香港の建築事情

香港の建築事情






先日、香港で活躍している俳優の方からご依頼がございました。
和モダンのテイストにリフォームしたいとのご要望で、日本の設計事務所をご希望されており、弊社が担当させて頂く事になりました。
現地のご自宅を拝見させて頂くため、香港に行った際に感じた、日本との違いや香港の建築事情をご紹介したいと思います。






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香港には建材街と呼ばれる地区がございます。
銅鑼湾駅を降り、歩いて5分程の道の両側に、金物・フローリング・タイル・石材・設備機器・建具などのお店がずらっと、500m程連なっています。ここに来たらほとんどの材料が揃うほど、充実した品揃えです。







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床・建材店


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衛生器具店


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床・フローリング専門店


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タイル・石材店


特に石材店は、産地国だからなのでしょうか、日本では見かけない変わった天然石がたくさん並んでいました。








香港に来て一番驚いたのが、建築現場の足場です。
日本では一般的に単管(たんかん)と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて足場をつくることが多いのですが、香港では「竹」が使用されています。高層ビルでも竹と紐で足場が組まれていました。






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歩道の上に組まれた竹の足場


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超高層ビルでも竹が使用されています!






中国では竹は縁起物で、生命力が強く、真直ぐで、葉を落とさない吉祥の植物として崇められているそうです。また、成長が早いことから出世の象徴でもあるとのこと。
でも、足場に使うのは私達の感覚からすると驚きです!見ていてヒヤヒヤしましたが、怖くないのでしょうか?




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台板も無くかなり湾曲していますが大丈夫なのでしょうか・・・


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街にはたくさんの竹を積んだトラックが






香港で足場に竹が使われる理由の一番は低コストですが、他には軽量という点。運搬も組み立ても解体も軽量な為、作業が簡単に行なえます。実際に建築現場では、紐を解き、バケツリレーの要領でどんどん足場が解体されていきました。
また、高温多湿な気候の為、鉄が錆びやすいという理由もあるようです。






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上から下へ竹が手渡され、どんどん解体が進む足場






組み立てるのは「スパイダー」と呼ばれる足場職人。竹の足場(竹柵・ジョンパン)を組める職人になるため、国が定める一定のコースを履修しなければならないそうです。
私達が設計する現場でもきっと、足場には竹が使われるのでしょうね。
文化の違いはあれど、『安全第一』は万国共通の認識だと思います。
これからも文化の違いに触れる機会が出てくると思いますが、お互いの良い点を採り入れて、進めていきたいと思います。
香港プロジェクトの進捗がございましたら、ブログ、ホームページにてお知らせいたします。

お楽しみに!








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