アーネストコラム洒洒落落の最近のブログ記事

等身大の大塚家具~これまでの50年、これからの50年~Vol.3


大塚家具の発祥は、総桐箪笥の工房です。職人だった私の祖父が90年前、1928年に箪笥の町である埼玉県春日部市に工房を構えたのが最初です。そのおよそ40年後、1969年に販売専門の会社として設立されたのが大塚家具です。
当時、職人が作った家具は複雑な流通過程で消費者に届くまでに価格が何倍にもなってしまっていましたが、東京から近い産地であった春日部では、職人が作った箪笥を直接消費者に売ることが一般的でした。職人が作った良いものを、直接消費者に届けることで、価格も安く、商品の情報も届けることができます。


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この方法で、日本中の産地、世界中の作り手から日本の消費者に商品を届けるネットワークを広げ続け、今では、国内263社、海外154社の製造事業者のネットワークとなっています。先日、南青山にフラッグシップショップをオープンしたポルトローナ・フラウもその一つです。100年以上の歴史を誇る作り手がいくつもあります。


http://www.idc-otsuka.jp/item/from_brand/


http://www.idc-otsuka.jp/poltrona-frau-tokyo-aoyama/


職人が手がけるものづくりは、世界中で衰退しつつあります。職人の後継がいなくなりつつあり、私たちが扱っている商品の中でも10年後には作れなくなるものがあります。
良質な材料も枯渇しつつあります。例えば、18世紀に盛んに使われたマホガニーなど家具に使われる良材のかなりの種類が、ワシントン条約で取引を制限されています。
良質な材料を使って、職人が丁寧につくった家具はますます貴重なものになってきています。アンティークがもてはやされるのは、もはや同じものが作れないからなのです。


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大塚家具では、2年前、リユースの取り組みを始めました。徐々に作れなくなってきている良質で貴重な家具が廃棄されるのを防ぐためです。個人宅だけでなく、ホテルの改装などでも、数十年前に作られた高級家具が廃棄されることが頻発しました。中国などで似たデザインのものを新しく作れば、費用も抑えて「綺麗に」改装できるからです。しかし、良材で職人が作った家具は、適切に修理をすれば、その使い心地は簡単な作りの新品とは雲泥の差があり、風格の違いは一目瞭然です。本物の家具が廃棄され、数年で使い捨てにされる家具に取って代わられるというのは皮肉な話です。
100年以上前に作られたものはアンティーク、それより新しいものはオールドやヴィンテージと呼ばれます。大塚家具では、将来ヴィンテージやアンティークと呼ばれるであろうユーズド家具を「リワース」と呼んでいます。修理して再び(リ)生かす価値がある(ワース)という意味です。


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当社では社内に修理工房を持ち、20人弱の職人が家具の修理をしています。修理や張替えをして長く使いたい、という方には修理・張替えを、生活が変わるので使わなくなってしまうが良いものなので捨てたくはない、という方には下取りや買取りをお勧めします。


最終回は、家具のイノベーションについてお話しさせてください。




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赤漆文欟木御厨子(せきしつぶんかんぼくのおんずし


日本で一番古い収納家具は、正倉院宝物にある赤漆文欟木御厨子でしょう。
国家珍宝帳記載の献納宝物で、天武天皇から持統・文武・元正・聖武・孝謙の歴代天皇に伝領されたと言いますから、1000年以上の歴史があります。アンティークの中のアンティークですね。


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出典:宮内庁ホームページ
http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Treasure?id=0000010019




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等身大の大塚家具~これまでの50年、これからの50年~Vol.2


当社は、社名は大塚家具ですが、ブランドネームにIDC(International Design Center)を使っていることからもわかるとおり、室内空間をトータルデザインし、提供する会社です。インテリアは7つの要素、すなわち、床・壁・天井・家具・カーテン・照明・アクセサリーで構成されるとされますが、私たちは、インテリアをトータルコーディネートできるよう、床・壁・天井の建物と一体となっている部分を除き、家具だけではなく、照明、カーテンなどインテリアに必要な要素は全て揃えています。


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http://www.idc-otsuka.jp/showroom/selectshop/lightarium/


http://www.idc-otsuka.jp/curtain_fabric/


でも、それらを一つの空間にまとめていくのは簡単ではありませんよね。一つの家具を変えるだけだとしても、これでいいのか、他の家具やインテリアに合うのか、誰かに相談したいと思いませんか?そんなときの強い味方がインテリアの専門家です。設計事務所やデザイン事務所に相談されている場合は、専門家の方とご一緒に当社のショールームを利用していただく仕組みもありますし、当社にも、様々な悩みをご相談頂けるインテリアの専門家が揃っています。




変わらないもの 〜サービス


実は、当社のショールームにいるスタッフは、ほぼ全員がインテリアに関する何らかの資格を持つ専門家です。
インテリアコーディネーターが113人、カラーコーディネーター52人、スリープアドバイザー813人、整理収納アドバイザー306人など。


大塚家具は、来年3月に50周年を迎えます。これからの50年に向けて、変わらないものと変えていくものがありますが、商品とインテリアについての知識を備えたスタッフによるコンサルティングサービスは、決して変わらないものの一つです。私たちは、単なる物販業ではなく、住生活を豊かにするために必要なあらゆるソリューションを提供するサービス業でもありたいと思っています。
会員制をやめた大塚家具はコンサルティングサービスもやめた、というような報道もありましたが、全くの間違いです。会員制をやめてショールームには手続きなしに気軽に入れるようになりました。しかし、サービスは従来以上に充実させていきます。不慣れなスタッフは、お客様にお声かけするのはぎこちないかもしれませんが、ひとたび何かを質問されれば期待以上にお応えしますので、ぜひ何でも質問してみてください。


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(画像をクリックすると大きくなります)


変わらないもの 〜品質


もう一つ変わらないものは、商品の品質です。近年は2、3年使って買い換えていく使い捨てのファストファニチャーが増えています。しかし、住まいは、食べ物が体をつくるように、知らず知らずのうちに人に影響をあたえ、人をつくるものです。ファストフードやオーガニックフード、いろいろあって選べることが大事だと思いますが、食べ物と違ってその日によって変えるということができない家具はどうでしょうか。だからこそ私たちは愛着を持って使い続けることのできる耐久性と安全性を備えた、耐久消費財としての家具をご提供したいと思っているのです。
次回は、商品についてお話させていただきます。




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家具からはじまる家づくり


インテリアコーディネートは、実は、主役となるものを最初に決めるとスムーズに進みます。ダイニングならテーブルやテーブルの上のペンダント照明、リビングならソファなどが主役です。家具は、色や形があるので好き嫌いがよくわかりますし、家具のレイアウトを先に考えておけば、コンセントの位置や照明器具の位置など、迷う必要はありません。主役の家具を決めて、それに合わせてその周辺を決めていくのが、効率よく納得できるインテリアコーディネートをするコツです。建物を確定した後に、家具などのインテリアを考える逆のパターンになることが多いのですが、住まいづくりを考えている方は、ぜひ、「家具からはじまる家づくり」を試してみてください。


http://www.idc-otsuka.jp/successful/




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等身大の大塚家具~これまでの50年、これからの50年~Vol.1


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私の部屋の一部です。違う感じを想像しましたか?アーネストさんがデザインするようなクールでスタイリッシュな部屋でしょうか?
今回の連載、アーネストさんから、「いろいろ話を聞いてみると、イメージと違うことが多いね、一度ちゃんと語ってみたら?」ということで、機会をいただきました。(村木社長、ありがとうございます!)
確かに、世の中で言われている大塚家具に関する話は、真実ではないことが多い印象です。


私自身のイメージも、実際とずいぶん差があるようです。ショールームでお客様とお話しする時も、「意外と小さいんですね」(平均身長より5㎝以上低い152㎝です。)とか「笑うんですね」とか「意外と怖くないですね!!」(どんなふうに思っていたのでしょうか?)とも言われます。
これから4回の連載、どうぞよろしくお願いします。




ドラマのインテリア


さて、私は、あまり活動的ではなく、仕事の時以外は家に引きこもって海外ドラマや映画をみています。一話完結の刑事ものは大好物です。海外ドラマ、特に欧米のドラマは、インテリアがキャラクターの設定に合わせてしっかり作り込まれていますから、インテリア好きにとっては二重に楽しめます。使われている家具やインテリアコーディネートから、台詞や行動だけではわからなかったキャラクターの隠れた一面が見えてきて、「なるほどよく考えている!」と唸らされることもしばしばです。


大塚家具もドラマや映画の美術協力をしていて、最近ですと、『逃げ恥』の主人公の住まい、古いものですと、木村拓哉さんがご主演された『華麗なる一族』のお屋敷の家具・インテリアは当社がご協力させていただきました。


http://www.idc-otsuka.jp/media/tv_drama.html


「住まいは人を表す」といいますから、作品とキャラクターをしっかり理解してコーディネートしていかなければならないところが難しいところですね。


人生を変えるインテリア


実のところ、住まいには「人を表す」以上のものがあります。
先日、友人が、ベッドに置くクッションとベッドスローをオーダーしました。シーツの色やカーテンとマッチするファブリックを選び、裏表で違ったコーディネートが楽しめるように組み合わせ縫製しました。大掛かりな改装ではありませんが、家に届いてベッドメークをすると、それだけで見違えるように素敵になります。今まで眠るための道具に過ぎなかったベッドが、生活の潤いの象徴になります。以前は、朝ベッドを整えるのも億劫だったという彼女は、毎朝ベッドメークするのが楽しくなり、夜も整った家に帰ってリラックスできるようになったとのこと。そうやって、ちょっとだけ幸せに感じる一日一日の積み重ねが一年になり、一年一年の積み重ねが人生になります。


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インテリアは、人の「こうありたい」を後押しし、人を幸せにしてくれるもの、というのが私の信念です。
次回はインテリアコーディネートについてお話しさせてください。




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海外ドラマのインテリア


インテリア好きには、時代ものの映画やドラマもオススメです。私のお気に入りは、映画「エマ」や「プライドと偏見」などジェーン・オースティン描く19世紀初期のイギリスのインテリア。そのテイストは我が家にも取り入れています。アガサ・クリスティの探偵ポワロシリーズもたまりません。ドラマの舞台である第1次大戦から第2次大戦の間のヨーロッパは、本格的なモダンデザインが登場し、建築も家具も大きく変化した時代でしたから、見ていて本当にエキサイティングです。


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「アーネストコラム洒洒落落」第51回目の連載がはじまります。


アーネストとご縁が繋がった方々が、それぞれの視点で自由にテーマを設定し執筆いただく全4回の連載コラム「洒洒落落」。
次回より第51回の連載を開始いたします。


今回のゲストは「幸せをレイアウトしよう。」をスローガンに掲げ、上質な暮らしをより多くの人に提供するために新たな挑戦を続ける株式会社大塚家具の代表取締役社長 大塚 久美子さんです。


*** プロフィール ***


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大塚 久美子
KUMIKO OTSUKA


1968年 桐箪笥の産地である埼玉・春日部生まれ
1991年 一橋大学経済学部卒、同年、(株)富士銀行(現 (株)みずほフィナン シャルグループ)入社
1994年 家業である(株)大塚家具に入社
1996年 取締役就任。経営企画室長、営業管理部長、総合企画部長、経理部長、商品本部長、広報部長などを歴任
2004年 取締役を退任
2005年 (株)クオリア・コンサルティング設立、代表取締役就任
2007年 フロンティア・マネジメント(株) 執行役員就任、同年退任
40周年を機に、2009年3月 (株)大塚家具代表取締役社長就任
2014年7月取締役を経て、2015年1月代表取締役社長就任、現在に至る


株式会社大塚家具


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1969年創業。「上質な暮らしを提供する」ことを目指し、家具販売にとどまらず、修理、中古家具の買い取り・販売事業も手がける日本で唯一の総合インテリア企業。
2017年3月10日経営ビジョン発表後、「暮らしのソリューション提案企業」として法人向け営業、資格保持者によるお住まいのインテリアのコーディネートサービス、家具レンタル、WEB・EC事業の強化を進めています。


店舗
http://www.idc-otsuka.jp/showroom/


Poltrona Frau Tokyo Aoyama
https://www.idc-otsuka.jp/poltrona-frau-tokyo-aoyama/


Facebook:https://www.facebook.com/idcotsukapr/
Instagram:https://www.instagram.com/idc_otsuka/
Twitter:https://twitter.com/idc_otsuka/


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Maristoの新しいチャレンジ!最新LED照明


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黄木 和志
Ougi Yasushi
Maristoブランドマネージャー


さて、今回はMaristoの新しい取り組みをご紹介させていただきます。


この写真、何に見えますか?トップライトから見える晴天の空と太陽?
ところが、これが最新テクノロジーを用いたLED照明なんです!!


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既にご存知の情報通の方もいらっしゃるかも知れませんが。。。
『COELUX』という特殊パネルと照射方法で、そこに本当に窓があり、太陽を見ているような錯覚を覚える技術が活かされた照明器具です。
これはイタリア・インスブリア大学の物理研究者であるPaolo di Trapani氏が12年の歳月をかけ開発された商品です。


Maristoでは、日本国内で初めて『京都 グランベルホテル』様へ、納めさせていただきました。
地下大浴場への設置にあたり、ご入浴されたお客様に、いかに驚きと安らぎを与えられるかを検討する為、実際にミラノ市内の採用物件を視察しました。


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天井に2台のCOELUXが設置され、日差し?が出来ている。


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観葉植物の影の方向をご覧いただくと、日差しが右のガラス扉側からではなく手前(室内側)から射しているのが判りますよね。


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COELUXを背にした時の影をご覧いただくと、太陽光を背にした時と同じような影が出来ます。


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現地では、パオロトラパーニ氏本人を交えて、設置方法の検討を行いました。


この『COELUX』は、残念ながら弊社ショールームでは、現在ご覧いただけませんが、百聞は一見にしかず。
ぜひ京都グランベルホテルへご宿泊いただき、大浴場で実感していただければ幸いです。


今回、日本初のCOELUXご採用頂きました、
京都グランベルホテル様
http://www.granbellhotel.jp/kyoto/


設計段階からご協力頂きました
UDS株式会社様
http://www.uds-net.co.jp/
the range design株式会社 寳田 陵様
http://the-rangedesign.co.jp/


設置に関わり、絶大なるご協力を頂きました
株式会社安藤・間 森山 所長様 に感謝いたします。




第4回に渡りお話しさせていただき、最後になりましたが。
アーネストブログの記念すべき第50回目、弊社に機会をいただきましたこと感謝いたします。


Maristo営業部では最新トレンドアイテムはもちろん、皆様のお役に立てる商品を探し、ご提案いたします。
是非一度、弊社ショールームに遊びにいらしてください。




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タイルデザインの方向性


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黄木 和志
Ougi Yasushi
Maristoブランドマネージャー


デザインタイル「Maristo(マリスト)」のブランドマネージャー黄木と申します。前回のコラムでは世界のタイル事情をほんの少し、そしてイタリア紀行を書かせて頂きました。今回はイタリアのタイル見本市「CERSAIE(チェルサイエ)」で見たタイルのトレンドと、Maristo新商品をご紹介させて頂ければと思います。


近年のタイルトレンドと言えば、『異素材の再現』の一言に尽きると思います。要因として、タイル製造技術の飛躍的な向上、施釉にデジタルインクジェットを用いたり、大型サイズのプレス方法に新技術が取り入れたりなど・・・。
結果として生み出されたのが、よりリアルな「天然石調タイル」、「木目柄タイル」、「金属調タイル」ではないでしょうか。


代表的なものをご紹介します。


<1> マーブル系
昨年に引き続き、マーブル系をメイン展示しているメーカーが多数ありました。商品の品質は、価格重視の施釉磨きもしくはブライト品か、より本石を追求したハイクオリティ品の両極。
テクスチャーは、従来の磨き・マット・アンチスリップタイプに加えて、「サテン仕上げ」という新たなものも見られました。大理石が使い込まれて摩耗したテクスチャーを表現しているといいます。


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Cersaieマーブル調タイル


そしてMaristoがセレクトしたのが、こちら。


『ANIMA』シリーズ ※4月より随時発売開始
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イタリア、フランス、イランで産出される特徴的な大理石を、忠実に再現したエレガントなマーブルタイルです。白系、グレー系、黒系の3色展開です。


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<2> ブルーストーン
テラゾーや、マーブルに続いて多かったのが、ブルーストーン調タイル。ベルギー産の「ベルジャンブルーストーン」を模したものです。各メーカーでは、本石の黒以外の色も展開しているところも見られました。


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ブルーストーン調タイルの展示


続いてMaristoセレクトアイテムはこちら。


『Belgica』(ベルジカ)シリーズ ※4月より随時発売開始
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本石にもよく含まれる「ウミユリ」の化石まで忠実に再現しています。Maristoでは600×300角、300角、300×200角などサイズバリエーションを増やし、様々なパターン貼りが楽しめます。


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<3>金属調(メタリック)タイル
今後も増えていくのでは、と予想されるメタリック調タイル。金属の経年変化による錆を忠実に再現し、展示の中でもひときわ目を引きました。


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金属調タイルの展示


金属調のうち、Maristoのセレクトアイテムは、『Tube』シリーズ。実際の赤錆の経年変化を観察し、モデルとした商品のほか、オリジナルの白系と黒系も含むアイテムです。


『Tube』シリーズ ※4月以降随時発売
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<4> 大型タイル
大型タイルの形状は、3200×1600角、3000角×1000角、2400×1200角など各社様々。同じシリーズ内でノーマルの厚みと薄型を両方取り扱いするメーカーが増加していました。


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大型タイルの展示


Maristoでも4月より薄型大判タイルを取り扱います。3.5㎜厚と5.6㎜厚を用意しました。用途、デザインの幅が広がります!




ここまで、長々とチェルサイエトレンドと、Maristo 新アイテムのご紹介をして参りましたが、5月に開催する新商品発表会「Maristo Collection 2018」にて実物をご覧いただけます。5月開催を予定しており、講師の方をお迎えし、建築・デザインにまつわるトークショーなども行います!


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※5月より各拠点で随時開催致します。
 ご興味のある方は是非、マリスト六本木までお問合せ下さい!




さて、続く第4稿では、Maristoの新たなチャレンジ・最新LED照明について、ご紹介させていただきます。お楽しみに!




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タイルのトレンド発信源"チェルサイエ"


2回目の今回は、イタリアで開催されるの展示会『CERSAIE』のお話をさせて頂きます。


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ボローニャ空港のエントランス。
象嵌で作られた『Ceramic Tiles of Italy』


チェルサイエは、世界最大規模のセラミックタイルと水回り商品関連の商談会です。その歴史は意外と古く、1983年に設立され、年に1回というペースで開催されています。


イタリア製タイルの約80%近くは、北部エミリアロマーニャ州のモデナ市近郊で数多く製造されています。
"モデナ"と言えば、皆様ご存知のバルサミコ酢、ランブルスコ(微発泡赤ワイン)、そしてFerrari本社工場等が有名ですが、実はセラミックタイルの製造工場が多く集まった地区でもあるんです。


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バルサミコ『Boni』


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ランブルスコ『VECCHIA MODENA』
度数が低く、酔わない?


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MODENAの名物『ニョッコフリット』
生ハムを挟んで食べます!おいしい!


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ザンポーネなど、名物がたくさん。
とても仕事になりませんね。。。


さて、お仕事に戻って。。この会場で新商品を探します!!


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チェルサイエ会場の『Bologna Fiere』
設計は丹下健三氏のマスタープランが生かされています。


期間中は世界中からメーカー、バイヤー、設計者などが集まり、最新デザインやトライアル商品を見る事が出来ます。(不評な場合生産されないことも、、、)


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近年、タイルメーカー各社は『MILANO SALONE』にも出展。インテリアデザインのトレンド発信と新商品へのフィードバックを行っており、出展社のブースデザインにSALONEの影響を感じる事ができます。


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しかし、広すぎる。
ちなみにCERSAIEの会場規模は。


[Cersaie 2017実績]
会場面積:156,000㎡
総出展社:869社
出展参加国:41国
セラミックタイル関連:457ブース
浴室関連:197ブース
総来場者数:111,604人
*[参考]東京ビッグサイト会場面積:103,313㎡


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歩き疲れて会場内のジェラート屋さんで一休み。多い日は1日2万歩は歩くでしょう。


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夜は、各メーカー様が趣向を凝らしたが特別パーティーでおもてなし。この期間は連日連夜、日中は歩き、夜は飲む。


良いのもが選べたのか?
結果はその③へ続きます。




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日本のタイルの歴史


デザインタイル「Maristo」(マリスト)のブランドマネージャー黄木と申します。
アーネストブログ「洒酒落落」のコラムでは、


1 日本のタイルの歴史
2 タイルのトレンド発信源「チェルサイエ」
3 タイルデザインの方向性と、Maristoセレクトアイテム
4 Maristoの新しいチャレンジ!最新LED照明


の4回に分けてお話させていただきます。
私視点にはなりますが、イタリアのタイル見本市「チェルサイエ」でのトレンドについてもご紹介し、少しでも皆様にタイルというものを身近に感じていただければと思います。




皆さんは「タイル」というとどんなものを思い浮かべますか?
お家の水回りを彩る、このようなイメージでしょうか。


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それとも、お洒落なカフェの壁でしょうか。


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洗練された意匠性の高いもののような気がしますよね。それでは、タイルがこのようなイメージを確立するまで、どのような変化を遂げてきたのかちょっとだけ振り返ってみましょう。
実はタイルの定義は、「床壁に貼り付ける小片の薄板の総称」なのです。日本の江戸時代以来用いられたなまこ壁や、寺院建築の床に使用された敷瓦もタイルの先祖といえますね。


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なまこ壁              


それでは、今身近にある洋風のタイルはいつごろから見られるようになったのでしょうか。
明治半ばには、白地に藍色の模様が入った本業敷瓦が台所・洗面所・風呂場に防水仕上げ材として使われていました。本業敷瓦は粘土の湿式押し出し製法です。和の印象の強いタイルだったためか、あまり長くは流行らなかったようです。


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そして明治終わりごろには、粉末を原料とし、乾式プレス成形された美しいデザインのマジョリカタイルが生産されるようになりました。イギリスのタイルを模したもので、鮮やかな色彩と凹凸が特徴です。
やがてこれらを東南アジアへの輸出もするようになり、現在もベトナムや台湾の古い建物に、日本製とみられるマジョリカタイルの使用を確認することができます。


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和製マジョリカタイル


では、外装用途としてのタイルの発展に目を向けてみます。日本の近代洋風建築の発展に欠くことのできない材料の一つに煉瓦があります。しかし、関東大震災により煉瓦造りの建物が地震に弱いことが判明しました。それまでは構造躯体であり、かつ表層材の役割をしていた煉瓦でしたが、躯体を覆う化粧煉瓦が登場したのです。この煉瓦タイルの登場により外装タイルは躍進しました。


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化粧煉瓦 東京駅


大正~昭和初期にかけてのタイルは、煉瓦や石を模し、機能面においては本物を超えようとした努力が見られます。花崗岩を模した白系タイルが、病院や大企業のビルの外壁で多く使用されるようになりました。清掃性に優れ、清潔な外装を保つことができました。


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馬車道大津ビル


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フランク・ロイド・ライト風スクラッチタイル


さて、大正時代半ばには石の"フェイク"としてのタイルではなく、タイルでしか表せない独特な表情も好まれるようになりました。焼成温度や酸素量、また釉薬の質や量によって窯の中で表情が変化する「窯変タイル」の登場です。


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Maristo「和染(ワセン)」 


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Maristo「Sapido(サピド)」


今では、様々な表情のタイルを選ぶことができ、贅沢な時代だと感じますね。ここで、タイルの歴史についてのお話を終わりにしようと思います。次回は海外のタイル事情に目を向け、イタリアのタイル見本市「チェルサイエ」についてお話できたらと思っております。




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Maristoウェブサイト










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---ここからアーネストのお知らせです---




「こだわりを極める住まい展」を京都で開催致しました。


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3月3日(土)~5日(月)、京都の嶋臺ギャラリーにてアーネストアーキテクツの展示会を開催致しました。
会期中は連日多くのお客様にご来場いただき、アーネストの作品をご体感いただけましたことを大変嬉しく思っております。この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
今後も広く皆様にアーネストの作品に触れていただける機会を設けられるよう努めてまいります。


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「アーネストコラム洒洒落落」第50回目の連載がはじまります。


アーネストとご縁が繋がった方々が、それぞれの視点で自由にテーマを設定し執筆いただく全4回の連載コラム「洒洒落落」。
次回より第50回の連載を開始いたします。


記念すべき50回目のゲストは、タイルや石材、住宅機器を取り扱う株式会社アベルコのオリジナルタイルブランド、「Maristo」のブランドマネージャーである黄木 和志さんです。


*** プロフィール ***


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黄木 和志
Ougi Yasushi


1964年 北海道生まれ
     大学卒業後、アベルコ入社
2006年 アベルコオリジナルブランド『Maristo』に関わる。
現在   Maristoブランドマネージャー




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Maristo(マリスト)では、商業施設から戸建て住宅向けまで幅広いニーズにお応えできるよう、セラミックタイルを中心とした200アイテム以上の最新トレンド商品を取り扱っております。同じく自社ブランドの「Artis」(高級アクリルバスタブ)との複合ショールームを六本木・大阪に構え、居心地の良い空間をご用意しております。まずはお気軽にショールームへお越しください。




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Maristo/Artis六本木ショールーム
〒106-0032
東京都港区六本木3-16-33 青葉六本木ビル ANNEX2F
営業時間 10:00~18:00
休館日 毎月第2・第4土曜日、GW・夏期休暇・年末年始などの臨時休業日
TEL 03-5573-9201




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Maristo/Artis 大阪ショールーム
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-11-20 G-TERRACE心斎橋 2F
営業時間 10:00~18:00
休館日 毎週土・日曜日、祝日、GW・夏季・年末年始
TEL 06-6245-4501




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確かな価値


私は若い頃から腕時計が好きで、今でも時計店に立ち寄るのが習慣になっています。
中古となれば、新しいモデルが出るにつれ価値は下がるものですが、ロレックスというブランドのスポーツモデルは近年人気があり、25年くらい前には約20万円で中古販売していたものが、年々価格が上昇し、現在100万円を超える価格がついています。
かつては、より正確で安価な電池式のクオーツが登場し、これまでの機械式は滅亡すると言われた頃、職人が試行錯誤と努力を繰り返し、人生を捧げてきたことが価値となり、プレミアがついているわけです。


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時計に限らず洋服などでも、使い古した風合いのジーンズなど新品以上のプレミア価格で販売するなど、若い世代にもビンテージの魅力が浸透してきています。
商品以外の価値に対価を支払う時代になりつつあると考え、匠大塚では世界中から「価値」をキーワードにして、匠の技術や希少な材料によって作られた家具を、新品でありながら将来、それが価値としてアンティークになり得るものから、もう二度と手に入らないであろうアンティーク家具までも豊富に取り揃えております。
これまで培った目利きとしての経験から、匠大塚が販売する家具は、中古になっても価値が変わらない商品であることを目指し、使っていくうちに輝きや風合いといったものが、ビンテージとしての魅力となり得る商品開発に取り組んでおります。


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世界で名作と称する、ハンス・ウェグナーによりデザインされた美しい椅子「Yチェア」など、いま匠大塚では職人の手作りであっても数万円台で販売していますが、今後職人技術の伝承ができなければ手に入らなくなる可能性もあります。もしそうなればビンテージでしか入手でなくなり、その価格は新品購入時の数倍の価値になってもおかしくありません。


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前回、無垢天板の魅力についてお話しさせていただきましたが、木材の価格は年々上昇し、質の良い大型の天然木材は手に入らなくなりつつあるのはご存知かと思います。
都心から約1時間と、創業の地である春日部に本店を構え、東京ドームグラウンド面積の約2倍という広大なスケールにて存分にその価値を一日楽しんでいただけるよう、全力で取り組んでまいりました。
ぜひお客様ご自身で、私たちの掲げる「確かな価値との出会い...」を体感していただけるよう、精一杯お手伝いさせていただきます。


この度は、4週にわたりアーネスト様にこのような機会を与えていただき大変感謝いたしております。
この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。


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匠大塚代表取締役社長 大塚勝之




匠大塚株式会社HP
https://www.takumi-otsuka.jp/




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