * *


調印の後、大使より記念盾を賜りました。力強いライオンの姿と“LION OF BABYLION”の文字が刻まれています。このライオンは、はるか昔に実在した古代国家バビロニヤの都市・バビロンの遺跡に現存する石造で、深淵なる歴史と文化の象徴となっています。


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首都バグダッドより南に約80kmに位置する
古代都市バビロンに佇む“バビロンのライオン”


とても貴重なものとなる記念盾は、現在駒沢ショウルームに展示させていただいております。
ご来場の際は、ぜひご覧になってみてください。


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アーネストコラム酒酒落落 JAXSON清水秀男さん Vol.4 京都にて

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年6月04日

最終回は、今や自宅に次ぐ寛ぎの場所、京都について綴らせていただきます。


もともと若い頃より京都は憧れの地であり、リフレッシュのために必ず年に数回は行っています。


家内が昔から持っていた小さな町屋造りの家を手入れして使い始めた6年前より、料亭・旅館のもてなし、格式を味わう楽しみも格別ですが、住まいを設けてこその楽しみ、東京では先ずもって無い気さくで人情味溢れるご近所づきあい、いきつけのおばんざい店など、より深い一生ものの繋がりを得ることができました。


朝は7時には玄関の戸が叩かれ、隣のYさんがお煮しめと焼き魚で朝食の差し入れ。夕食は外食を、と思っていても、“勿体無いからウチで食べなはれ!”とY家に連れ込まれ、、京都の始末の心そのもの且つ人情の塊のご夫婦や、仕事に一切関係なく、全くの素の私として開けっぴろげに付き合える親友とのひと時恋しさに、気持ちが疲れたと感じると京都に向かうのです。


先日5月の連休には何十年かぶりのえびがに(ざりがに)釣りを寺の側溝で孫としました。昔の悪ガキぶりを孫に教えるつもりがついつい夢中になり、時間が経つのを忘れ熱中、身体は覚えているもので、自分で言うのも変ですが、上手いです。10匹も取りました。帰ってきて白川に放なしてやりました。


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近所の坊やに釣りを指南


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孫はとっくに飽きているのですが…


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釣りの成果です


* * *


>>> 京都大学講演と茶会


もう昨年の11月になりますが、外にお伝えしていませんでしたので、京都大学学祭での講演についてお話しします。
講演は以前紹介されたTVガイアの夜明けを見た将来起業を目指す学生のサークル、国際ビジネス研究会の学生からの依頼により参加させていただいたものです。


いざ演台に立つと、モニターが3台もあり、聴講者は学生、一般の方に混じって見るからに教授らしき方々もおられ、真面目な学生生活を過ごしてきていませんので、紹介を受けている間は立ち位置が逆なような、妙に落ち着かない気分でありました。


内容はいつもの講演とは少し変えて、学問上では聞けないであろう起業当時からブランドを立ち上げるまでの七転八倒、日本の文化やものづくり力をベースとしたニッチブランドこそ、世界でも通用するという持論をお話しさせていただきました。私にお声掛けいただいた時点で、市場を独占する超大企業の経営者が語る誰もが納得する内容は期待されていないはず、と飾ることなくお話しした結果、何名もの学生からその後もメールをいただき、慕ってもらうのは可愛く、また頼もしいもので、今もやりとりをしています。


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講演の様子


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国際ビジネス研究会学生と




講演会の前日は京都大茶の湯研究会の計らいで茶会にお招きいただきました。
過去花見会等で経験しているものの、初めて正式な茶事風茶会を体験させていただきました。


茶会は国の登録有形文化財に指定されている、京都大学清風荘・西園寺公望の旧邸で催されました。多数の方が参加されるものと思っていましたが、連客は四名のみ、細川家のご子息と数奇屋建築の第一人者、中村外二工務店の代表中村義明さんとご一緒させていただきました。


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2席目 薄茶席


所作の間合いの静寂に充実感を感じ、掛軸、花、茶器と向き合う時には自分の心を覗くような不思議な感覚を覚えました。
日本民族の精神文化である茶道の奥深さ、作法は制約ではなく“大切なゲストをいかにもてなすか”を問うものと、繊細風雅な文化に日本に生まれたことを誇りに思います。


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3席目 濃茶席 掛軸を拝見 和服が私です




起業を夢見てイタリアに渡り、海外を猿岩石のように見て歩き、お風呂をつくると決め、真似することは無くとも一番参考になったのは、京都の老舗旅館“柊家”の高野槙のお風呂でした。安楽に頭を支える枕、あふれるお湯を受ける排水溝、シンプルながら、如何に心地よく肩まで浸かるか計算しつくされているこのお風呂は今も私の目標であり、戒めです。




柊家そして今回の茶会も、もてなしの心のありようを学ばせていただきました。
日本人の私がつくるお風呂が、日本でも海外でも、癒しと寛ぎと充足、そして家族の大切な時を過ごす場として活かされるよう願いを込めて、これからもお風呂をお届けしていきたいと思います。


ブログを読み返してみれば、私は常に人との関わり、信頼関係と幸運な出会いに支えられてきたことを書き連ねてきたようです。Something Great:偉大な力を感じずにはいられません。


最高に幸運な出会いだった我が家の太陽、家内が丹精を込めた今年の自宅のバラをご紹介して終わりとさせていただきます。
ありがとうございました。


清水秀男




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>>> JAXSONウェブサイト
http://jaxson.jp/



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アーネストコラム酒酒落落 JAXSON清水秀男さん Vol.3 インドネシアより

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年5月28日

今月の初め、インドネシア ジャカルタに行ってきました。


海外では初のJAXSON全室採用ホテルのオープニング確認が目的です。ホテルはKERATON AT THE PLAZA A LUXURY COLLECTION HOTEL。このホテルはセントレジスやWホテル、ウェスティンブランドを擁するスターウット・ホテル&リゾートグループに属し、セントレジスと並び最高級の位置付けとなるものです。
LUXURY COLLECTION HOTELは、ジャカルタの他、ギリシャ、イタリア・ヴェニス、トルコ・アンカラ等に在り、その地の貴族が所有した建物をベースにするなど、インテリアの豪華さなどに特徴のあるブランドです。


LUXURY COLLECTION HOTELオフィシャルサイト
http://www.starwoodhotels.com/luxury/index.html


KERATON、ジャワ語で皇帝という意味のこのホテルの全室採用についてはドラマがありました。
ブログという形式でないとなかなかお伝えできない裏話を綴らせていただきます。


* * *


ちょうど今から1年前、17年ぶりに私はインドネシアを訪問しました。
以前、上海のプロジェクトでタッグを組んだシンガポールのデザイン事務所よりジャカルタのホテルのスィートルームの案件をいただき、ホテルのプロジェクトマネージャーと打合せをする目的です。


話は17年前にさかのぼりますが、アジア各地のハイアットホテルオーナーへの営業をかけていた頃、私はジャカルタのグランドハイアットのオーナー、ロサノ氏と出会いました。
彼は当時のスハルト政権の側近でもありましたが、非常にフランクな方で、ビジネスの話はもちろんですが、日本文化や食の話題で意気投合したものです。


そんな当時を思い出しながら、ハイアットの2階のレストランで食事をしていると、そのロサノ氏が歩いてきたのです。
まったくの偶然の再会でした。
「清水は何でここにいるの?」というロサノ氏の問いに答えると、なんと今回の案件のホテルもロサノ氏がオーナーであるとのこと。
翌朝にはボードメンバー会議に招かれて、詳細を詰め、当初スィートルーム4室だけの採用予定だったのが、全室140室、さらにオーナーズルームまでJAXSONで進むことになったのです。
シンガポールのデザイナー、リチャード氏との信頼関係、オーナー ロサノ氏からの推奨で、この上なくスムーズな進行で無事受注することが出来たのです。


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KERATON AT THE PLAZA オーナー ロサノ氏と


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ホテル客室


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バスルーム(バスタブはカスタムメイドです)


また、当時小さな男の子だったロサノ氏の御子息は素晴らしい青年となり、父親の片腕として活躍しておられ、今後はJAXSON製品の代理店をしていただくことになりました。


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プラザインドネシア不動産部 主要メンバー、関係者の皆さん


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ロサノ氏の御子息と


20年近くも前の御縁がこのように花開くこと、本当に嬉しく思います。また、日々の出会い、人との関わりの積み重ねがあってこそ、このような幸運な偶然がやってきたのだと、改めて身の引きしまる思いがします。


インドネシアと日本の交流促進が日系企業の現地法人、大使館の連携で活発に進められています。今回のロサノ氏との再会をきっかけに、年に数回開催される日本の文化を紹介する講演会に光栄にも講師を依頼されました。前回は和菓子のとらやの社長が講師をされたと聞き、大役ですが、風呂文化日本についてお話したいと思っています。


* * *


Keraton at The Plazaのオープンを確認後、バリ島のとあるホテル改装計画の打合せのために移動しました。移動中インドネシアを代表する名峰Bromo MountainやRaung Mountainを空から見ることが出来ました。
早朝の清々しい空気の中の山は悠大で神々しい眺めでした。


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お施主様インタビュー 泉ウィメンズクリニック院長・泉康史さん

  • お施主様インタビュー
  • 2012年5月21日

東京は南青山にあるクラシカルなビルの一室、フルスケルトンの部屋をリフォームし誕生した婦人科クリニックが、2012年6月13日(水)に新規オープンを迎えます。
設計・施工を行ったのは弊社のリノベーション部門を担う『クラフトスピリッツ』。
オーナーでクリニックの院長を務める 泉 康史さんは、勤務医として30年以上の経験を持つベテラン先生です。満を持して迎えるご開院を前に、夢を形にした道のりがどのようなものだったのか、お話をお伺いしました。


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泉先生Profile
慶応義塾大学医学部を卒業後、同大学産婦人科学教室に入局。東京歯科大学市川総合病院、学校法人北里研究所婦人科などを経て、2012年6月「泉ウィメンズクリニック」を開院。




Episode 1 開院の決意。“優しさ”のあるクリニックを目指して。


産婦人科医として、一般的な産婦人科診療はもちろん、分娩、不妊症治療や体外受精、良性・悪性腫瘍の手術、がん化学療法など、さまざまな治療に精通してきた泉先生。一般的に激務のイメージを持たれる産婦人科ですが、先生も例に漏れず目まぐるしい日々を過ごしてきました。毎日多人数の診療を行う総合病院での外来を続けるうち、ひとりひとりとじっくりと対話する必要性を強く感じるようになったといいます。「不安な気持ちを抱える患者様に必要なのは安心感。だからこそしっかりと診療に時間をかけられる、親身な診療を行うべきだと考えました。誰もが安心してかかれるクリニックで、一人でも多くの患者さんを幸せにできれば、そんな気持ちが膨らんで、開業を決めました」。




Episode 2 アーネストと一緒に、理想の空間を形に。


落ち着いて身体のトラブルと向き合うことができる、優しいクリニックを創りたい。さまざまな検討を重ねるなか、先生は駒沢ショウルームに足を運びます。「アーネストのショウルームを拝見した際に、洗練された近代的な雰囲気をすっかり気に入ってしまいました。以前自宅のリフォームを手がけたメーカーも検討していたのですが、アーネストで建築した知り合いの太鼓判もいただいたので、それじゃあお願いしてみよう、と」。
優しさと安心を中心軸に据え、設計士が提案したプランはプライバシーに配慮しながらも、心安らぐ癒しの空間。受付からアールの通路を抜けると、陽光が降り注ぐ壁面緑化を配した明るい待合室が現れます。「壁面緑化は家内の希望でもありました。今は40種以上の植物を育てている最中で、一日2回、自動的に水やりができる仕組みです」。陽の光と豊かな緑は、不安な気持ちをゆっくり溶かし、またパワーを分け与えてくれるよう。また診療室も同様に、完全個室でありながら採光の充分にとれた明るい空間となっています。


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柔らかな曲線と優しい色彩でまとめられた受付。


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都会の中心部にありながらも
ゆったりと過ごせるよう配慮された待合室。


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取材時は苺が可愛らしい実を付けていました。


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個室の診療室。隣の検査室・処置室も同様に完全個室です。


「アーネストさんには、色や素材感など徹底的にこだわりたい私たちの要望に応えていただき、またさまざまな提案をしていただきました。多くのアイデアのキャッチボールを経て、ひとつひとつを形にしていったイメージです。出来上がってみて思うのは、本当に満足するものができたということ。竣工してしまったのが寂しいくらいなので(笑)、今後もいろいろとお世話になれればと思います」。




Episode 3 泉ウィメンズクリニック2012年6月13日(水)開院。


完成したクリニックでは婦人科診療を中心に、女性のあらゆるトラブルに対応し、また超音波などでの検査や、子宮頸がんや卵巣がんなどの早期発見・予防にも力を注いでいきたいといいます。「婦人科疾患はさまざまありますが、まずは的確に症状を把握して、親身な対話で治療方針を決めていく。そうして一方通行にならない診療を目指していきます。また特別な検査や治療が必要となった際は、大きな病院へ電話一本でご紹介できる連携体制も整えましたので、気になることがあれば気軽に足を運んでみてくださいね」。
数え切れないほどの治療経験を経てたどり着いた“優しい医療”。先生の誠実なお人柄と真摯な姿勢は、多くの女性を安心へと導いてくれることでしょう。


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泉先生は優しくおおらかな雰囲気。
気軽に相談できそうです。


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フラワーショップやブティックが入った
おしゃれなビルの3Fにあります。


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階段横のサインを目印に。


* * *
泉ウィメンズクリニック
お問い合わせ:03-3400-1213
住所:東京都港区南青山5-4-3 南青山 泉ビル3F
診療時間:9:00〜12:00、14:00〜18:00(完全予約制)土日祝休診

ウェブサイト
http://izumi-womens.jp/




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アーネストコラム酒酒落落 JAXSON清水秀男さん Vol.2 ミラノサローネより

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年5月14日

今回は先月4月に開催されたミラノサローネを中心にお話しさせていただきます。
サローネはイタリアミラノで開催される30万人を超える来場を誇る世界最大のデザインイベントです。
30年以上も毎年欠かさず通っています。毎回新たな発見があり、特に展示装飾については良いも悪いもブランドの有り方として非常に参考になります。また、サローネは自分の目利きが間違っていないか流れを確認する機会でもあります。


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画像:サローネ会場エントランスにて。入場を待つ人達。


今年は隔年開催のキッチン、バスルーム関連見本市も開催されました。
前置きですが、本来ならば様々なブースや製品を画像でご覧に入れたいのですが、プレスではない私が各ブランドの写真を撮りご紹介することはポリシーとしてしておりませんのでご了承ください。


インテリアと比較するとCassinaやB&B、Moltiniのように、バス関連業界には独自のブランド観を確立したメーカーが少ないような気がします。
今回はイタリアのサニタリーブランドなど、著名デザイナーを起用し流石というデザインも多くありましたが、デザイン先行という感が否めません。その中でもDURAVITやVITRAなどは日本の入浴スタイル、“肩まで浸かり温まる”ことをコンセプトにしているタブもあり、日本の入浴文化の影響を実感します。
また、バスタブ=インテリアとしての感覚も浸透してきたのでしょう、置型バスタブをメインに発表している企業が多く見られました。


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画像:以前からの知り合いでVICTORIAというサニタリー会社のブースにて。JOAN氏と打ち合わせ。


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画像:左CALRO氏。2005年JAXSONがサローネに参加した時に知り合った高級ブランド専門のレップの方と偶然の再会。
左より2番目 シンガポールのJAXSON代理店の社長HENRY氏。
もう20年ものお付き合いになります。


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画像:蛇口の会社CEAにて。キッチンブランドBOFFIなどにも供給している会社でクオリティの高いブランドです。
左はCEAのオーナー夫人です。


* * *


JAXSONはもう7年前になりますが、2005年Fuori Saloneでバルカシリーズという置き型バスを日本に先駆け発表しています。


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画像:新シリーズ“BARCA”を一堂に展示、発表しました。


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画像:カクテルタイムは和のフィンガーフードと日本酒で。


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フィエラと会場間のシャトルカー。


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画像:会場のメイキング画像です。


リゾートスタイルをコンセプトとする当シリーズは、今までにない素材を用いた斬新さが話題となり、ホテル、旅館やエステ、現在は個人の住宅でも採用いただいています。また、中国の高級マンションに全室採用されるなど、海外プロジェクトにも多く参加しています。


* * *


今年のサローネではグループ会社のLIXILが2年連続してサローネに参加、トルトーナのスーパースタジオで“泡による入浴スタイルの提案”を出展、大きな反響を呼びました。
原研哉さんをデザイナーに迎え、テーマ“A New Desire”人間が味わうことの出来る愉楽とリラクセーションの未来の一端を印象的に展示していました。
日本の会社が世界の檜舞台で評価されるのは非常に嬉しいことです。


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                                (C)LIXIL
好きな本に囲まれあたたかな泡に包まれる至福の時間。
心の豊かさを感じます。


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これはJAXSONのバスタブです。15年ほど前に発売されたこのバスタブ、キャスターが付いており、移動可能(モバイル)をコンセプトとし、背景には書棚が。
私だけではないはずです、特に男性はお風呂と読書の組み合わせは嬉しいのではないでしょうか。


* * *


今回の締めは食の話題にします。
三十年間も通ったイタリアンレストランが突然店を閉めており、とても残念でした。最後の晩餐のあるコルソマジェンタ通りの三人兄弟の店でした。
旨い店の私の見極め方をお教えします。アーリオオーリオペペロンチーノ(ガーリックと鷹の爪のパスタです)の味を基準にしてみてください。ごまかしの効かないシンプルなメニューこそ、その店の腕が分かるものです。三人兄弟の店のペペロンチーノは絶品でした。私が食べた皿にはオイル少しも残らず、ネコが食べた跡のようだと言われたものです。私も料理が好きですが、未だあの味には至りません。
美味しい店を探すのはとても難しいのですが、ナビリオの運河沿いの店は美味しい処が多いようです。


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画像:ナビリオ運河沿いの店にて。ラードのスライスと鹿肉のスライス。世界一ラードの旨い店と看板に書いてありました。
石の採れる場所はラード作りにとても適しているそうです。


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パイナップルのアイスクリーム添え。シンプルですが、ごく薄くスライスしたパインの食感が楽しいデザートです。我が家でも定番になっています。


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画像:ナビリオ地区のアンティークショップで見つけた器です。色が美しく衝動買いしました。


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私の訪伊は、毎回超過密なスケジュールです。身体の疲れとは逆に、ミラノの空気、人、食がパワーをくれます。


インテリアとファッションとグルメ。肌で感じたトレンドをJAXSON流に料理するアイデアが湧いてきます。




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「アーネストの住宅」プロモーション展開のお知らせ。

  • ABOUT US
  • 2012年5月07日

4月28日に晴れて発行の運びとなりましたアーネストの作品集


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actualize houses
アーネストの住宅 形なき想いを具現化する


お蔭様で大変好評をいただいております。
ありがとうございます。


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都内の主要書店でも、最前列に陳列されています。


* * *


そしてこの度、この本をさらに多くの方に知っていただく機会が
モダンリビング編集部様のお心遣いにより実現いたしました。




【東急電鉄に中吊りポスターが登場します】


5月7日(月)・8日(火)の二日間に渡り、
東急全線(田園都市・東横・大井町・目黒・池上・多摩川) の車両内に
アーネスト本の中吊りポスターが展開されます。
※他会社へ乗り入れの車両は除く


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1車両に1枚のようですので、お見逃しなきよう…。
鮮やかな黄色が目印です。




【JR渋谷駅南口改札正面には駅張りポスターも】


5月7日(月)〜5月13日(日) の一週間、
JR渋谷駅南口改札外自由通路に大判ポスターを展開いたします。


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JRと東急の乗り換えの際、動線となる場所です。


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JR渋谷駅南口改札を出ると、正面に。黄色が引き立っていますね。


心を込めて制作した雑誌が、より多くの人のもとに届きますように。
渋谷にお越しの際は、ぜひご覧になってみてください。




次回は、JAXSON 会長・清水秀男様による連載「酒酒落落」
第二回をお届けいたします。
そちらもお楽しみに。




>>アーネストアーキテクツのWEBサイトは
 以下をクリックしてご覧ください。
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リニューアルしたアーネストグループのWEBサイトにも
ぜひお越しください。
http://earnestgroup.net/


アーネストコラム酒酒落落 JAXSON清水秀男さん Vol.1 JAXSONの生い立ち

  • アーネストコラム「酒酒落落」
  • 2012年5月01日

アーネストアソシエイツ村木常務のお声掛けでこれから4回に渡り寄稿させていただくことになりました、株式会社JAXSON 会長の清水秀男と申します。よろしくお願いいたします。


アーネストホーム様には15年以上も前からJAXSON製品を採用いただいております。「高級住宅」、だけでは表現できないアーネストの家づくり。住まうこと・暮らすことの楽しさ、豊かさ、尊さを追求するとこうなるのだろう、と常に学ばせていただいています。厳しい家づくりにかける姿勢は当然JAXSON製品にも要求され、私を含め歴代営業担当も厳しい要求にこそ燃える性質ですので、今に至るまでお付き合いいただいているものと自負しております。


***


私がお風呂のデザイン、モノづくりの世界に入ったきっかけは、家具ブランド「arflex」への憧憬と言い切れます。舞台美術などのアルバイトに明け暮れた学生時代、大きなトレンドを生み出したVANジャケットファッションに熱中する中、VANから立ち上がった「アルフレックスジャパン」に出会いました。そして運命的にもarflexの日本版家具の製造工場は私の従兄弟が経営しており、そこで直にブランドのモノづくりの場面に触れたのです。インテリアシーンを牽引するブランドとして、そして自由闊達でセンスの良い着こなしのarflex社員に憧れて、いつか日本人のライフスタイルに影響を与えるような事業を興したい、と強く思ったのです。


30年以上も前に購入したアルフレックスのダイニングテーブルは、長らく家族団欒の中心にあり、今は美大に通う孫の制作用デスクとして大切に愛用されています。代々受け継がれる家具のようにJAXSONもありたい、と思います。


さて、その後25歳より2年間、ミラノに留学した訳ですが、師事したインテリアデザイナーからは直接的なテクニックではなく、食をはじめファッションなど、人生の楽しみ方を吸収する機会となりました。若い私が怖気づくような一流の場にも連れ歩いてもらったことは人生の宝となっています。


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画像:ミラノ・モンテナポレオーネ通り。クロスするマンゾーニ通りにあった“RITS SADDLER”は一番好きなファッションブランドです。馬具等の皮革製品から始まった由緒あるブランドで、エリザベステイラーやチャップリンなどにも愛用されていたそうです。時代の流れで今はコルティーナの店舗だけになっています。


とはいえインテリアデザインが目的の留学ですから、次第に焦りが大きくなっていきます。自分は何をデザインしたいのか、できるのか、、自問自答の日々。「椅子やテーブルのデザインで、日本人がヨーロッパ人に勝てると思うのか。」という師の言葉に半ば諦めの気持ちでお風呂に浸かり、望郷の思いで日本のお風呂に入りたい、と思った、ここから全てが始まりました。師はヒントを与え続けてくれていたのです。日本人らしい文化や背景を持ったものに取り組むべきだと。
帰国後すぐに工房を興し、従兄弟の会社で培った樹脂成型技術を基にバスタブデザインの傍ら趣味のレーシングカーのカスタムパーツを作りながら世界中の展示会視察やバスルーム事情をマーケティングしたのです。そして1982年、常に私を支え叱咤激励してくれる家内と共にJAXSON JAPANを設立しました。そして今年8月にはJAXSONは30周年を迎えます。


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画像:サブリオーネ2Gコンセプトイラスト。
このモデルは両親と子供、3人のバスタイムをイメージしてデザインしました。
http://jaxson.jp/products/series/spazio/sabrione/sabrione2g.html


余談ですが、ミラノで培った料理の腕は常に家でも発揮しています。食へのこだわりがご縁を呼び、10年前から国際美食団体、日本ロティスール協会会員になっています。


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画像:ロティスール東北支部のパーティー。右は家内です。
ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会サイト
http://rotisseurs.jp/about/


***


私は対外的な表現の際には「バスタブ」と言いますが、個人的には「お風呂」の方がしっくりきます。「お風呂」という言葉にはそこから広がる時間や寛ぎまで含まれるような気がするのです。


4月発刊のモダンリビングの別冊付録の広告に五右衛門風呂スタイルのお風呂を出しています。
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モダンリビングサイト
http://www.hearst.co.jp/product/modernliving



リゾートスタイルでもあり、和のテイストも持つこのお風呂に入っているモデル、実は私の孫娘です。孫とのお風呂の時間は童心に帰るひと時です。家族の和を育むお風呂をデザインできる幸せを感じる時間です。




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