2015年6月アーカイブ

別荘建築:「水」Part4

別荘建築:「水」Part4




今回の別荘建築は、テレビのロケ地として使用され、一躍有名になった作品をご紹介いたします。
フジテレビ系列の「COOL TV」枠内で放送されていたリアリティバラエティ番組「テラスハウス」の2013年10月 ~ 2014年9月の放映で使用された、海岸近くの高台に建つ物件です。




海を臨む「水」の別荘建築を計画した際に重要になるのは、土地の最大の魅力である眺望をいかに効果的に取り込むかに尽きると思います。海岸線に対してフラットに開口を設ける設計が一般的ですが、こちらの作品は、土地のロケーションを最大限に活かし、海に迫り出すように設けたV字の大開口が180度のパノラマを実現しています。リビングに設けた階段からの景色は、まるで海に浮いているかのような視覚的効果を生みだしています。
海側のみをV字に開き、他は壁で囲むことで周囲の住環境の気配を完全にシャットアウトし、囲んだ壁は潮風や砂から住まいを守る役割も果たしています。
リビングの開口の向こうには水盤を設け、リゾート感を演出。水盤のブルーの先に広がる海と青い空。鮮やかな青い色を引き立たせるために、室内のベースは白を選択いたしました。水盤の水の揺らぎに光が反射し、リビングの白い壁や天井に美しいリフレクションを映し出します。


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リビングから見える景色は、海と空のみ。






キッチンはアイランド型とし、洗い物や調理をしている時でも視線を上げれば海が望め、コンロに向かっている時も、テラスと繋がる開口から空や海を感じることができます。日常的な食事の準備も見える景色によって、いつもとは違う感覚を味わうことが可能です。
また、別荘の楽しみのひとつでもあるバスタイムは、雄大な海の眺めが愉しめるように2面がカラス張りの大開口とし、露天風呂のような感覚で空と海を思う存分満喫できます。


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キッチンを含め、シンプルですっきりとしたインテリア。


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バルコニーと隣接したバスルームからの眺め。






太い柱をはじめとする躯体も白で統一することで、躯体美を強調。開放的な空間であっても、強堅な躯体を強調することで、守られているかのような安心感を与えてくれます。
「空と海にのみ向かって開かれた景色を眺めていると、ここが日本なのかもわからなくなってしまう非現実感が気に入っています。」と語るオーナー。家の中のどこにいても、空と海を感じられる贅沢な作品に仕上がりました。






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ツバメの巣立ちを見守って

ツバメの巣立ちを見守って




現在、別荘建築の連載中ですが、建設現場にツバメが巣をつくったという、ハートウォームなニュースが舞い込んで参りましたので、本日、別荘建築の連載はお休みをさせて頂きます。




3月中旬ごろから暖かい日本の地域で見られるようになるツバメですが、渡り鳥のツバメは、あんな小さな体で海を何千キロも超えて日本にやって来ます。ツバメの飛行能力は極めて優秀で、渡りの時は1日300㎞以上移動するそう。高速で飛行し、航続力も優れているのだとか。普段は時速40~50キロくらいですが、最高速度は200キロになることも!ツバメは飛んでいる虫を飛びながらとり、水を飲むこともできるそう。だから、長距離の移動が可能なんですね。「飛びながらエサ取り、飛びながら水を飲む...」ツバメはとても器用ですね!


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ツバメ界では尾が長いオスがモテるそう。






ツバメは害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされ、ツバメが巣をかける家は「縁起がいい」、「吉事がある」、「病人が出ない」などといって喜ばれています。そんな縁起の良いツバメが弊社の建築現場のポーチ軒天部分に巣作りをし、雛がかえりました!近年では、糞などの問題から巣を除去することも多いのですが、お施主様のご意向で巣立ちまで見守ることに。工期も1ヶ月伸ばして頂きました。


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カラフルなテープはカラスよけ。今後は巣のまわりを囲んだ防護柵を取り付け、雛をカラスから守る予定です。






雛が巣立つまで約3週間。その成長を楽しみに巣立ちまで見守りたいと思います。


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孵化した雛たち。巣から頭をのぞかせています。






来週のブログは、別荘建築の連載を掲載いたします。
お楽しみに!






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別荘建築:「樹」Part3

別荘建築:「樹」Part3




第三回目の別荘建築は周辺の環境と調和した「樹」の別荘をご紹介いたします。




豊かな緑の中に建つこちらの別荘は自然の素材をふんだんに取り入れることで、景観に馴染む自然と調和した作品です。
森に溶け込むような色彩や素材で構成され、庭にはウッドチップを敷き詰めました。庭を散策するたびに木々が香り立つような、そんな豊かな自然の温もりを感じることができます。また、敷地内に設けた散策路は愛犬のドックランとしても活用され、愛犬と伸び伸び過ごすための工夫も施されています。


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木々の中に自然と溶け込み、柔らかな木漏れ日を受け、静かに佇む自然と調和のとれた外観。






湿気の多い土地柄とウィークエンドハウスとして使用されるため、湿気がこもらないよう高床式になっています。高床式にすることで視線が一段高くなり、ゴルフ場のフェアウェイを臨める土地の長所も活かされました。室内とフラットに繋がる広々としたウッドデッキは、敷地の1/4以上を占めており、野外ステージのよう。バーベキューコーナーも完備され、木洩れ日の下で家族と友人と愉しいひと時が送れます。


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まるで、木々に包まれるような外観。庭にはウッドチップが敷き詰められています。






離れのようなリビングは平屋でありながら、外に向かって開かれるように勾配天井となっています。3方向が開口となっているためどこにいても緑を愛でることができ、正面の大開口は重厚な柱が、額縁のように景色を切り取ります。


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離れのようなリビングはフェアフェイが見える特等席。木の温もりを感じるインテリアは森の緑と調和します。






二階のバスルームは窓をフルオープンにすることができるため、森の中の露天風呂のような味わいを堪能でき、森林の香りが辺りいっぱいに広がります。タペストリーガラスでプライバシーを守りながらも、開放感のあるバスルームは清々しい風が流れます。


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木々の緑が近い、見晴らしの良いバスルーム。






趣味のゴルフを楽しみ、豊かな自然の中で心と身体を解き放ち、空気やリズムに寛ぐ。そんな自然の息吹を感じる作品です。


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別荘建築:「水」 Part2

別荘建築:「水」 Part2




前回の別荘建築連載では「樹」の別荘をご紹介させて頂きましたので第二回は「水」の別荘を取り上げたいと思います。
昨年の2014年12月6日に発売されたモダンリビング218号でハーバーに隣接した別荘をご紹介頂き、多くのお客様から反響を頂きました。こちらの物件をブログでもご紹介させて頂きます。


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モダンリビング218号




数ある別荘地の中でも珍しいボート停泊施設(バース)付別荘の計画で、「別荘で過ごす休日は日常を離れ、家族や友人と非日常の空間を愉しみたい」というオーナーのご要望からプランをスタートいたしました。


間接照明の光のラインに導かれるように照明を落とした廊下を進むことで外の世界(日常)との切り替えを意図とし、その先には高さ7.7mの吹き抜けのリビングが拡がります。開放的なLDKを建物の核とし、その両サイドにプライベートゾーンとゲストゾーンを設け、各居室空間を繋ぐ架け橋の役割もLDKが果たしています。大開口は弧を描くラインとし、リビングから少し高くなるキッチンからの視線は放射状に拡がり、ハーバーの景色を一望。生活感の出やすいキッチンはリビング空間にあっても生活感が表に出ないよう、換気扇や水栓器具の選定、扉などの仕上材の質感、面材の映り込みまで配慮した計画となっています。


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アールの大開口を持つLDKを中心にプライベートゾーンとゲストゾーンに分棟したプランが外部からも伺えます。


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雰囲気のある夜のダイニングキッチン。




また、ダイニングキッチンの天井をガラスで仕上げたことで抜け感を演出。海が北側にあるためリビングが北向きの配置ですが、2階の吹き抜けに面した南側の開口からガラス床越しに光を落とすなど、3Dモデリングで開口部からの光の入り方やそこから見える景色を再現し、検討することで北側に位置するリビングでも明るく開放的なLDKを実現いたしました。


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キッチンから見た景色は視線が外まで一直線に抜け、天井もガラスで仕上げているため広がりのある空間となりました。


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2階部分の床をガラスで仕上げることで南側の開口から入る光を1階に落とし、明るい空間に。




スイッチ類はホームオートメーションシステム(エコナビスタ)を採用することで極力壁面に現れない配置が可能となり、徹底的に生活感を抑えた空間に仕上げています。スマートフォンで照明・空調・床暖房・電動カーテンの制御を行い、さらには電気錠の施開錠管理も同システムに組み込まれているので、利便性や機能の向上も図っています。別荘を訪れる前に遠隔操作で換気を行い、冷暖房を事前に稼働しておくことも可能です。




広々としたテラスには外部用の家具DEDONが置かれ、アウトリビングとして海風を愉しみます。テラスの下にはクルーザーが横付けされ、階段を降りればすぐにクルーザーに乗り、いつでも海を航海することが可能です。生活感を感じさせない空間で、究極のリラクゼーションを堪能し、英気を養う。そんな、別荘ライフを実現した作品です。


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