2016.7.17

水の演出

Earnest architects

水の風景 ウォータースクリーン➀

関東では雨が降ったり止んだりで蒸し暑かったり肌寒かったりと体調を壊しやすい天気が続いて、梅雨明けが待ち遠しいですね。
でも、近年の暑さときたら猛暑や酷暑という言葉が飛び交うように茹だるような暑さです。少しでも涼しく感じられる工夫を住宅でも取り入れたいですよね。アーネストの物件では水の演出を導入されたお宅も多く手掛けています。
今回は、「水の風景」と題して水の演出にスポットを当ててお話したいと思います。

最近よく取り入れられるのがウォータースクリーンです。店舗の演出などにも使われることがあるので、目にしたことが有る方も多いのではないでしょうか?
ガラスを伝う水のゆらぎがなんとも涼やかで、水盤に流れ落ちる水音が心地良く響きます。水のゆらぎや音にはリラックス効果があり、以前は身近にあった小川のせせらぎや田園風景、水路など「水を感じる景色」を目にする機会が少なくなった私たちは、ウォータースクリーンにその姿を求めているのかもしれません。
現代人が求める「水を感じる景色」を自宅で叶えたお宅をご紹介いたします。

現在発売中のモダンリビングに掲載されておりますこちらのお宅は、四方を建物に囲まれた都市型住宅ですが、光を存分に取り込む気持ちの良いリビングがあります。開口部にはウォータースクリーンを施していて、日中は屈折した光が天井や壁に美しいリフレクションを映し出し、夕暮れと共に都会の喧騒が窓をつたうウォータースクリーンの水により美しくにじみます。夜はライトを灯すと室内が見えやすくなってしまうのをウォータースクリーンの水のカーテンによって開放感は保ったまま、周囲の視線をカットしてプライバシーを守ります。

上記のお宅の詳細はこちらから
https://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/146.html

続いてこちらのお宅は、エントランスからスロープを上がると正面の開口にウォータースクリーンが滝のように流れ、美しい水のゆらぎが訪れる人を魅了します。壁面が緩やかに曲線を描き、開口の景色をパノラマで切り取るリビングは、ウォータースクリーンの流れる開口と美しい緑を臨む開口を同時に楽しめる贅沢な設えです。

上記のお宅の詳細はこちらから
https://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/093.html

先ほどの2邸は新築の物件でしたが、ウォータースクリーンはリフォームで取り入れることも可能です。こちらのお宅の外観は既存を活かしつつ、テラスやウォータースクリーンを設けることで印象を大きく変えることに成功した物件です。また、ライトアップを施すことでフレッシュな印象の日中とは異なる、ムーディーな夜の雰囲気を演出しました。

上記のお宅の詳細はこちらから
http://craftspirits.jp/gallery/slideshow/J_020.html

青山にショールームを構える前、駒沢の住宅展示場に出展していた頃の弊社の展示場は、外観にウォータースクリーンを大胆に使っていたのですが、夏場水を流しているのといないのでは体感温度が全然違いました!水を流すことによって窓の温度を冷やす効果もあるようです。

駒沢にあった住宅展示場。左側のガラス部分に水が流れます。
流れ落ちる音をお伝え出来ないので残念ですが、こちらは高さがあったのでサーッという滝のような水音を楽しめました。

蒸し暑い日本の夏に、ウォータースクリーンで涼を感じで見てはいかがでしょうか。この他にも、アーネストではウォータースクリーンを使った住まいを多く手掛けていますので、ご参考にしていただけたら幸いです。
次週のブログでも「水の風景」をお伝えいたしますのでお楽しみに!

●アーネストの新築作品はこちらから
https://earnest-arch.jp/gallery/


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