2018年7月アーカイブ

Minotti - 2018 Pre Collection Seminar - Part 1


東京では連日30度を超える夏日が続いていますが、皆様体調など崩されていないでしょうか?
先日、南青山のMinotti Courtで行われた「Minotti - 2018 Pre Collection Seminar -」に参加してまいりました。4月に開催されたミラノサローネの様子とそこで発表されたばかりのMinottiの新作コレクションを中心にお話ししていただきましたので、2週にわたり皆様にご紹介したいと思います!


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今年で70周年を迎えるというMinotti。アニバーサリーイヤーである今シーズンは「創業者へのリスペクト」、そして「新たな挑戦」をテーマとしているそうです。ガラスで覆われたミラノサローネの展示ブースの中央にはミノッティ邸を手掛けた建築家ジジ・ラディチェ氏によって設計された、創業者であるアルベルト・ミノッティ氏の生家にあった暖炉を再現したという巨大なマントルピースがレイアウトされ、その周りを取り囲む2018年の新作コレクションが並び、今シーズンのテーマを大胆に表現していました。


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出典:Minotti
https://www.minotti.com/en/salone-del-mobilemilanoon-stage-the-2018-collection




70周年のヒストリカルコレクションとして、ラディチェ氏がデザインし、ミノッティ家で使用されていたチェアを復刻したというALBERT&ILEが発表されました。創業者であるアルベルト・ミノッティ氏とイレ夫人の名を冠したこちらのコレクションは、丸みを帯びたALBERTと背面の空洞が特徴的なILE、2つの異なるデザインのソファでありながらどちらも共通した細身でレトロなデザインの脚を持ち、使用されているベルベットや皮革の上質な光沢感も相まって可憐で高貴な雰囲気を醸し出します。


ALBERT
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出典:Minotti
https://www.minotti.com/en/albert_2


ILE
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出典:Minotti
https://www.minotti.com/en/albert_2




今年のMinottiのメインカラーはホワイトと濃いグレー。シャープな印象になりがちなこれらのカラーでまとめられたインテリアに程よく温かみを加えてくれるのがキーカラーであるブルーとグリーンの2色です。深緑や深海、夜空といった自然界をイメージしたというこれらのキーカラーは生地感やトーン、濃淡を変えることで微妙な色の差を生み出し、インテリアに深みを与えています。


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また、これまでロドルフォ・ドルドーニ氏がすべてのメインソファをデザインしていましたが、「新たな挑戦」の1つとして今年は4人のデザイナーがMinottiとコラボレーションし、それぞれソファをデザインしています。


1人目はイタリア・ミラノ出身の建築家、ロドルフォ・ドルドーニ氏。Dolce&Gabbanaの空間デザインなどを手掛ける彼はこれまで20年にわたりMinottiとのコラボレーションし続け、今年もほぼすべてのコレクションのデザインを監修しているんだそうです。


2人目は「家具は投資」というユニークなポリシーを持ち、昨年、Minottiのデザインに参加したフランス人デザイナー、クリストフ・デルクール氏。これまで直線的なデザインが多かったMinottiのコレクションですが、昨年彼がデザインした切株をイメージしたというLOUのダイニングテーブルに衝撃を覚えた方も多いのではないでしょうか。


3人目はブラジルを拠点に活動する建築家、マルシオ・コーガン氏。「新陳代謝」を意味し、環境の変化や成長に適応しながら姿を変えていく日本の建築思想であるメタボリズムの影響を受けたという彼。今回デザインしたQUADRADOにその思想を反映させているそうです。


そして4人目は日本人デザイナー、nendoの佐藤オオキ氏です。今世界で最も注目されているデザイナーの1人である彼が、日本人としてはもちろん、アジア人として初めてMinottiのデザイナーとして起用されたというニュースはもうご存知の方も多いのではないでしょうか?!




来週は彼ら4人のデザイナーが作り出した個性豊かなソファを中心にご紹介してまいりたいと思います。
お楽しみに!




Minotti 2018 New Collection
https://www.minotti.com/en/2018-collection_2




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BIM 3D図面の取り組み

BIM 3D図面の取り組み


観測史上最も早い梅雨明けをした関東地方。夏本番の暑さがやって参りましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
太陽の日差しが輝く季節にうれしいニュースが舞い込んで参りましたので、今回のブログでは、そのニュースと共に弊社の取り組みについてご紹介させて頂ければと思います。


弊社、アーネストアーキテクツでは、3D動画を用いたプレゼンテーションを行っております。
以前のプレゼンテーションは平面図とコンピューターグラフィックス(CG)を使用して行っておりましたが、建築のプロでは無い一般のお客様が平面図を立体的に理解するのは難しく、二次元のCGにも限界を感じておりました。
お客様にもっと分かりやすいプレゼンテーションを!と考えていた時に巡り合ったのが今の3D動画のスタイルです。このプレゼンテーションは間取りを立体的に表現し、まるで実際の建物の中を歩いているような感覚が味わえます。


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当社のプレゼンテーション動画はこちらから


ただ、プレゼンテーション時のプランから何も変わらないというのは稀なケースで、お打合せが進むにつれ「収納を増やしたい」「間取りの位置を変更したい」「素材を変えたい」など、さまざまな要望が出てくるものです。
その際に平面図だけでのご説明では、プレゼンテーションの時と同じ問題が生まれてしまいます。その為弊社では設計に際し、平面図と3Dモデルを同時に作成するBIM(Building Information Modeling) を導入し、建物の形状や仕様を可視化してお客様との打合せを行っています。


今回、そのBIMを活用し、一定規模以上の住宅では日本初となる電子申請による確認済証が交付されましたので、ご報告致します。
確認済証は、建築物の工事に着手する前にその計画が建築基準法に適合するかどうかを審査し(建築確認申請)、内容が確認された場合に発行されるものです。
通常、建築工事に使用する図面を申請用に書き直して申請をしていました。その為、図面作成の時間や図面どうしの不整合などの問題がありましたが、今回の建築確認申請では3DCAD(ArchiCAD)で描いた建築工事に使用する図面を、BIMビューアーソフトで閲覧できる申請用の図面に変換することで、これらの問題をクリア致しました。


これにより、確認申請用図書作成期間の短縮を図ることが可能になり、指定確認検査機関との間で電子申請システムを介して、確認済証の交付が行えるようになりました。
将来的には、整合性が担保できるなど3Dモデルの更なる活用により審査期間の短縮も期待されます。


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斜線規制(BIMxデータ)


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左:道路斜線(BIMxデータ) 右:北側斜線(BIMxデータ)


日刊建設通信新聞_3面記事.jpg
記事を読む際は画像をクリック




私たちアーネストアーキテクツでは常に時代の最先端を取り入れ、お客様の立場に立った分かりやすさを追求した可視化が、この様なかたちで実を結ぶことができたことを大変嬉しく思っております。
今後も、より分かりやすくお客様が設計に参加しやすい環境を整えて参りますので、ご期待頂ければと思います。


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