2018年3月アーカイブ

タイルデザインの方向性


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黄木 和志
Ougi Yasushi
Maristoブランドマネージャー


デザインタイル「Maristo(マリスト)」のブランドマネージャー黄木と申します。前回のコラムでは世界のタイル事情をほんの少し、そしてイタリア紀行を書かせて頂きました。今回はイタリアのタイル見本市「CERSAIE(チェルサイエ)」で見たタイルのトレンドと、Maristo新商品をご紹介させて頂ければと思います。


近年のタイルトレンドと言えば、『異素材の再現』の一言に尽きると思います。要因として、タイル製造技術の飛躍的な向上、施釉にデジタルインクジェットを用いたり、大型サイズのプレス方法に新技術が取り入れたりなど・・・。
結果として生み出されたのが、よりリアルな「天然石調タイル」、「木目柄タイル」、「金属調タイル」ではないでしょうか。


代表的なものをご紹介します。


<1> マーブル系
昨年に引き続き、マーブル系をメイン展示しているメーカーが多数ありました。商品の品質は、価格重視の施釉磨きもしくはブライト品か、より本石を追求したハイクオリティ品の両極。
テクスチャーは、従来の磨き・マット・アンチスリップタイプに加えて、「サテン仕上げ」という新たなものも見られました。大理石が使い込まれて摩耗したテクスチャーを表現しているといいます。


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Cersaieマーブル調タイル


そしてMaristoがセレクトしたのが、こちら。


『ANIMA』シリーズ ※4月より随時発売開始
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イタリア、フランス、イランで産出される特徴的な大理石を、忠実に再現したエレガントなマーブルタイルです。白系、グレー系、黒系の3色展開です。


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<2> ブルーストーン
テラゾーや、マーブルに続いて多かったのが、ブルーストーン調タイル。ベルギー産の「ベルジャンブルーストーン」を模したものです。各メーカーでは、本石の黒以外の色も展開しているところも見られました。


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ブルーストーン調タイルの展示


続いてMaristoセレクトアイテムはこちら。


『Belgica』(ベルジカ)シリーズ ※4月より随時発売開始
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本石にもよく含まれる「ウミユリ」の化石まで忠実に再現しています。Maristoでは600×300角、300角、300×200角などサイズバリエーションを増やし、様々なパターン貼りが楽しめます。


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<3>金属調(メタリック)タイル
今後も増えていくのでは、と予想されるメタリック調タイル。金属の経年変化による錆を忠実に再現し、展示の中でもひときわ目を引きました。


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金属調タイルの展示


金属調のうち、Maristoのセレクトアイテムは、『Tube』シリーズ。実際の赤錆の経年変化を観察し、モデルとした商品のほか、オリジナルの白系と黒系も含むアイテムです。


『Tube』シリーズ ※4月以降随時発売
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<4> 大型タイル
大型タイルの形状は、3200×1600角、3000角×1000角、2400×1200角など各社様々。同じシリーズ内でノーマルの厚みと薄型を両方取り扱いするメーカーが増加していました。


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大型タイルの展示


Maristoでも4月より薄型大判タイルを取り扱います。3.5㎜厚と5.6㎜厚を用意しました。用途、デザインの幅が広がります!




ここまで、長々とチェルサイエトレンドと、Maristo 新アイテムのご紹介をして参りましたが、5月に開催する新商品発表会「Maristo Collection 2018」にて実物をご覧いただけます。5月開催を予定しており、講師の方をお迎えし、建築・デザインにまつわるトークショーなども行います!


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※5月より各拠点で随時開催致します。
 ご興味のある方は是非、マリスト六本木までお問合せ下さい!




さて、続く第4稿では、Maristoの新たなチャレンジ・最新LED照明について、ご紹介させていただきます。お楽しみに!




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おしゃれイズムSPで弊社の物件が紹介されます!


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出典:日本テレビHP番組表


3月25日(日)22:00~放送予定の日本テレビ系バラエティー番組「おしゃれイズム」の1時間スペシャルで弊社の物件が紹介されます!
今回紹介されるのは2018年2月発売のモダンリビングにも掲載されている地上6階地下1階のお宅で、そちらの記事を見たスタッフの方から弊社にオファーをいただきました。


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(画像をクリックすると詳しくご覧いただけます。)


MCのくりーむしちゅー上田信也さん、藤木直人さん、森泉さん、そして「癒しの空間」となる家探しをされているゲストのマツコ・デラックスさんを弊社のスタッフがこだわりのポイントやお部屋の広さなどのエピソードを交えながら各階をご案内しました!


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エントランスには滝が流れ、最上階には露天風呂、地下には本格的な寿司バーを設えた和空間が広がるなど、都心に建つ自宅でありながら一歩足を踏み入れると広がるドラマティックな空間に出演者の方々も終始驚かれているようでした。
今回の撮影は準備を含め約4時間程だったのですが、7層にも及ぶ物件の撮影を手際よくスピーディーにこなされているスタッフの方々には脱帽です。


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雑誌やホームページでは紹介しきれなかった見どころをこうして映像で皆様にご紹介できる機会をいただき、とてもうれしく思っています。
撮影を快諾し、事前の細かい確認等をはじめ撮影にご協力いただきましたオーナー様にはこの場をお借りし、改めて御礼申し上げます。
今後も皆様に驚きと感動のある作品をご覧いただけますよう社員一同邁進してまいります。


放映は日本テレビにて3月25日(日)22:00~です!


皆様、放送をお見逃しなく!




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タイルのトレンド発信源"チェルサイエ"


2回目の今回は、イタリアで開催されるの展示会『CERSAIE』のお話をさせて頂きます。


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ボローニャ空港のエントランス。
象嵌で作られた『Ceramic Tiles of Italy』


チェルサイエは、世界最大規模のセラミックタイルと水回り商品関連の商談会です。その歴史は意外と古く、1983年に設立され、年に1回というペースで開催されています。


イタリア製タイルの約80%近くは、北部エミリアロマーニャ州のモデナ市近郊で数多く製造されています。
"モデナ"と言えば、皆様ご存知のバルサミコ酢、ランブルスコ(微発泡赤ワイン)、そしてFerrari本社工場等が有名ですが、実はセラミックタイルの製造工場が多く集まった地区でもあるんです。


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バルサミコ『Boni』


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ランブルスコ『VECCHIA MODENA』
度数が低く、酔わない?


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MODENAの名物『ニョッコフリット』
生ハムを挟んで食べます!おいしい!


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ザンポーネなど、名物がたくさん。
とても仕事になりませんね。。。


さて、お仕事に戻って。。この会場で新商品を探します!!


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チェルサイエ会場の『Bologna Fiere』
設計は丹下健三氏のマスタープランが生かされています。


期間中は世界中からメーカー、バイヤー、設計者などが集まり、最新デザインやトライアル商品を見る事が出来ます。(不評な場合生産されないことも、、、)


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近年、タイルメーカー各社は『MILANO SALONE』にも出展。インテリアデザインのトレンド発信と新商品へのフィードバックを行っており、出展社のブースデザインにSALONEの影響を感じる事ができます。


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しかし、広すぎる。
ちなみにCERSAIEの会場規模は。


[Cersaie 2017実績]
会場面積:156,000㎡
総出展社:869社
出展参加国:41国
セラミックタイル関連:457ブース
浴室関連:197ブース
総来場者数:111,604人
*[参考]東京ビッグサイト会場面積:103,313㎡


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歩き疲れて会場内のジェラート屋さんで一休み。多い日は1日2万歩は歩くでしょう。


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夜は、各メーカー様が趣向を凝らしたが特別パーティーでおもてなし。この期間は連日連夜、日中は歩き、夜は飲む。


良いのもが選べたのか?
結果はその③へ続きます。




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日本のタイルの歴史


デザインタイル「Maristo」(マリスト)のブランドマネージャー黄木と申します。
アーネストブログ「洒酒落落」のコラムでは、


1 日本のタイルの歴史
2 タイルのトレンド発信源「チェルサイエ」
3 タイルデザインの方向性と、Maristoセレクトアイテム
4 Maristoの新しいチャレンジ!最新LED照明


の4回に分けてお話させていただきます。
私視点にはなりますが、イタリアのタイル見本市「チェルサイエ」でのトレンドについてもご紹介し、少しでも皆様にタイルというものを身近に感じていただければと思います。




皆さんは「タイル」というとどんなものを思い浮かべますか?
お家の水回りを彩る、このようなイメージでしょうか。


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それとも、お洒落なカフェの壁でしょうか。


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洗練された意匠性の高いもののような気がしますよね。それでは、タイルがこのようなイメージを確立するまで、どのような変化を遂げてきたのかちょっとだけ振り返ってみましょう。
実はタイルの定義は、「床壁に貼り付ける小片の薄板の総称」なのです。日本の江戸時代以来用いられたなまこ壁や、寺院建築の床に使用された敷瓦もタイルの先祖といえますね。


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なまこ壁              


それでは、今身近にある洋風のタイルはいつごろから見られるようになったのでしょうか。
明治半ばには、白地に藍色の模様が入った本業敷瓦が台所・洗面所・風呂場に防水仕上げ材として使われていました。本業敷瓦は粘土の湿式押し出し製法です。和の印象の強いタイルだったためか、あまり長くは流行らなかったようです。


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そして明治終わりごろには、粉末を原料とし、乾式プレス成形された美しいデザインのマジョリカタイルが生産されるようになりました。イギリスのタイルを模したもので、鮮やかな色彩と凹凸が特徴です。
やがてこれらを東南アジアへの輸出もするようになり、現在もベトナムや台湾の古い建物に、日本製とみられるマジョリカタイルの使用を確認することができます。


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和製マジョリカタイル


では、外装用途としてのタイルの発展に目を向けてみます。日本の近代洋風建築の発展に欠くことのできない材料の一つに煉瓦があります。しかし、関東大震災により煉瓦造りの建物が地震に弱いことが判明しました。それまでは構造躯体であり、かつ表層材の役割をしていた煉瓦でしたが、躯体を覆う化粧煉瓦が登場したのです。この煉瓦タイルの登場により外装タイルは躍進しました。


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化粧煉瓦 東京駅


大正~昭和初期にかけてのタイルは、煉瓦や石を模し、機能面においては本物を超えようとした努力が見られます。花崗岩を模した白系タイルが、病院や大企業のビルの外壁で多く使用されるようになりました。清掃性に優れ、清潔な外装を保つことができました。


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馬車道大津ビル


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フランク・ロイド・ライト風スクラッチタイル


さて、大正時代半ばには石の"フェイク"としてのタイルではなく、タイルでしか表せない独特な表情も好まれるようになりました。焼成温度や酸素量、また釉薬の質や量によって窯の中で表情が変化する「窯変タイル」の登場です。


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Maristo「和染(ワセン)」 


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Maristo「Sapido(サピド)」


今では、様々な表情のタイルを選ぶことができ、贅沢な時代だと感じますね。ここで、タイルの歴史についてのお話を終わりにしようと思います。次回は海外のタイル事情に目を向け、イタリアのタイル見本市「チェルサイエ」についてお話できたらと思っております。




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---ここからアーネストのお知らせです---




「こだわりを極める住まい展」を京都で開催致しました。


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3月3日(土)~5日(月)、京都の嶋臺ギャラリーにてアーネストアーキテクツの展示会を開催致しました。
会期中は連日多くのお客様にご来場いただき、アーネストの作品をご体感いただけましたことを大変嬉しく思っております。この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
今後も広く皆様にアーネストの作品に触れていただける機会を設けられるよう努めてまいります。


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「アーネストコラム洒洒落落」第50回目の連載がはじまります。


アーネストとご縁が繋がった方々が、それぞれの視点で自由にテーマを設定し執筆いただく全4回の連載コラム「洒洒落落」。
次回より第50回の連載を開始いたします。


記念すべき50回目のゲストは、タイルや石材、住宅機器を取り扱う株式会社アベルコのオリジナルタイルブランド、「Maristo」のブランドマネージャーである黄木 和志さんです。


*** プロフィール ***


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黄木 和志
Ougi Yasushi


1964年 北海道生まれ
     大学卒業後、アベルコ入社
2006年 アベルコオリジナルブランド『Maristo』に関わる。
現在   Maristoブランドマネージャー




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Maristo(マリスト)では、商業施設から戸建て住宅向けまで幅広いニーズにお応えできるよう、セラミックタイルを中心とした200アイテム以上の最新トレンド商品を取り扱っております。同じく自社ブランドの「Artis」(高級アクリルバスタブ)との複合ショールームを六本木・大阪に構え、居心地の良い空間をご用意しております。まずはお気軽にショールームへお越しください。




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Maristo/Artis六本木ショールーム
〒106-0032
東京都港区六本木3-16-33 青葉六本木ビル ANNEX2F
営業時間 10:00~18:00
休館日 毎月第2・第4土曜日、GW・夏期休暇・年末年始などの臨時休業日
TEL 03-5573-9201




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Maristo/Artis 大阪ショールーム
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-11-20 G-TERRACE心斎橋 2F
営業時間 10:00~18:00
休館日 毎週土・日曜日、祝日、GW・夏季・年末年始
TEL 06-6245-4501




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