「アーネストコラム洒洒落落」ファヴォリインターナショナル株式会社 代表取締役 石黒久美子さん 第一回「『お気に入り』の魔法」

『お気に入り』の魔法


はじめまして。今回から連載をさせていただきます、ファヴォリインターナショナル株式会社の石黒久美子です。


FAVORI(ファヴォリ)とは、フランス語で『お気に入り』という意味です。家が美しく、ひとつ一つに思い出やストーリーが詰まった "お気に入り" たちで満たされた場所でありますように・・・という夢と願いを込めております。 


そんな社名を持つ弊社は、インテリアデザインオフィス「アトリエ ファヴォリ」からスタートし、今年7月新たにイギリス・フランスのインテリアアイテムを取り扱う完全予約制サロン「サロン ドゥ ファヴォリ」をオープン致しました。今回は、私とインテリアの世界との出会いから「サロン ドゥ ファヴォリ」オープンへの経緯、インテリアと幸福感のお話をさせていただこうと思います。


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「サロン ドゥ ファヴォリ」店内




インテリアデザインとの出会いは、私がまだ専業主婦の頃でした。当時、夫の仕事の都合でシンガポールで生活しており、知り合った欧米人の友人たちの美しく設えた広大な家と、豊かなライフスタイルに大きな刺激を受けました。もともとインテリアに興味もあり、インテリアデザインを学んでみたいと考えるようになるのに時間は掛かりませんでした。そこで2005年、ロンドンのアートカレッジに通い、本帰国後には資格を取得。インテリアの仕事をしながら関連分野の様々な勉強を続けました。


2013年にはイギリスのインテリアデザインのディプロマを取得し、ハイエンドインテリアのプロ向けの見本市 『Decorex(デコレックス)』にも毎年欠かさず通うようになりました。また2015年には英国インテリアデザイン協会の正会員となり、世界で活躍する先輩インテリアデザイナーのレベルの高い仕事や、その取り組み方から大きな刺激と学びをいただき続けています。


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『デコレックス』2018会場風景




ところで皆さん、イギリスのインテリアと聞くと想像されるのが、飴色のオークやマホガニーの家具、焦げ茶色のレザーにボタン留めのソファなど重厚なイメージのものではないでしょうか。 私も大好きな伝統的なスタイルですが、そうばかりではないのです。 


私がデコレックスやインテリアのショールームが集まるロンドンのチェルシー地区で出会ったのは、伝統的な要素を含みつつ、コンテンポラリーですっきりとしたデザインでありながら、とてもエレガントで「洗練」という言葉のよく似合う家具や照明器具でした。


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トム フォルクナー イメージ写真


時を重ねて、「いつかきっと・・・」と恋心を抱いていたそれらの家具や暖炉を、一つ二つと自分のインテリアデザインのプロジェクトにお納めできるようになりました。私が恋した商品をお客様にも気に入っていただき、実際にお使いいただける喜びはひとしおです。


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昨年末竣工したお宅のリビングダイニング。お客様のご希望でロンドン・パリのショールームへご一緒し、手前のアクリルチェア以外の置き家具は、全て取り寄せました。


そうするうち、「世界には、こんなにも沢山の素敵なものがあるのだから、もっと多くの人に知っていただきたい、使っていただきたい」という思いが日に日に増し、輸入事業の展開を考えるようになりました。これが「サロン ドゥ ファヴォリ」をオープンするに至った経緯です。




さて、ここで少し、私が恋に落ち、作り手たちと通じ合い、実際に「サロン ドゥ ファヴォリ」で取り扱うこととなったブランドをいくつか紹介させてください。


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トム フォルクナー:金属と異素材を組み合わせたアーティスティックなMade in U.K. ファニチャー。エレガントかつ男性的、洗練された斬新なデザインはどんなスタイルにも調和します。



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キュリオーサ&キュリオーサ:British madeの手吹きガラスの照明ブランド。豊富なカラーバリエーションと個性的なシェイプが魅力。点灯してもしなくても美しい透明感と存在感です。



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モワソニエ:1885年創業。伝統とアヴァンギャルドを併せ持つフレンチブランド。大胆で革新的、ファンタジーに満ちたデザインは、まさにフレンチラグジュアリーの真骨頂。


見慣れないテイストのものばかりかもしれませんが、どれもクラフトマンシップを感じられるアーティスティックなデザインで、凛とした存在感を放ちます。これらは『Functional Art(機能を持ったアート)』とも表現できるのではと考えます。インテリアの主役として、またアクセントとしても使用することができ、人気のイタリアンモダンともとても相性がよいと思います。




ところで、日本は『住/インテリア』にかける消費が少ないのをご存知でしょうか。その分野の消費指数が英国の約1/3といわれています。『衣』と『食』 バッグ、時計、レストランでのディナーのお値段と日常的にインテリアに費やす金額を比べてみてください。ね、思い当たりますでしょう。


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私は、豊かなインテリアは生活の質全体を上げ、幸福度を上げると信じています。家がお気に入りで満たされれば、そこは世界中のどこよりも強力なパワースポットになると考えているからです。


次回からは、具体的な写真やヒントとともに、インテリアを通して毎日の暮らしをより豊かにする方法をお伝えいたします。




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