2015年10月アーカイブ

極める力




第2回目の今回は私のもう一つの顔である船に関するビジネスについて少し書こうと思います。


船には究極のリラックスがあります。


私の考える究極のリラックスは、緊張の後に訪れるリラックスです。船には常に緊張が伴います。危険に対する緊張です。エンジンは大丈夫か? 船体は? 風は? 波は? ゲストは?というようにたくさんの心配があり緊張が伴います。港に入り、もやいロープを取った時に初めて緊張が解けます。そしてのんびりと船で過ごす。そこで感じる安堵が究極のリラックスだと感じられるのは、やはり緊張からの解放という落差なのだと思います。
ずーっと安堵の中にいるリラックスには魅力を感じません。やはり興奮と感動とリラックスが大事なのです。ともすれば、その一瞬かもしれない究極のリラックスを得るために船に乗っているのかもと思える事もあります。
船に乗り海に出る。この行為に至る方々は陸からはみ出すパワーを持っていると常々感じます。私もそうですが、海にはとても魅力的な興奮と感動があります。


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私は子供の頃から釣りが好きで、朝早起きをして群馬の川や沼に釣りに行きました。どの石の下に餌を流せば毎週必ず魚がいるとか、自分のフィールドの中での楽しみを広げる面白さがありました。フィールドが海に代わり、海の釣りにも傾倒してゆきました。
海は広い。自分の狙った魚を釣るには、子供の頃からの憧れていた船が必要です。




まだ稼ぎの少なかった頃無理して買った船は、エンジンが壊れていたりしました。自分で修理して、調子の良い時にだけ海に出る事ができるというような、今考えると危ういマリンライフの始まりでした。その時代に船のメンテナンスの基本を学び、船の仕組みを知る事ができました。
海に出ると、船は木の葉のように波や風に翻弄されます。
少しでも大きな船に乗りたいと思うようになるのは自然な流れです。毎日寝る前に船の本を読んで寝るという生活を続けると、買いたい船を買うためには稼がないと買えない、という事が明白になり、本を閉じて仕事に没頭する。そんなモチベーションで頑張った時期を懐かしく思い出します。やがて島に遊びに行ける船を購入して、新島へクルーズしました。




そこで衝撃の出会いがありました。カジキです。釣ったわけではないのですが、新島の港に入ると誰かが釣ったカジキが港に吊るされていました。100キロ位あったでしょうか。あまりの迫力に圧倒されました。こんな怪物が釣れるのか!こんな近くに泳いでいるのか!と興奮した事を覚えています。


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「カジキを釣りたい」そう思い始めました。
思うと突然走り出します。思考と行動は常に一致しています。カジキが釣れる船が欲しい。頑張って仕事をします。そしてなんとか船を購入しました。そしていざカジキ釣りへ・・・・しかし当時は今のように情報がありません。約2年間追いかけ回しましたが釣れませんでした。どこでトローリングすれ釣れるのかさえもわからないような状況です。そして大島の友人に乗ってもらい、三宅島で初めてのカジキを釣ったのが3年目のシーズンでした。それからはコツがわかったのか、高確率でカジキを釣る事ができるようになりました。すっかりカジキに夢中になりました。


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当時不動産業をしていましたので、1年中暇でした(笑)。準備も十分な時間を使い、時間さえあれば日帰りでも三宅島に通ったりして。開業間もない横浜ベイサイドマリーナでは、一番燃料を使った船にもなりました。そうして深く船を理解して、船の近くに身を置きたい船中心の生活にしたいと短絡的とも言える、船のビジネスの世界に入っていったことは必然であったと感じます。自分が乗りたい船を日本に紹介して、日本に輸入して販売する。世界の名艇と言われるカジキ釣りの船をほとんど輸入し、乗ってみてさらに船に傾倒してゆきました。




Bertram、Hatteras、Garlington、Rybovich、Jimsmithなど、名だたる名艇を輸入しました。日本に初めて入ってきたブランドもたくさんありました。そうして世界のトップブランドを扱うようになり、そのブランドの生い立ちや、建造の哲学を理解して、どのようにブランドが成立して行くのかその過程も追いました。その中で名艇たちの良い点と弱点も知り尽くしてゆきました。
そうして、これより良いものができるのではという気持ちが確信に変わった時に、必然的に世界一の船を目指して独自の船の建造を始めました。


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カジキの世界記録を破るための船。レコードブレーカーの意味を込めてBREAKERS(ブレーカーズ)と命名しました。
たくさん造ることはできませんが、自分のセンスと技術の表現の場として造船があると思っています。妥協はしません。世界一を目指していますので、ものを作ろうとする人間と、単なる趣味の人では当然その目線の先にあるものが違います。見る視点が違うという部分が大きいでしょう。何年経験していても目線が違えば世界の名艇を抜くことも、抜こうとも思わないでしょう。
どんな作り込みをしているのか?なんでこれが実現できるのか?なんでこのブランドは人気があるのだろう?どうして伝説のブランドになれたのだろう?様々な疑問に全て明確に私なりの答えが見出せた時に、夢は結実するのだと思います。大いなる挑戦は続いています。物作りは「自分ならこうする」ということを形にして示すこと。その「自分」がなければ物は生まれません。
その自分の引き出しが空っぽだと物も生み出せません。常に自分のセンスを高め、様々な経験から学ぶ事が大事だと思い世界を飛び回ります。そしてスポンジのように吸収します。


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異国の文化生活様式、そして違いを理解して行く事が大事です。世界から見た「日本」という視点も物作りにはとても大きな影響を与えます。そして日本から世界へ何が発信できるのか?夢は形にして具現化しないと理解されません。形にできる技術と知識に加えてそこにセンスがなければ、魅力ある物とは当然なりえません。デザインに万能はありません。あくまでもこれは「個」の好みですから(笑)。一部の人にさされば良いと思わないと魅力的なデザインは生まれ得ないし、表に出すことさえ恥ずかしくてできないのではないでしょうか?




船は単に物ですが、この船がもたらす興奮と感動と究極のリラックス。そして友人たちとのそれらの共有は、人生に彩りを与える事のできるラグジュアリーです。


船にはインテリアがあります。
船を作っても、そのデイスプレイ棚に自分のイメージした物と異なる物を置かれたのでは、デザインの完結にはなりません。だから私はオブジェからグラス類、タオルからスリッパまでトータルでコーディネートします。最後に香りのコーディネートもします。




また、どこのケータリングを呼んで、パーティをこのようにして、という段取りも大好きです。物へのこだわりが事を呼び、人を呼び、良きご縁を作り出す。これが物作りのこだわりの結実であると思います。インテリアへの傾倒は必然的にB&B ITALIAを呼び寄せ、再びその業界では素人として次への挑戦を始めるのです。


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"実践する人"="会社"




新生B&B ITALIA Japanの野澤です。
以降4回に渡るブログ形式の連載になります。  


私の人生は興奮と感動とリラックスがテーマです。
興奮と感動はいうまでもなく人生に彩りを与えます。そして興奮と感動を得るには挑戦も必要になります。その後に訪れるリラックスが真のリラックスだと考えます。




B&B ITALIAにはたくさんのデザイナーが関与しています。
Antonio Citterio (アントニオ・チッテリオ), Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ), Naoto Fukasawa (深澤 直人さん) , Vincent Van Duysen (ヴィンセント・ヴァン・デュイセン), Zaha Hadid(ザハ・ハディド), Paolo Piva(パオロ・ピーヴァ), Mario Bellini(マリオ・ベリーニ)など、綺羅星の如きデザイナーたちがB&B ITALIAのプロジェクトに携わっています。
そしてそのデザインを実現するために製造過程を考慮して、デザイナーの意思を具現化して、タイムレスな価値のある製品として世に出す能力がB&B IITALIAには存在します。


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B&B ITALIAは長きにわたり日本市場に紹介されてきました。
なぜ新たに私がやる事になったのか?という事を不思議に思う方も多いと思います。4回を通じて私の考えを皆様にお伝えできれば幸いです。








まずは私の自己紹介から。
1963年群馬県桐生市で生まれました。日本大学在校時もいわゆる学ランをきて硬派な体育会系といった学生生活を極めていました。勉強が嫌いで、いつも遊びの事を考えて今に至ります。
大好きなものは代々刷り込まれていたせいか、不動産・土地や建物に特別の興味があります。その部分に根が生えている事は確かな事です。その土地の置かれている環境、持っている可能性、また新たな提案ができないか、などという見かたをしてしまいます。特に海際の土地には執着がありますね。海のない群馬で育ったせいか、海への憧れが強く、海際にいるととても落ち着きます。


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群馬県の桐生市というところは古くは織物の街として栄えていたせいか、ファッションに興味のある、粋な遊び心のある方々が多かったように感じます。実家の周りはファッション関連のお店が多く、たくさんの影響を受けていると思います。ファッションのビジネスに携わる方々はもちろんおしゃれで、こだわりもあり、その持ちものや車などにもこだわりが見受けられました。


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私は子供の頃に家の建て替えを経験しました。
その時の建築デザインをしたのが、当時青山で設計事務所をしていた親戚で、アーキブレーン建築研究所の水谷硯之氏でした。描いたラインから建物が出来て行く工程を毎日見ていて、すっかりデザインと物造りに魅入られてしまいました。 コンクリート打ちっ放しのモダンな建物にコーディネートされた家具はイタリアのalflex社製とCassina社製の家具でした。その時にイタリアの家具に触れ、そしてそのデザインと機能が持つ特別な力と、何年使っても色褪せないデザインの力を感じたことがその後の人生に与えた影響が大きかったと思います。


群馬県の桐生という昔織物で栄えた街で子供の頃ファッションに触れ、その世界に生きる方々のこだわり。そして建築の面白さや家具の魅力に触れ、その全てのこだわりに"生き方"="ファッション"という感覚が生まれたのだと思います。ファッションとは自分なりの「流儀」であり、なおかつ自分のためではなく、周りの方々を楽しくするということがキーワードかと考えます。
例えば何かのパーティーに参加して、華やかな和装の方がいたとします。その方はきっと主催者に敬意を払い、着付けと髪のセットと長い時間をかけてパーティーにいらっしゃいます。そしてパーティーに華を添えています。そうした気持ちを含め、ファッションは自分のためではなく周りを楽しくする効果があると思います。出かけるときに周りの雰囲気を盛り上げたり、自らの気持ちを高揚させるのがファッションの力ですね。


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家も同じ。家族単位でのくつろぎの場から、これからだんだんと「人を招く」という要素が増えていくと考えます。その時にもお客様を楽しくさせるファッションの要素が大事になると考えます。玄関にどんな花を生けるか、食事や飲み物でも表現できます。そしてインテリアのしつらえにもファッションがもたらす楽しさが大事な要因となることはいうまでもありません。B&B ITALIAを通して見えてくる日本の新しい生活提案。広い意味でのファッションの要素が建物やインテリア、そして招くという文化に大いに取り込まれてゆく時代のなかで、情報発信源であり"実践する人"="会社"になりたいと考えています。


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「アーネストコラム洒洒落落」第36回目の連載がはじまります。



アーネストとご縁が繋がった方々が、それぞれの視点で自由にテーマを設定し執筆いただく全4回の連載コラム「洒洒落落」。
次回より第36回の連載を開始いたします。

 
今回のゲストは、B&B ITALIA S.p.A.社日本正規総代理店として、「B&B ITALIA」及び「MAXALTO」を展開する「B&B ITALIA JAPAN」の運営をスタートした、安田造船所の代表取締役、アストンマーティンのディーラーであるアトランティックカーズの代表取締役会長を務める野澤 隆之さんです。




*** プロフィール ***


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野澤 隆之
Takayuki Nozawa

 
1963年生まれ


不動産ビジネスからスタート。
イタリアのクルーザーAZIMUTの輸入代理店の安田造船所の経営や英国スポーツカーブランド アストンマーティン正規ディーラーのアトランティツクカーズの経営など、ラグジュアリーブランドの取り扱いを中心に既成概念にとらわれない、独自手法によるライフスタイルの提案と実践の中で『日本のラグジュアリー』とは?を追求している。




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いつか抜ける自分の歯?境目は50歳!?




歯が抜ける最も大きな要因は歯周病です。
現代では成人の8割は歯周病に罹患していると言われています。
歯周病は、歯のまわりにある組織(歯周組織という)のいずれか、あるいはすべてに起こる疾患の総称で、歯周疾患とも呼ばれます。歯周組織は、歯肉(通称歯ぐき)、セメント質(歯の根の表面部分)、歯槽骨(歯を支えているあごの骨の一部)および歯根膜(セメント質と歯槽骨とを連結している膜)から構成されます。
主として歯肉から炎症が起こる歯肉炎や歯周炎と、かみ合わせの異常から非炎症性で破壊が起こる「咬合性外傷」に大別できます。
これまで、歯周病は一度かかったら治らない不治の病ともいわれてきましたが、20世紀末になってその原因が次第に明らかになってきました。歯肉炎や歯周炎は、口の中に住んでいる細菌によって起こる感染症であることに意見の一致をみています。そして、「咬合性外傷」は、歯周組織の適応能力を超えた力が加わることによって起こることもわかっています。




―危険信号は歯肉退縮―
歯周病が進行してくると歯肉の退縮(gingival recession)が起こってきます。そしてこれが徐々に進行し歯は徐々にグラグラしてきます。


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■上の写真は20代の方です。
八重歯がかわいいのは10代までですね。。。
八重歯の人は歯が骨の中心から唇側にずれて生えているので歯肉退縮を起こしやすいです。




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■上の写真は30代の方です。
歯並びが悪く骨の中心からズレて歯が生えていて、上下の噛み合わせが悪いことによる咬合性外傷、不良補綴物(合っていないかぶせ物)などの要因で歯肉退縮が起こりやすい状態に加え、歯並びが悪いため食べかすが溜まりやすく細菌感染を起こし、出っ歯による口呼吸によって歯周病が助長されてしまい、かなり進行した状態です。こうなるともう手立てはありません...。






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上の図は年齢別の1人平均現在歯数、つまり年代ごとに何本歯があるのが平均なのかを調査(平成23年歯科疾患実態調査)した結果です。この図から分かるように、50代後半になると1人平均24.4本しかないんです。つまり、50代後半になると1人平均3.6本を失っていることになります。決して他人ごとではないのです。
ある日「なんだが歯がうずくな、、、」と感じます。その歯を触ってみると「なんとなく揺れているような、、、」そう思われたらアウトです。「しまった!!」と思っても、もう手遅れなんです。
「まあ、入れ歯にするからいいや」「ブリッジにすればいいんでしょ」「今はインプラントがあるから大丈夫」と思っている方。これがどれだけ苦痛なもので、どれだけ手間で、どれほど高額なものかを知って初めて後悔する方も多いのではないでしょうか。


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「きれいに整った歯並び、上下の正しい噛み合わせをつくりあげ、あとは定期メンテナンスだけ」この状態をつくりあげてあげれば将来後悔することもありません。そして何よりも「もっと輝ける自分を見つける」ことが出来るはずです。




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