2016年7月アーカイブ

水の風景「水盤の効果」

水の風景「水盤の効果」




関東甲信越地方でもやっと梅雨明けが発表されましたね。平年より1週間遅く、昨年よりも18日遅い梅雨明けとなったそうです。
これからの夏本番!に向けて少しでも涼を感じて頂きたく、連載をスタートした「水の風景」。今週は「水盤」にフィーチャーしてご紹介させて頂きます。
前回お伝え致しました、ウォータースクリーンを「動」とするなら、水盤は「静」を愉しむ水の演出です。水面に写る景色を楽しんだり、みなものゆらぎは凛とした清々しさを空間に与えてくれます。




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リゾートホテルのようなこのお宅は、エントランスから両開きのドアを開けると正面に水を湛える水盤がゲストを出迎えます。こちらの水盤は2枚の石の間から湧き水のように水が溢れることで静かに水面を揺らします。水盤の上は吹き抜けになっていて各部屋から潤いのある水の景色を感じることができ、家の中心に水盤を設けていているのでどこにいても潤いのある水の景色が楽しめる、水盤を住まいのシンボルにしたお宅です。








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続いては、フジテレビ系列で放映されていた「TERRACE HOUSE」のロケ地として、一躍有名になったこちらのお宅です。
海に向かって迫り出すように海側のみをV字の大開口で開き、他は壁で遮断することで周囲の住環境の気配を完全にシャットアウト。開口からは海と空のみを臨む贅沢なつくりとなっていて、リビングの開口の先に設けた水盤は、海の青のグラデーションと重なってとても美しく、時間帯によっては水盤のみなもの揺れが光りを反射してリビングの天井や壁に美しいリフレクションを映し出します。








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緑が濃い温泉地に建てられたこちらの別荘は、非日常的な空間の演出としてエントランスの前に水盤を設け、石の橋を渡り室内へと誘います。月をイメージした照明が上品に灯り、上階から眺める事もできるように床の一部をガラスで仕上げています。美しい木々は水盤にも表情を与え、心が凛とするような静寂さを感じます。








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こちらのお宅は小川のような水の流れを楽しむ水盤となっていて、せせらぎが心地良く響きます。
日中は芝の緑と相まってさわやかな印象を与えていますが、夜になると水中照明が光り、水によって屈折した光がゆらゆらと輝き、ムードのある夜の景色を創り出しています。








タイプの異なる水盤をご紹介いたしましたが、この他にも水が滾々と湧き出る水盤や黒の御影石を使った水盤など、さまざまな演出をアーネストでは行っております。身近に水を感じるだけで、心がほどけるような安らぎを与えてくれる「水の風景」。ぜひ、皆様のご自宅にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
次回は水盤を華やかに演出する「噴水」についてご案内させて頂きます。お楽しみに!




●アーネストの新築作品はこちらから
http://earnest-arch.jp/gallery/


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http://craftspirits.jp/gallery/index1.html


●お問合せ:0120-332-363




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水の風景
ウォータースクリーン②



関西に続き、関東もそろそろ梅雨明けかな?と思っていたのですが、じとじとしたスッキリしないお天気が続いていますね。
今週も前回に引き続き、ウォータースクリーンのご紹介をさせて頂きますので、少しでも涼を感じて頂けたらうれしいです。


前回ご紹介したウォータースクリーンは開口部に施した施工例でしたが、アーネストでは開口部以外にもウォータースクリーンを各所に取り入れたご提案を行っております。
まずは、HiGH&LOWのミュージックビデオのロケ地にもなった、こちらのお宅からご紹介いたします。



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中庭を中心に、コの字型に構成したこちらのお宅は、フレッシュなカラーガラスが空間をつなぐ役割を果たしています。敷地の端から端までをつなぐその長さは、なんと27m!中庭部分の壁面にはウォータースクリーンの水が滝のように流れ、瑞々しい透明感を与えています。
中庭部分のカラーガラスに落ちる滝は夜になるとライトアップが施され、日中の姿とは異なる雰囲気が楽しめます。



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開口部以外にウォータースクリーンを取り入れた物件は、ストーリー性の高い演出を行っていることが多く、こちらのお宅では地階のパーティールームを水中のイメージで設計しています。
ウォータースクリーンから流れ落ちる水は地下のトップライトをつたい、下からトップライトを見上げると、まるで水面を見上げているような不思議な感覚は、本当に水の中にいるかの様です。
地階のバーカウンターの壁面は収納棚になっていて、水中写真を挟んだガラスの扉は気泡の描かれた水の景色を映し出します。そこに、トップライトから射し込んだ光がつたう水によって屈折し、見事に水面のゆらぎを再現していて、幻想的な空間となっています。


上記のお宅の詳細はこちらから
http://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/143.html






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続いてのお宅は、オーナーが所有していたバリのビラを自宅に再現したいとの希望を叶えたお宅です。
まず、目を惹くのは外観のデザインです。左右に迫り出した壁と、正面の壁面で外部からの視線をシャットアウトしているため、室内は都心の住宅街とは思えない開放的な空間を実現しています。
リビングからフラットにつながる3階のテラスの奥には、2階へと落ちるウォータースクリーンの滝が流れていて、リゾート雰囲気を盛り上げています。この滝は外観のデザインを活用して、正面の大きな壁面の内側がウォータースクリーンが流れる滝の壁となっています。




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滝が落ちる2階は主寝室があり、目の前には滝つぼのような水盤が広がります。できるだけ、エアコンなどは使わず自然の風を感じられる暮らしを希望されていたオーナー。その願いに応え、寝室は窓を開けたまま眠りにつくことができる空間に仕上げています。水盤は手前と奥で深さを変えているので、寝苦しい夜は水浴びをしてクールダウンすることも可能です。この水盤はお孫様もお気に入りで、プールのように楽しんでいるそうです。


上記のお宅の詳細はこちらから
http://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/119.html






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これまでご紹介した実例は外部にウォータースクリーンを設置していましたが、こちらのお宅は室内空間にもウォータースクリーンを取り入れています。
まずは、地下にあるインナーアプローチ。ウォータースクリーンから伝う水がお客様を出迎え、個人宅とは思えない迫力のある空間に仕上げています。室内に施したウォータースクリーンは、外壁の一部を乳白色のガラスで仕上げた3層吹き抜けのダイナミックな空間に水を落とし、各階にやさしい光と潤いを取り込みます。また、ウォータースクリーンの水音は室内のどこにいても自然のBGMのように心地良く響きます。


上記のお宅の詳細はこちらから
http://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/036.html






2週に渡りウォータースクリーンの実例をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
ウォータースクリーンの演出だけでも多岐に渡ったご提案が行えることを、ご理解頂けたのではないでしょうか。ご紹介させて頂いた物件以外にも、アーネストが手掛けたウォータースクリーンの実例はまだまだございます!他の物件も見てみたい方、ウォータースクリーンを取り入れた空間を検討されている方はお気軽にお問合せください。
これからの夏本番に向けて貴方の暮らしにも、ウォータースクリーンで涼のある空間を演出してみませんか。






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水の風景
ウォータースクリーン➀




関東では雨が降ったり止んだりで蒸し暑かったり肌寒かったりと体調を壊しやすい天気が続いて、梅雨明けが待ち遠しいですね。
でも、近年の暑さときたら猛暑や酷暑という言葉が飛び交うように茹だるような暑さです。少しでも涼しく感じられる工夫を住宅でも取り入れたいですよね。アーネストの物件では水の演出を導入されたお宅も多く手掛けています。
今回は、「水の風景」と題して水の演出にスポットを当ててお話したいと思います。


最近よく取り入れられるのがウォータースクリーンです。店舗の演出などにも使われることがあるので、目にしたことが有る方も多いのではないでしょうか?
ガラスを伝う水のゆらぎがなんとも涼やかで、水盤に流れ落ちる水音が心地良く響きます。水のゆらぎや音にはリラックス効果があり、以前は身近にあった小川のせせらぎや田園風景、水路など「水を感じる景色」を目にする機会が少なくなった私たちは、ウォータースクリーンにその姿を求めているのかもしれません。
現代人が求める「水を感じる景色」を自宅で叶えたお宅をご紹介いたします。






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現在発売中のモダンリビングに掲載されておりますこちらのお宅は、四方を建物に囲まれた都市型住宅ですが、光を存分に取り込む気持ちの良いリビングがあります。開口部にはウォータースクリーンを施していて、日中は屈折した光が天井や壁に美しいリフレクションを映し出し、夕暮れと共に都会の喧騒が窓をつたうウォータースクリーンの水により美しくにじみます。夜はライトを灯すと室内が見えやすくなってしまうのをウォータースクリーンの水のカーテンによって開放感は保ったまま、周囲の視線をカットしてプライバシーを守ります。


上記のお宅の詳細はこちらから
http://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/146.html








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続いてこちらのお宅は、エントランスからスロープを上がると正面の開口にウォータースクリーンが滝のように流れ、美しい水のゆらぎが訪れる人を魅了します。壁面が緩やかに曲線を描き、開口の景色をパノラマで切り取るリビングは、ウォータースクリーンの流れる開口と美しい緑を臨む開口を同時に楽しめる贅沢な設えです。


上記のお宅の詳細はこちらから
http://earnest-arch.jp/gallery/slideshow/093.html








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先ほどの2邸は新築の物件でしたが、ウォータースクリーンはリフォームで取り入れることも可能です。こちらのお宅の外観は既存を活かしつつ、テラスやウォータースクリーンを設けることで印象を大きく変えることに成功した物件です。また、ライトアップを施すことでフレッシュな印象の日中とは異なる、ムーディーな夜の雰囲気を演出しました。


上記のお宅の詳細はこちらから
http://craftspirits.jp/gallery/slideshow/J_020.html






青山にショールームを構える前、駒沢の住宅展示場に出展していた頃の弊社の展示場は、外観にウォータースクリーンを大胆に使っていたのですが、夏場水を流しているのといないのでは体感温度が全然違いました!水を流すことによって窓の温度を冷やす効果もあるようです。


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駒沢にあった住宅展示場。左側のガラス部分に水が流れます。


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流れ落ちる音をお伝え出来ないので残念ですが、こちらは高さがあったのでサーッという滝のような水音を楽しめました。






蒸し暑い日本の夏に、ウォータースクリーンで涼を感じで見てはいかがでしょうか。この他にも、アーネストではウォータースクリーンを使った住まいを多く手掛けていますので、ご参考にしていただけたら幸いです。
次週のブログでも「水の風景」をお伝えいたしますのでお楽しみに!






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ミュージックビデオにアーネストの物件が使用されました!






最近、ドラマや映画、CMの制作会社からロケ地として使用したいというお問合せが非常に多くなっています。
2016年6月15日(水)に発売されました HiGH&LOWベストアルバムの「MIGHTY WARRIORS」という曲のミュージックビデオにアーネストの物件が使用されましたのでご紹介いたします。
HiGH&LOWは、EXILE、三代目J Soul Brothersらが所属する芸能事務所LDHと日本テレビが企画した『総合エンタテインメント・プロジェクト』です。HiGH&LOWのドラマのファン!という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。今年の夏には映画も公開される予定です。


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使用されたのは都心とは思えない光景が広がるこちらの物件です(画像をクリックすると詳しくご覧頂けます)。
このお宅は大変お問合せが多く、残念ながら撮影日の関係で実現はできませんでしたが、大手保険会社や大手通信会社のCMのロケ地のご依頼も受けました。






こちらのアルバムは、HiGH&LOWのドラマに登場するチームのテーマ曲となっており、ドラマの内容はMUGENというチームが圧倒的な力で支配していた地域があり、MUGENの突然の解散後5つのチームが台頭。抗争劇が始まるというもの。
「MIGHTY WARRIORS」は3代目J Soul BrothersのELLYさんがリーダーのチームです。もちろん、ミュージックビデオにもELLYさんが出演されています。


ダイジェスト版なので弊社のシーンは一瞬しか映りませんが、下記のURLでダイジェスト版がご覧頂けます。0:13頃 0:20頃 0:23頃にチラッと映りますので、目を凝らしてご覧下さい(笑)。本編ではしっかり映っています!すでにこちらのHiGH&LOWベストアルバムお持ちの方は、物件にも注目してご覧頂けると幸いです。


https://youtu.be/uvpPX50ElpE"






弊社の物件は、雑誌やホームページで紹介されると各方面から反響が有り、近年は特にこの様なお話のご依頼が増えました。アーネストの物件が注目を集めるというのは嬉しい限りです。
注目されるのはプレッシャーにもなりますが、これからもデザイン住宅の分野を牽引する存在でありたいと願っています。
今後も皆様に驚きと感動を与えれらる住まいをつくりに邁進し、この様なご報告ができればと思っております。
もちろん、ご快諾いただけるお施主様のご協力があってこそのお話ですので、アーネストはこれからもお客様との信頼関係を大切に、より良い作品を皆様にお届けいたします。


アーネストの作品はこちらからご覧頂けます。
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心地よい居場所④
名作建築に見る愛着のもてる住宅




何度か訪れたことがある京都・山崎にある名作住宅「聴竹居」(1928年)は、今年で築88年になります。去年の11月と今年の2月に再び撮影で伺う機会がありました。この住宅は建築家・藤井厚二さんによる設計。当時、彼はこの土地に広大な敷地を手に入れ、次々と実験住宅をつくったのですが、この「聴竹居」がなんとその5軒目。ほかの住宅はすでに現存していないのが残念ですが、この「聴竹居」はデザイン的にも機能的にも...その両面が優れている建築ということで現在でも注目され、世界中から多くの人々が見学に訪れています。(予約して見学することも可能 http://chochikukyo.com/contact/)


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まずは、デザイン面です。藤井さんは視察のためにヨーローパに渡航した経験があり、その当時ヨーロッパのデザインの潮流はアールデコやモダニズムの初期。藤井さんは日本的な空間づくりに西洋のエッセンスをミックス。個室は畳の部屋がメインですが、今でいうLDKは椅子で生活するスタイルにしています。戦前!それはとてもモダンな暮らし方です。



この平屋の建物の延床面積は173㎡。LDKのほかに3つの寝室、調理室、下女室、浴室、子供の勉強室などもあります。内部に入ると、右手に客間、正面にはLDK。客室とLDKは引き戸でつながっていて、家族だけのときはそこを開け放って過ごします。縁側と呼ばれるガラス張りに近いサンルームのような空間も設けてあり、そこはリビングと連続し、内部に自然光を取り入れている効果も。家具もすべて藤井さんがデザイン。マッキントッシュのような時計の横に引き出し式の神棚が設けてあるなど、独自のオリジナリティでミックスされており、その当時その空間はどんなにモダンだったか! (ちなみにル・コルビュジエの「サヴォア邸」は1931年でそれより3年前と考えると感慨深いものがあります)。


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この住宅が素晴らしいもうひとつの点は機能面です。その当時日本の住まいは、夏の暑さをどうするか...というのが大きな課題でした。この住宅の立地は小高い丘の頂にあり、サンルームから流れる3つの川が合流する地点を見下ろす素晴らしい場所に建てられています。風が抜ける立地を利用し、サンルームの天井には手動で開閉可能な通気口、リビングから続く小上がりになっている畳の間の下部には、筒状のドカンのようなものが設けられたり、環境を積極的に活用しているのも実験的に試みています。その当時に温度等も実測された資料が今でも残っているそうです。



はるか昔は既製の住宅や家具がなかった時代。どの家もこのように家具までその家族の使い勝手やセンスに合わせた空間をひとつひとつつくっていました。しかし、当時置かれていたリビングの家具は残念ながら現在はありませんでしたので、ML226号(4月発売 21世紀の木の住宅特集)で、リビング、サンルーム、ダイニングに、モダンリビング編集部が家具をコーディネイトしてみたんです。そうしたところ、88年経た空間がいきいきと蘇ったのには驚きました。配置した家具は名作家具やヴィンテージもの、最新のものなどいろいろ。


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ダイニングにはデンマーク製の名作家具・セブンチェア、テーブルの上にはフランス製のテーブルウエア、リビングにはカッシーナのソファとデンマークのポール・ケアホルムのチェア、サンルームにはアンティークのテーブルやイタリア製のパーソナルチェアなど――モダンなスタイリングを!そのミックスコーディネイトが映えたのは、建物の建築としての美しさとモダンさ、そして多くの要素を受け止める包容力があるだと思います。時間を経てなお味わいが増す住まいの好例ですよね。
是非「聴竹居」は、訪れていただきたいと思っています。








そして、今年の4月に待望の落水荘(Falling Water)に行くことができましたので、こちらのことも少しお伝えしたいと思います。
建築家、フランクロイド・ライトの代表作のひとつとして知られるFalling Water(落水荘)は、アメリカ・ペンシルバニア州から南東へ約80kmのところにあります。エドガー・カフマンの別荘として1938年に完成。さきほどの聴竹居の10年後であり、サヴォア邸の7年後、今年で完成してから築78年ということになります。今回、雄大な自然の中に埋もれるように佇む建物を目の当たりにした時には本当に感動いたしました。


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自然豊かな国立公園の中にある敷地へ入り、川の脇の小径を川音を浴びながら歩き建物までアプローチ。小さな橋を渡ると水平なラインが際立つ外観が突然現れ、アプローチする道の左下に母屋が、右手に離れのようなゲストハウスがあります。玄関に近づき見上げるとまずは格子状のコンクリートの隙間からツタのような緑が目に飛び込みます。内部空間はそこにあった岩がそのまま使われていたり...。その当時で考えれば相当斬新! かつ自然の取り込み方は現地で体感すると驚きが! 床下やテラスの下に流れる滝との距離感も見事。なんといっても滝の真上に家があるんですから! 


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1階にはキッチンと個室、読書室等、階段で2階へ上がっていくと急に視界が開けるLDK、3階は個室。そして道路の上のブリッジを渡りゲストルームのある離れへ。滝、川音、緑、岩とライトのデザインした家具が置かれた室内――。


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こちらも現在住んでいる人はいないのですが、78年経た今も、人々に「感動」と「人間にとって気持ちよさって何だろう?」という素朴な疑問への答えがある気がいたしました。






2つの名作住宅を短い時間に体感した2016年前半。
感動と驚きと、そして何年たっても愛着がもてる住まいってなんだろう! という疑問への答えも、これらの名作住宅にそのヒントが隠れている気がいたします。


4回のブログを通して、自然との気持ちよい距離感、家具の存在、緑や花、香りの大切さ、愛着のもてる空間などについてお伝えしたかったのですが、それらすべてはライフスタイルをハッピーにする要素! 少しでも参考になればと思っております。ありがとうございました。




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2016年6月7日発売
モダンリビング
http://www.hearst.co.jp/brands/modernliving


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